クロスカントリースキーのポールの選び方は?おすすめアイテムも解説!

数あるスキー種目の中の一つにクロスカントリースキーがあります。

スキーというと一般的にはゲレンデを滑走するスキーを想像する方が多いと思いますが、最近では、斜面を下るだけではなく平地・登りもありポールを使っての全身運動ができるので健康づくりとしても人気が出ています。


今回は、クロスカントリースキーを始めるにあたりよく疑問に挙げられるポールの長さについてご説明していきます。



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クロスカントリースキーとは

クロスカントリースキーとは、スキーとポールを用いて雪原を滑るウィンタースポーツです。

リフトを使うことは無く、平地を進んだり急な坂を登ったりします。

日本ではTV放映が少なくマイナーだと思われるかもしれませんが、日本の雪国の小学校では冬の体育の授業として行われている所もあります。


クロスカントリースキーの走法

クロスカントリースキーには大きく分けてクラシカル走法とスケーティング走法の2種類があります。

クラシカル走法

コース全般につけられた2本の溝の中を滑ります。スキーを交互にキックして進みます。

スケーティング走法

クラシカル走法よりも短い板・長いポールを使用します。

滑り方は足をV字に左右へスライドしながら滑り、クロスカントリースキーの中ではスピードの出る走法です。


クロスカントリースキーのポールの長さの選び方は?

クロスカントリースキーの走法には大きく分けて2種類ありました。

走法が違うということは、それに適した用具がありますので走法に合わせた用具を使用する事が大事です。

人によって使いやすさに好みはありますが、基本的な選び方があるのでそれを基準に自分にあったサイズのものを探してみてください。

一般的に、初心者の方はがスキー板を選ぶ際は短めが操作しやすいと言われています。

ポールの性能はシャフトのカーボン使用率、編み方、カーボンの質が大きく影響します。


クラシカル走法

クラシカル走法のスキー板は、滑走面の中央部分がうろこ状になっている物を選んでください。長さは身長プラス10㎝~20㎝程の物がおすすめです。

ポールの長さは身長マイナス30㎝~35㎝、もしくは身長×0.8程度を目安にしてください。


スケーティング走法

スケーティング走法のスキー板は、購入の際にスケーティング用と書いてあるものを選ぶようにしてください。

長さは身長プラス5㎝~15㎝程の物がおすすめです。ポールの長さは身長マイナス20㎝~25㎝、もしくは身長×0.9程度を目安にして下さい。


クロスカントリースキーのポールのおすすめ

ポールを作っているメーカーは数多くあり、初心者の方だとどれがいいのかわかりません。

ポールは上位モデルほど軽量でスウィングしやすく、硬く、しなりが少ないシャフトなのでパワーをより多く伝えてくれます。

ただし、良い質のものは価格もそれなりに高くなりますので自分の力量に合わせた物を選べるよういくつかのメーカーからおすすめを紹介します。

SWIX

高価格帯のものが多いですが、パワー伝達力が大きく上級者に好まれています。

KV+

上級者向けのモデル「トルネード」はSWIXと並んで人気モデルです。
「TEMPSTA」は価格と品質のバランスも良く中級者の方に人気があります。

YOKO

リーズナブルなモデルが多く、初心者や中級者の方におすすめです。



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クロスカントリースキーのポールの長さの選び方【まとめ】

オリンピックの影響もあり、徐々に認知されてきだしたクロスカントリースキーですが、まだまだ身近に楽しんでいる方は多くありません。

スキー場によっては、クロスカントリースキー体験を行っているところも増えており、少しずつ楽しめる環境が増えてきています。

スキー道具を一式揃えるとなると、走法に合わせたスキー板とポールが必要になりますので、体験・レンタルから始めてみるのはいかがでしょうか。

何度か体験してみる必要があるかもしれませんが、色々なものを使ってみて初めて自分にあった走法・道具の質や長さがわかりますので、楽しみながら自分にあった物を購入し、長くスキーを楽しんでください。