人前式での立会人からの問いかけについて!例文教えます!

ご結婚、おめでとうございます。

私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。


結婚式の挙式スタイルを人前式にしよう!と決められた方の中で、「内容どうしようかな?立会人の問いかけってどうしたらいいかな?例文とかあるのかな?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は人前式での立会人の問いかけについてご紹介致します。



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人前式での「誓いの言葉」とは?

人前式とは、ご列席されたゲストの方に新郎新婦が愛を誓うスタイルのことを言います。

その人前式での特徴は、お二人から、ゲストの方に「誓いの言葉」というこれからの生活においての二人の約束事や、今思っている思いのたけを誓ってもらう儀式があります。

人前式のプログラムや内容はこれと言った決まりがあるわけではなく、「誓いの言葉」もお二人で考え、お二人で誓われる方や、ご列席のゲストの方にご協力いただき、「立会人」というものを立て、愛を誓うスタイルも最近では流行っています。

立会人からの問いかけってどんな方法があるの?

立会人を立てて、誓いの言葉を言われる場合
(1)誓いの言葉の内容を新郎新婦が考え、それを立会人に読んでもらう方法
(2)誓いの言葉の内容を立会人に考えてもらい、立会人に読んでもらう方法
(3)立会人が考えた内容を新郎新婦は挙式のタイミングまで知らない状態で、当日初めて内容を聞くプチサプライズのような方法
があります。

立会人も誰にしないといけないという決まりもなく、ご両親、ご友人、職場の方、小さなお子様等、ご列席の方であれば、どなたでも行っていただくことが可能です。


人前式での立会人からの問いかけ例文【両親から】

私個人としては、人前式で立会人を立て、問いかけをしてもらうのは、ご両親からの問いかけが一番あたたかく、感動する挙式になると思っております。

方法としてはいくつかありますが、スタンダードのものだと、
(1)新郎の父親(両親)から新婦へ、新婦の父親(両親)から新郎へ、それぞれのご家族様からお互いの娘息子に問いかけをするパターン
(2)新郎の父親(両親)から新郎へ、新婦の父親(両親)から新婦へ、ご自身の娘息子に問いかけをするパターン
があります。

お互いの娘息子に問いかけをするパターンが、個人的にはオススメです。

内容としては、なかなか文章を考えることが苦手なご両親様には、「娘息子さんが幼少期どんなお子様だったか」「どんなことが好きだったか」「お子様の注意事項」「これからどんな風になって欲しいか」等質問を書いた紙を渡し、それに記入をいただいてから、文章を作ることもありました。

例文としては、

娘の○○は、小さい時から活発でいつも怪我ばかりしている危なっかしいおてんば娘でした。(幼少期の話)

昔から動物が好きで、よく家族で動物園に行っていました。(好きなこと)
頑固で一度決めたことは曲げないところはありますが(お子様の注意事項)

誰よりも人思いで、優しい子です。これからもたくさん動物園にも連れていってあげてください。(これからの願い)

娘の○○を一生大切にしてくれると誓いますか?(誓いの言葉)

その後、新郎に問いかけを行い、新郎が「はい、誓います」と言うところまでが1セットです。

もちろん、あくまでも上記は例文のため、内容は十人十色です。お手紙のようなかたちで問いかけをされる方もいらっしゃいます。

どれもお子様のことを話されるご両親の顔も穏やかで、ゲストの方も感動で涙されている方もおり、会場全体がとてもあたたかな雰囲気に包まれる素敵な時間となります。




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人前式の立会人の問いかけ例文【まとめ】

人前式で立会人に問いかけしてもらう場合、誓いの言葉の内容を新郎新婦が考え、それを立会人に読んでもらう方法、誓いの言葉の内容を立会人に考えてもらい、立会人に読んでもらう方法、立会人が考えた内容を新郎新婦は挙式のタイミングまで知らない状態で、当日初めて内容を聞くプチサプライズのような方法があります。

ご両親に人前式の立会人をお願いしたいと考えている方は、会場によっては例文を用意しているところも多いため、一度担当のウエディングプランナーさんに内容をご相談され、文章の作成に取り掛かっても良いかもしれませんね。

ご家族様参加型の結婚式は、とてもあたたかな雰囲気となり、素敵な時間となるため、立会人を誰にしようか迷っている方は、ぜひご両親にお願いしてみるのはいかがでしょうか。