結婚式場の仏滅割引ってあるの?六曜で離婚率は変わる?!

ご結婚、おめでとうございます。

私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。結婚式場を決めるにあたって、いくつか特典が付くことがあります。



よくブライダルフェアにお越しになったお客様に「仏滅割引ってあるんですか?」と聞かれることがありました。本日は結婚式場の仏滅割引や六曜についてご紹介致します。





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そもそも六曜とは?

なんとなく結婚式は「大安」がいい!と聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。六曜とは毎日の縁起の良し悪しを占う考え方です。種類は6種類あります。

六曜(ろくよう)は六輝(ろっき)と記載されることもありますが、意味は同じとなります。

六曜の種類(結婚式において)
(1)大安「たいあん」 何事にも最高の吉日。結婚式など慶事ごとに良い。
(2)友引「ともびき」 友を引くという意味があり、大安の次に良い。
(3)先勝「せんしょう・さきがち」 何事においても即行動すると良い。午前は吉。午後は凶。
(4)先負「せんぶ・さきまけ」 何事にも控えめに、急用は避けた方が良い。午前は凶。午後は吉。
(5)赤口「しゃっこう」 何事にも凶の日。だが、正午のみ吉。
(6)仏滅「ぶつめつ」 何事にも凶の日。結婚式など慶事ごとには避けることが多い。

となります。

大安・友引が結婚式では吉日とされていますが、六曜が気になる方は、先勝には午前中スタート、先負には午後スタート、赤口には正午(11時~13時でも可)からスタートすると、吉日となります。

結婚式場で仏滅割引ってあるの?

六曜上では、仏滅は凶の日とされており、昔から避けられる方が多いことが現状です。

ただ、仏滅を避けて結婚式をしようと思うと、結婚式の空いている日程がかなり限られてきてしまうのです。

そのために結婚式場側としては、多くの方に結婚式を挙げていただきたいため、「仏滅割引」というものを用意し、会場や日程によっては5万円~10万円、多くて20万円前後割引が付くこともあります。

ひと昔前までは六曜を気にされる新郎新婦様も多く、お二人が気にしなくとも親御様が絶対に大安で!というカップルが多かったです。

しかし近年では、六曜を気にされる方もかなり減り、むしろ仏滅割引があるなら、仏滅にしたい!と言われる方もいらっしゃるほどです。

結婚式場の日程はずっと記念日として残りますが、六曜は毎年変わります。

そのこともあって、近年では六曜を気にせず、日程を重視して決められる方も増えてきているため、そもそも仏滅割引をせずとも仏滅の日程が埋まっているということもあるのです。

そのため、仏滅割引がそもそもない結婚式場もあるため、気になる方はブライダルフェアのときにウエディングプランナーに聞いてみてくださいね。

六曜によって離婚率って変わるの?

私の主観ですが、正直離婚率は変わらないと思います。

大安で挙げた方も離婚する方はされますし、仏滅で挙げた方も離婚しない方はしません。

むしろ絶対に大安!と決めつけで結婚式を決めてしまうカップルの方が、色々な決まり事やしがらみを作ってしまい衝突しやすいこともあるかとも思っています。あくまでも私の主観です。

先ほど申し上げたように、六曜は毎年変わります

もちろん、結婚式は人生の中でも晴れの日であり、大切な日であるため、吉日に越したことはありません。

ただ、だからといって今後の結婚生活が上手くいく、上手くいかないは、正直六曜は関係ないかと。

仏滅で結婚式をして、離婚した場合は「仏滅に結婚式したからなー」と後付けの理由にはなるかもしれませんが。




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結婚式場は仏滅割引があるの?【まとめ】

六曜とは毎日の縁起の良し悪しを占う考え方で、「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6種類があり、「大安・友引」が結婚式では吉日とされています。

六曜によっては、挙式のスタート時間を変えることにより、吉日になる六曜がほとんどのため、どうしても六曜が気になる方は、六曜で挙式のスタート時間を決めても良いかもしれません。

結婚式場において、仏滅割引というもがあり、会場や日程によっては5万円~10万円、多くて20万円前後割引が付くこともあります。

ただ近年では六曜を気にされない方も増えてきているため、仏滅であっても、日程が埋まりやすい傾向があります。そのため、仏滅割引自体ない結婚式場も多いため、仏滅割引が気になる方は、事前に結婚式場にお問い合わせされても良いかもしれませんね。

結婚式を挙げた日の六曜によって、離婚率やこれからのお二人の結婚生活が上手くいく、上手くいかないは関係ないと思っています。

ぶつかってしまいそうな時は、結婚式の時の楽しかったことを思い出し、お互い思いやる気持ちを大切にしていれば、六曜なんて全く気にならないと思います。

どうしても結婚式は「大安」がいい!と思われる方は、空き状況はどこも激戦区です。とにかく、お早めにブライダルフェアに行き、会場を申し込まれることをオススメします。