ミニチュアダックスフンドの珍しい色とは?どれ程種類があるのか

ミニチュアダックスフンドと言えば黒い毛並みに茶色のまろ眉毛、通称「ブラックタン」が有名です。

それ以外にも単色の「レッド」であったり、ブラックタンとは少し違う色合いの「チョコタン」なんかも人気です。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

街中で見かける毛の色はこのくらいですが、実はミニチュアダックスフンドには他にも様々な、珍しい色の子達がいます。


これから何種類がピックアップしてみますが、皆さんはどれくらいご存知ですか?

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ミニチュアダックスフンドの毛並みの種類と性格

まず、ミニチュアダックスフンドには3種類の毛並みがあります。

スムースヘアー

固くて短い毛が体に張り付くように生えていて光沢がある毛質で、とてもスタイリッシュな外見が特徴的。

性格は好奇心旺盛でアクティブな子が多いようです。

ワイヤーヘアー

上毛は短く固めです。

耳の毛はとても短いですが、眉毛と口周りは長めの毛が生えています。

パッと見はシュナウザーに似ているかもしれません。

性格的には陽気で好奇心旺盛。

気の強いところがありますが、信頼関係を築ければ、とても素敵なパートナーになります。

ロングヘアー

最後に紹介するのはロングヘアー。

全体的に長くてふわふわとした毛が生えており、光沢があります。

耳の毛も柔らかく長いので上品な印象を与えます。

尻尾の毛は揺れる度に旗を振っているように見えることから「フラッグテール」なんて呼ばれたりします。

上記の2種類より落ち着きがあり、やや大人しい性格です。

ミニチュアダックスフンドの珍しい色と種類

ミニチュアダックスフンドの毛色には単色・2色・それ以外、の3種類があります。


3種類の毛質と何種類かの毛色で多くのバリエーションがあるミニチュアダックスフンド。

皆さんはどんな子がお好みでしょうか?

単色

単色の毛色には、レッド、レディッシュイエロー、イエローの3種類に加え、この毛色に黒い毛「シェーデッド」が混ざった毛色もあり、その場合には「シェーデッドレッド」などと呼ばれます。

単色の毛色は、より濃くて、より鮮やかな方が良いとされているので、艶やかなレッドの毛色をした子は大変人気がありますし、高い価値があるとされます。

2色

続いては2色のカラーリングをした種類。

ブラックや濃いブラウン(チョコ)にタン(濃い茶色)やイエローの模様が入った毛色です。

「ブラックタン」や、「チョコレートタン」なんて呼ばれます。

最もミニチュアダックスフンドらしい毛色じゃないかなと筆者は思っています。

筆者宅の愛犬はブラックタンですが、耳の毛と頭の上の毛が、アッシュのような色をしていて、冠を被っているように見えます。

とても可愛いです。

それ以外

それ以外に分類されるものとして「ダップル」、「ブリンドル」、「タイガーブリンドル」があります。

ダップルの基本色はブラック、レッド、またはグレーです。

これらの色にグレーやベージュのまだら模様が入っています。

ブリンドルは、ダップルと同じようにダーク系の基本色と、レッドまたはイエローの縞模様が入った毛色です。

子犬の頃は全体的に毛の色が濃く、大きくなると共に薄くなるため、毛色の変化を楽しめる種類でもあります。

最後に、ワイヤーヘアーだけに存在する珍しい色として「ワイルドボア」と、「ドライリーフ」「デッドリーフ」と言われるカラーリングもありますが、ワイヤーヘアー自体が珍しいこともあって筆者は未だかつて見た事はありません。

ミニチュアダックスフンドの人気な種類

最後はミニチュアダックスフンドの人気な種類を紹介したいと思います。

クリーム

柔らかい色合いが上品でありながら可愛さもある種類です。

ジャパンケネルクラブの犬種標準からは外された種類ではありますが、今でも根強い人気を誇っています。

ロングヘアーのクリームなんて華やかさもあり、柔和な雰囲気も持っている。

堪らなく癒される見た目です。

ブラックタン

筆者のイチオシです。

とても表情豊かで愛嬌があります。

クリクリとした目の上にちょこんと乗ったまろ眉毛が愛らしく、個人的には最もミニチュアダックスフンドらしいカラーリングだと思っています。

イザベラ

先程名前はあげませんでしたが、このイザベラもまた珍しいカラーリング。

チョコレートの毛色が劣性遺伝によりかなり薄まったもの。

ただし、脱毛症などの遺伝的疾患を発病しやすい、といった特徴があります。

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ミニチュアダックスフンドの珍しい色とは?【まとめ】

如何だったでしょうか?
ここに載せていないだけで、ミニチュアダックスフンドの毛色はもっと種類があります。

勿論、珍しい色も多くあります。

ただ、珍しい色というのは遺伝的疾患であったり、先天的疾患などに注意が必要な個体も多いですので、飼育の際はよく検討してみてください。


同じブラックタンでも1匹1匹微妙に違いますから、皆さんの家にいる家族にはどんな特徴があるのか見比べてみるのも面白いかもしれませんね。