新年の掃除っていつからして大丈夫?三が日の4つのNG行動とともに解説!

皆さんは、お正月の元旦からの三が日ってどう過ごしていますか?

人によっては、箱根駅伝を観たり過ごしたり、デパートの初売りに出かけたり、初詣に出かける人など、正月イベントを楽しみつつ、普段通り生活しているのではないでしょうか。

意外に普通に掃除したり、洗濯したり、料理したりしていません?
でも、その普段の行動、お正月の過ごし方としてはNGなのです!


日本には、新年明けてからの過ごし方について、しきたりや習わしがあります。

その1つに掃除や洗濯、家事などをすることは、1年の福を逃してしまう、縁起が良くないといわれています。

だ新年になったらいつから掃除していいわけ?と疑問に思いますよね。

地域によってさまざまですが、一般的には三が日を過ぎたら掃除などをしても良いといわれています。

それって本当に良いの?

疑い深い私は今回、新年の過ごし方とともにいつから掃除していいのか、詳しく調べてみました!

スポンサードリンク





新年の掃除はいつからしていいの?三が日の4つのNG行動とともにその理由を解説!

新年明けてからの掃除は一般的に三が日を過ぎたら良い、これって本当なのか。

その理由について、三が日のNGな過ごし方4つとともに解説していきます!


三が日NG 道具を使うこと

まず1つ目の三が日NGな過ごし方、それは①「道具を使うこと」だそうです。

特に包丁を使うことはNGといわれています。

なぜなら、包丁は切る行為になりますので、「縁を切る」という意味になり縁起が良くない行為とされています。だから、新年から料理をしないために、年末にお節料理の準備するわけです。


三が日NG 火を使うこと

2つ目の三が日NGな過ごし方は、②「火を使うこと」。

火を使うと「灰汁(あく)が出る」=「悪(あく)が出る」という言葉に繋がるため、縁起が良くない行為とされています。

台所には「竈(かまど)の神様」がいらっしゃいます。竈の神様にもお休みをしてもらうためにも、三が日に料理をすることは控えた方がより良い新年のスタートをきることができるかもしれません。


三が日NG お金を使うこと

3つ目の三が日NGな過ごし方は、元旦に③「お金を使うこと」です。

初詣でのお賽銭ぐらいは問題ないそうですが、元旦にお金を使うと、その年の金運が下がるといわれています。
最近は、色々見直しされて元旦からお店をオープンさせるところもありますが・・・。

元旦にあまり大きな買い物はしないことをおすすめします!


三が日NG 掃除する

最後に、4つ目の三が日NGな過ごし方は、それは④「掃除する」ことです!

なぜなら、お正月に掃除をすること、これも縁起が悪いこととされています。

それは、元旦の朝にいらっしゃった「歳神様」を追い出す行為になってしまうからです。

歳神様は、私たちの新年が良い年になるようにと福を引きよせてくださるために、大晦日から元旦の朝の間に訪問されます。

私たちが年末に新年を迎える準備をするのは、歳神様が滞在中穏やかに過ごしていただける環境を整えるという意味もあるわけです。

歳神様は、1月7日の「松の内(門松を飾る最後の日)」の日にお帰りになるといわれています。

7日の「松の内」の日とは、門松を飾る最後の日になります。

そもそも門松を飾る目的は、歳神様が訪問しやすいように目印として玄関前に飾るので、歳神様がお家にいらっしゃる間は飾って置くのがしきたり。

つまり、7日まで歳神様が家にいらっしゃるわけですから、本当は7日まではあまり大きな掃除をすることは控えた方が良いということになります。

一般的には三が日を過ぎたら掃除をしても良いという話もありますが、8日以降に行うのが良いのではないかと思います。

年末年始に訪問される歳神様を大切にすることを心がけると福を呼び込んでくれるかもしれませんね。


福を呼び込む新年元旦の朝のしきたりとは!?


さて、歳神様をお迎えした新年、元旦の朝。皆さんは、最初に何をしますか?

家族一同部屋に集まって、新年のご挨拶。そして、お屠蘇(おとそ)をいただき、お節料理を食べるというのが一般的なのでしょうか。

地域によっては色々しきたりがあるそうですが、新春ドラマなどではこんな感じの元旦の朝の風景として、よく演出されていますよね。

でも実は、お正月行事は全て男性から行うことが良いといわれているのを知っていましたか?

よく考えるとドラマとかのお屠蘇のシーンとか、家長であるお父さんから飲んでいたりしますよね。
これは男尊女卑とか、ジェンダー的な問題ではなく、陰陽道、風水の観点から、日本では昔から男性は「陽」の気質をもつものとして扱われてきました。

「陽」とは、太陽・光・昼・明るさなどといった活発な性質を持つエネルギー。そのため、1年のはじまりは「陽」の気質を持つ男性から物事を行うので、その1年が発展し環境が良いものになると考えられています。


ちなみに、女性は「陰」の気質を持つといわれており、すべてを受容するエネルギーを持つとされています。

そのため、1年のはじまりは、男性の強いエネルギーで福を呼び、家庭や事業繁栄につながる環境を作ることで、開運に導く願懸けみたいな意味があるわけです。

ただ、今の時代、家族のかたちがさまざまですから、必ずしも先ほどのしきたりに習う必要はありません。

自分で福を呼ぶ込み環境を作る方法はあります!それは「左」側を意識して行動することです。

「左」も陽の気質を持つエネルギーといわれています。
元旦は、物事を行うことときは「左」を意識して行動すると福を呼ぶ環境を作ることができるといわれていますので、意識してみてくださいね。


新年を迎える前に、福を呼びやすくなるよう知っておいて損しない2つの習慣!

最後に、新年を迎える前にしておく良い2つの習慣をご紹介します!

1つ目の習慣、「年越しそばは、31日大晦日までに食べきること」です。


年を越さずにそばを食べきると、次の年の金運が上がるといわれています。

2つ目の習慣、「年末に神社へ行くこと」。

実は、神社へは新年の初詣だけでなく、年末に神社に行くのも良いといわれています。
それは、年末に氏神様に「1年間無事に過ごせました」と報告すると、新年を良いスタートではじめられるといわれています。

初詣の時に皆さんお願いごとをしたりしますよね。ちゃんと年末にご挨拶をしておくと、その願いごとを叶えやすくしてくれるそうです。

そして、願いごとをする時は、「自分の名前」と「住所」をしっかりと神様に伝えておくとより効果が上がるといわれています。

ただし、あくまでも、願いごとは願った本人が叶えるために行動することが大事です。
神様は私たちの願いに力を貸してくださるということをお忘れなく!

スポンサードリンク


新年の掃除っていつからして大丈夫?【まとめ】

今回、特に新年のお掃除について詳しく解説してみましたが、いかがだったでしょうか?

一般的には、三が日を過ぎたらいつも通りに掃除をしても良いというところもありますが、前述でもお伝えした通り、歳神様がいらっしゃる間は、掃除は控えた方が福を引き寄せてもらえて、より良い新年のスタートをきることができると考え方もあるかと思います。

結論、私は何事も1月7日の「松の内」の日の後、8日以降に行うのがベストなのではないかという考えに至りましたが、皆さんがお住まいの地域、家庭のしきたりもあると思いますので、今回の意見は参考までにお聞きくださいね。