披露宴での出し物なしはつまらない?余興なしの場合って?

ご結婚、おめでとうございます。

私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。


「披露宴での余興なしってどうですか?」「出し物なしだと間延びしたり、盛り上がりにかけたりしますか?」と披露宴の進行を決める打ち合わせでご相談されることが多々ありました。本日は披露宴での余興についてご紹介致します。




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そもそも披露宴での出し物ってなに?

披露宴での出し物とは、俗に言う余興のことになります。

余興と言えば、イメージされることで多いのは、ご友人や職場の方々から歌やダンスの披露、中には楽器演奏や太鼓、舞踊など新郎新婦に関係のある内容をされる方もいらっしゃいます。

余興は誰がしないといけないというわけではなく、基本的にはご列席のゲストの方がされることが大半ですが、地域の祭りの演舞や演奏の披露をゲストの知り合いの方が余興のために、駆け付け、披露をされることもありました。

もちろん、ご親族の方でも良く、中には新婦の父が演奏します、歌を歌いますという余興もありました。

余興と言えば、その場で盛り上がる歌やダンスがひと昔前は主流でしたが、現在は新郎新婦に向けたメッセージビデオの率がかなり高くなってきています

理由としては、「新郎新婦に何かかたちに残るものをプレゼントしたい」「ゲストが人前に出て出し物をすることに抵抗がある」「余興ってなにをすればいいか思いつかない」「一緒に余興するメンバーが遠方のため、集まって練習をする余興は難しい」等様々ですが、最近は実際に披露宴の場で前に出て行う余興が少なく、メッセージビデオのクオリティもかなり高く、ゲストの方も新郎新婦も喜ばれている印象です。

披露宴での出し物なしはつまらない?

正直、ウエディングプランナーから言わせていただくと、出し物なしの披露宴がつまらない、ということはありません。

というのも、最近は余興をしない披露宴もかなり増えてきているのです。

どうしても余興をお願いすると、お願いされたゲストは準備が大変で、当日も緊張してご飯が喉を通らない等負担が大きくなります。

その分、余興なしと決めてしまうと、ゲストへの負担もなく、余興の時間は1組5分から10分程度となりますが、その分新郎新婦と話をしたり、写真を撮ったりと触れ合える時間が増えるため、ゲストも楽しく披露宴を過ごしていただくことが出来ると思います。

披露宴の出し物なしの場合ってどうするの?

出し物なしの場合は、「特に何もしない」という方が多いです。

何もしないというよりは歓談の時間が増え、ゲストとお話をしたり、写真を撮ったりする時間に充てるようになります。

今まで参加した結婚式で「新郎新婦とあまり話せなかった、写真が一緒に全く撮れなかった」と思われている方は、やはり披露宴内でもゆっくり出来る時間を取りたいと思われている方は多いです。

もしくは、ゲストと会場全体を巻き込んで、イベントをされる方(ドレスの色あてゲーム、二人にまつわるクイズ大会、じゃんけん勝ち抜き大会など)もいらっしゃいます。

中には、ゲストに楽しんでもらおうと、新郎新婦が出し物をサプライズでされる方もいらっしゃいます

二人が一緒にダンスをしながら入場をして会場を盛り上げたり、新郎が新婦へサプライズでお手紙を読み、花束を渡すプロポーズの演出をしたりする方もいらっしゃいました。




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披露宴の出し物なしってあり?【まとめ】

披露宴での出し物なしはつまらないわけではありません。

むしろ、近年ではゲストの方に負担をかけないように余興なしの披露宴も増えてきています。

余興なしの場合でも、新郎新婦との触れ合える時間が増え、ゲストの方はとても喜ばれています。

余興をすることにより、会場全体を盛り上げたいという方は余興をすることもおススメですが、普段なかなか会えないゲストとの時間を大切にしたいとお考えの方は、思い切って余興なしの披露宴もおススメですよ。

どんな披露宴にしたいのかをイメージされながら、披露宴の進行を決めていくと、お二人がしたい演出や時間の使い方が見えてくると思うので、ぜひ、お二人でご相談されながら、決めていってくださいね。