京都大作戦でダイブやモッシュは禁止?禁止行為について解説します!

京都大作戦は、毎年7月に京都府宇治市で開催される、大人気ロックバンド10-FEET主催の野外ロックフェスティバルです。

10-FEETの楽曲は激しいロックな曲調が多く、ライブ中にフロアではダイブやモッシュが盛んに行われ、大いに賑わいます。


しかし、ライブや音楽フェスでは、安全上の理由からダイブやモッシュなどの行為は、主催者によって禁止されることが多いです。

この記事では、京都大作戦においてダイブやモッシュが禁止されているのか、禁止行為についてまとめてみました。




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ダイブやモッシュとは?

ダイブとは、ライブでダイバーと呼ばれる人たちが、他の観客の肩を踏み台にしてステージに向かって飛び込み、観客の頭上を転がって通過する行為のことです。

モッシュは、ライブ中に盛り上がった観客同士が、身体をぶつけ合ったり押し合ったりする行為を指します。

過去には、これらの行為が原因で、大けがや死亡事故に至ったケースもあり、多くのライブや音楽フェスではダイブやモッシュ等の行為を禁止しています。

日本では、ロッキングオンジャパンが主催するカウントダウンジャパンで、ダイブをした観客により後遺症を追うほどの怪我をさせられた観客がいることが知られています。

しかしながら、大けがや死亡事故が起きていてライブや音楽フェスで禁止しているにも関わらず、ダイブやモッシュ等の行為はロック音楽やライブハウスの文化の一部として受け入れられ、暗黙の了解のもとで行われているのが実態です。


京都大作戦でもダイブやモッシュは禁止行為です!

京都大作戦の主催である10-FEETは、激しいロックな曲調が多く、ライブ中にはダイブやモッシュなどが頻繁に発生します。

しかし、京都大作戦の公式ホームページでは、ダイブやモッシュ等、他の観客に怪我をさせる可能性のある行為は一切禁止されていることが記載されています。

危険行為で負傷した場合には応急処置は施されるが、その後の責任は主催者が一切負わない旨も明示されています。

また、同等の行為によって他の観客に怪我を負わせてしまった場合についても、当事者間で問題を解決するようにと記載されています。

要するに、ダイブやモッシュは基本的に禁止とされていますが、やった場合は自己責任だよということを意味しています。

主催の10-FEETのメンバーも、ダイブやモッシュを完全に否定しているわけではなく、観客同士が怪我をせずに、助け合ってライブを楽しむことを望んでいることが前提にあるようです。


暗黙の了解で行われるダイブとモッシュ

ダイブやモッシュは、危険行為として認識され禁止とされているにも関わらず、暗黙の了解のもとで行われています。

実際、コロナ明けの2023年の京都大作戦でも、ダイブやモッシュは盛んに行われていました。

たしかに、ダイブやモッシュは怪我の危険性がある行為であり、周囲の人に迷惑をかけることもあるかもしれません。

しかし、これらの行為はロックの文化としてアーティスト側も大切にしようとしているものです。

ダイブやモッシュ賛成派は、嫌ならば前列に来なければいいと主張し、一方で否定派はダイブやモッシュを完全に禁止すべきだと主張します。

どちらの言い分もわかりますが、アーティスト側の気持ちも考えると、一概に完全禁止とするわけにもいかず、暗黙の了解のもとで行われているのだと思います。



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京都大作戦のダイブは禁止なの?【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

京都大作戦において、ダイブやモッシュは禁止されているにもかかわらず、2023年の京都大作戦でもダイブやモッシュは行われています。

ただし、これらの行為に関するトラブルが発生した場合、自己責任で対処しなければなりません。

ダイブやモッシュはアーティストにとっても大切な文化であり、完全に撤廃することは難しいと考えられています。

しかし、これらの行為は危険を伴い、周囲の協力があってこそ成り立つものであるため、自分さえ楽しめればいいという考えは絶対にやめましょう。

周囲の人への配慮や助け合いを大切にし、アーティストと観客が一体となってライブを楽しめるように心がけましょう!