スキー板のワックスのやり方は?頻度や剥がし方も徹底解説!

スキーを楽しんでいると、滑りが悪くなりますよね。

シーズン中たくさん使ったスキー板の手入れをすることで、来年再来年と状態の良い板で滑ることができます。


逆に手入れを怠ると、思わぬ怪我に繋がってしまう恐れがあるので自分の板は自分で手入れできるようにしてみませんか。

店舗に持ち込んでチューンナップをしてもらう方法もありますが、興味があれば自分での手入れを覚えてみてください。

今回は、ホットワックスのかけ方・剥がし方をご紹介します。



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スキー板のワックスのやり方は?

ワックスの塗り方、剥がし方は下記の工程があります。

クリーニング(汚れを落とす)

板にワックスを塗る為には、最初にクリーニングを行い板を綺麗にしましょう

クリーニングをせずにワックスを塗ってしまうと、ワックスが剥がれやすくなったり、均等に濡れないことが多いです。

専用のクリーナーをクリーニング専用のペーパーにたらして拭き取ります。
拭き取ると黒い汚れがペーパーに付くので、汚れがつかなくなるまで繰り返します。


ワックスの生塗り(省く方もいますが、行うこと推奨します。)

ワックスを生塗りします。板に直接ワックスを塗り込みます。


ホットワクシング

ワックス用のアイロンを使用します。固形のワックスをアイロンに当てて溶かします。

溶かしたワックスをペーパーの上に落とし。ある程度落とし終えたらペーパーを引きながらアイロンで抑えます。同じことを2回繰り返し、板の温度が下がるまで冷まします。


スクレーパーで表面のワックスを剥がす

スクレーパーを45度程度傾けて、ワックスを7割程度剥がします。(目分量)


ブラシで磨く

全体にブラシをかけて最終仕上げを行います。



スキー板にワックスを塗ることのメリット

滑りが良くなる

スキー板の滑走面はワックスを塗らないと乾燥してきます。

その状態だとワックスと雪での摩擦抵抗が高くなり、滑りが悪くなります。ワックスを塗ることで滑りの良い状態を保てます。


スキー板の寿命が長くなる。

上記で記述したように、ワックスを塗らないとスキー板が乾燥します。

乾燥し酸化してしまいます。その結果、板が劣化してしまい板の寿命が短くなります。



スキー板にワックスを塗る頻度

スキー板にワックスを塗って(かけて)いても、そのワックスが永久的に続くわけはありません。

滑っているうちに少しずつワックスが落ち、最終的には無くなってしまいます。

ゲレンデの状態にもよりますが、雪質がアイスバーン状態になり固くなっている場合は、ワックスが削れやすく落ちやすいです。逆に、雪質がパウダースノーの場合は落ちにくいです。


人によって塗りなおす頻度は異なりますが、平均3回~5回といったところでしょうか。(私は1日に滑る頻度が多い為、毎回塗りなおしていました。)

ワックスの更新目安として、下記のような判断方法があります。

*以前塗ったソールが白く毛羽立っている。
*ソールに水滴を垂らしてみて、水を弾かずべちゃっと広がってしまう。(水を弾いていれば、水滴が小さな球状になります。)



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スキー板のワックスのやり方は?【まとめ】

私はいつも、スキーシーズンになると知人とワックス掛けをします。ワックス掛けを教えてくれた知人なのですが、一人でワックス掛けをするのは以外と時間がかかります。

ましてや初心者となれば更に時間がかかりますし、最悪わからなくて嫌になってしまうかもしれません。

知人と一緒にワイワイ楽しみながらワックス掛けをしているのでワックス掛けの時点で楽しんでいます。

スキーを楽しむ為に、楽しむ為の行動をしながら、楽しんでもらいたいです。

可能であれば、ワクシングの為の材料を買いに行ったときから「あーでもないこーでもない」と悩むことも楽しんでもらえると嬉しいです。