スノボで疲れるの理由と対策方法は?スキーとの比較も徹底解説!

スノボのイメージというと、楽しい反面かなり疲れるという意見が多いのではないでしょうか。

とくに慣れないうちは転ぶことも多く、帰る頃にはクタクタなんてことも。


今回はそこまでスノボで疲れる理由とその対策、そしてスキーとの比較について紹介していきたいと思います。



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なぜスノボはこんなに疲れるのか

雪山の寒さ

気温の低い場所に滞在していると、血流が悪化し、体内の血液や栄養素の循環が滞ることで体内がエネルギー不足になる可能性があります。

また、スノボ中にご飯を食べたり、ゴンドラに乗ったりと何度か温かい室内に入ることがありますが、外と中の寒暖差が激しくなると自律神経が乱れ、疲れる原因となったり、体調を崩してしまいます。

これを「寒暖差疲労」といいます。

予防策としてインナーや小物などでスノボ中の体温があまり下がらないようすることで室内との寒暖差を抑えるようにしましょう。


スノボに慣れていない

 
スノボ始めたての頃は正しい姿勢などが分からず、無駄な力を使ってしまいます

また、転倒することも多いため、起き上がるのにも筋力を使います。

そのため、初心者は短い時間でも思ったより疲れるという現象が起きてしまいます。
 

スキーとスノボはどっちの方が疲れる?

スキーとスノボのどちらが疲れるかという疑問を持つ人もいるでしょう。


ただ、この疑問に100%の回答をするのは難しく、今回の内容はあくまでもそういう可能性がある、という感覚で読んでみてください。

始めたてのころはとくにスノボの方が疲れやすいという印象があります。

スキーは両方の足でブレーキをかけることが可能なので転ぶリスクが少ないのですが、反対にスノボは滑る以上に止まることの方が難しく、慣れないうちは転倒してしまうことが多いです。

そのため、転倒して起き上がる回数を考えるとスノボのほうが初心者のうちは疲れやすい可能性があります。

また、平らな場所を移動するときにスキーであれば、滑ることが可能です。

しかし、スノボの場合は後ろ足で地面を蹴りながらでないと進めないため、斜面が少ないゲレンデの場合はかなりきついと思います。

ここまで読むと、スノボの方が断然疲れるという印象を受けると思います。

しかし、スノボも賢い方法を覚えれば、疲れづらくなりますのでここからは対策方法を紹介していきたいと思います。

スノボで疲れ知らずになる方法

正しく起き上がる

*仰向けに転んだ場合

1.座った状態で利き手で板の中心を掴み、もう片方の手で地面を押しながら、板にお尻を近づけていきます。
                
2.つま先を少しあげて、板を引っ張り板と体を近づけ,地面を強く押すことでお尻を浮かせて板から手を放して立ちます。このとき多少前かがみになることを意識してください。

*うつ伏せ状態で転んだ場合
1.四つん這いになり、両手で地面を押しながら体と板を近づける。

2.足がブーツに締め付けられるような感覚を感じたら、地面を強く押して立ち上がります。
このとき、少しのけぞる感じを意識してください。

大袈裟に体重の上下運動を行う


スノボでターンをする際に思った以上に疲れるのは下半身に力を入れて、無理に進行方向を変えようとしてしまうからです。

無駄な力を使わず、ターンをするために重要なのは体重の上下運動であり、曲げるときは膝を曲げて重心を下げ、曲がり終わりは膝を伸ばして重心を上に上げるようにしましょう。

慣れないうちは自分でもやりすぎと思うくらい大袈裟にやるよう心掛けましょう。


スノボ後の筋肉痛対策

スノボを楽しんだ次の日に襲い掛かってくる筋肉痛ですが、痛みを感じながら普段から運動しておけばよかったと後悔する方も多いでしょう。


筋肉痛の原因

まず、スノボでは普段使わない筋肉を酷使することが原因で辛い筋肉痛になります。太ももの内側がその例です。

それ以外の部位で筋肉痛になることが多いのはお尻とお腹ですが、この二つの部位は正しく滑れるようになれば、痛みに悩まされることが少なくなります。

お尻とお腹、どちらも普段使わない部位であることも原因の一つになりますが、それ以上に正しく体を使えていないことがより大きい要因になっています。

体全体を上手く使えず、無理やりターンをしていると特定の部位に負担がかかってしまいます。

それが原因で筋肉痛になってしまうのですが、逆にいえば筋肉痛がなくなることが上達の証拠になるでしょう。

筋肉痛を軽減する具体的な対策方法

①ウォーミングアップ
スノボは他のスポーツに比べ、準備体操をする人は少ないのではないでしょうか。最低限、軽いストレッチと余裕があればランニングなどを取り入れましょう。

注意していただきたいのが、ここでいうストレッチは前屈などの反動を利用した「動的ストレッチ」を指しているということです。

ラジオ体操をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

反動をつけない「静的ストレッチ」はクールダウンに適しているため、ウォーミングアップに用いてしまうと、心身がリラックスしてしまうことと、柔軟性と可動域が必要以上に向上することで、パフォーマンスが低下やケガのリスク上昇につながってしまいます。
②プロテクターの着用
筋肉痛の原因の一つである転倒の衝撃を防ぐにはプロテクターの着用がおすすめです。

ケガを防ぐことにもつながりますので、初心者の方はぜひ検討してみてください。
③クールダウン
出発ぎりぎりまで滑って急いで帰り支度、なんて方もいるとは思いますが、余裕をもってスノボを終えて、クールダウンの時間を設けてください。

入念にストレッチ(静的ストレッチ)を行えば、辛い筋肉痛も軽減されます。

ただ、筋肉を伸ばした際に痛みが生じた場合は肉離れを引きおこす危険があるため、無理に伸ばすのは禁物です。 
④お風呂に入る
お風呂につかり、血行を促進させることで筋疲労物質を流れやすくすることができます。

たくさん滑った日はゆっくりお風呂につかりながら軽くマッサージをして、リラックスしましょう。
⑤栄養のある食事と睡眠
意識的にたんぱく質やビタミンを摂取するようにし、バランスのよく食べましょう。また、睡眠も筋肉の疲労回復には欠かせません。



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スノボで疲れるのはなぜ?まとめ

 
いかがでしたか。

今回はスノボで疲れる理由とその対策方法について解説しました。

スノボは知識の有無で疲労度と楽しさが変わるスポーツです。

初心者の方はできるだけ経験者の方に教えてもらうか、ネットや本などで知識を蓄えることをおすすめします。


ここまで読んでいただきありがとうございました。