サマーソニック2023は声出しOK?エチケットをおさらい!

サマーソニックに限らず、ライブに行く時は大きな声を出し、踊りたいものですよね。

しかし、ここ数年はコロナ禍によりライブハウスなどでも適切な距離の確保、出演者からお客さんに至るまでのマスク着用に加えて声出しも禁止されていました。

個人的にはモッシュ、スクリーム上等のハードコア界隈ではそんなん無理だろと言う声が多発していたのが面白かったですが、入場者数の規制なども含めて大ダメージだったことを思い出します。


2023年からは新型コロナウイルスの規制緩和によって少しずつライブ会場に活気が戻りつつありますが、感染拡大による規制がまた起こってもおかしくありません。

また、2022年はONE OK ROCKのパフォーマンス、ヴォーカルのTAKAの発言が炎上したのも記憶に新しいですね。

果たして、2023年のサマーソニックは声出しOK?

考察してみましょう。



スポンサードリンク


サマーソニック2023、声出しはOK?

声出しOK?の結論から言うと、サマーソニック2023公式ホームページでも声出しについては言及されていません。

つまり、コロナ禍以前のように声を出してライブを楽しむのはOKと考えられます。

また、一方で、ダイブやモッシュと言った行為は明確に禁止されています。

大型フェスでは危険なダンスは禁止される傾向ですが、自然発生的な物なので防ぎきれない側面はあります。

こちらも公式で言及されていますが、モッシュ等での損害は保障しかねるとの事なので、自己責任になります。

声出しOKを含めた2023年からの規制緩和は、決して新型コロナに対する安全を保証する物ではありません。

何がOK?それは参加する皆さん一人一人の判断に委ねられています。

ですので、不安であればマスクをする、体調がすぐれない方は検査を受けて参戦を考えるなど、適切な対応を心がけてください。

規制緩和で盛り上がる所に水を差すような記事で申し訳ありませんが、パンデミック以降の我々は新しい価値観や判断が求められていると思います。

アーティストや運営側も同じ思いの中で活動しているはずです。



ワンオク炎上から考える規制緩和後のフェスの楽しみ方

さて、今年2023年からは規制緩和により音楽フェスが再び楽しめる局面にありますが、かといってコロナ禍以前のように気兼ねなく楽しめるかと言われると、また少し話は変わってきます。

それはアーティストも一緒で、サマーソニックでは2022でONE OK ROCKのヴォーカル・TAKAのパフォーマンスやMCが炎上しました。

ワンオク炎上の内容を要約すると、声出し禁止令が出ていたサマーソニック2022の会場でTAKAが観客にコール&レスポンスやモッシュと言った三密を煽るような内容が特に問題視されてい他のがニュースにもなっていましたね。

のちにTAKAが謝罪をしていましたが、サマーソニックにおけるワンオク炎上に限らずこの前年に開催されたNAMIMONOGATARIでラッパーのAK-69らがコール&レスポンスや声出しを求めた事も大きな騒動になりました。

個人的にはフェスやライブは観客、出演者共に感情が高まるので、モッシュや声出しは自然発生するものであると思います。

それにロックやヒップホップは必ずしも品行方正な物ではなく、多少の羽目外しはあってもしょうがないのではないでしょうか。

とは言え、AKもですが、ワンオクの件はやはり業界トップのアーティストが危険行為を煽動する発言をしたことが問題だと思います。

個人的には地元で不良のお兄さんたちがやっているようなハードコアやヒップホップのイベントでもその辺はとても敏感になっていた事も記憶にあります。

TAKAを筆頭にワンオク側のパフォーマンスも今までのように楽しんでもらいたいという胸中を察することができるので、難しいところです。

ワンオク炎上はただロックバンドがお騒がせしました、という事だけではなく、パンデミック以降の2023年にライブの楽しみ方を考える機会と捉えれば、前向きに捉えることができるのではないでしょうか?



スポンサードリンク


サマーソニックは声出しOK?【まとめ】

さて、ワンオク炎上の件もあり少しネガティブな内容になりましたが、ここで私が皆さんにお伝えしたいのは、規制が緩和されつつある2023年において

「何をしてOK?を考えるのもロックじゃない?」

と言う事です。

ハメを外したり、楽しむ時は全力で楽しむのもロックでしょう。

しかし、一方で時代に向き合って、他の人に迷惑をかけず楽しむ方法を模索するのもロックだと思います。

これは大きなフェスだけでなく、ローカルでイベントをやっているような地元のシーンでも私は強く感じました。

シーンを作っているのはアーティストや関係者だけではありません。

我々観客もその大きな一部です。

なんせ、音源にせよライブにせよ、お客さんがお金を使わないと業界は続かないですからね。

2023年は新局面です。

ずっと音楽を楽しめるように出来ることは取り組んでいきたいですね!

ぜひ皆さんも当事者意識を持ってサマーソニック2023に参戦して下さい。

きっと素敵な景色が創り出せると思います。