ハムスターはパイナップルって食べられるの?生と乾燥どちらもOK?

結論から言ってしまうとハムスターにとってパイナップルは「あまり食べさせないほうがいい果物」です。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

しかし絶対に食べさせてはいけないというわけではありません。

あげることでメリットがある場合もあります。


そこで今回はハムスターにパイナップルをあげることで起こるメリット、そして生のパイナップルと乾燥パイナップルの違いを紹介していきたいと思います。

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Contents

ハムスターにパイナップルをあげるメリットはなに?

まず最初はハムスターにパイナップルをあげるメリットをご紹介したいと思います。

しかしハムスターにパイナップルをあげることでメリットがあるのは毛が長いロングヘアーハムスターなどの長毛種だけです。


それは何故かというと、ネコのように毛玉を吐き出すことが出来ないハムスターは毛づくろいをすると必然的にお腹の中に毛が溜まってしまいます。

そしてパイナップルやパパイヤなどの南国の果物は毛玉がお腹に溜まるのを防いでくれる効果があります。

つまり毛玉対策として長毛種にパイナップルやパイナップルジュースを飲ませるのは意味がありますがジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターなどの短毛種には全くメリットがありません。

ハムスターに生のパイナップルはあげるとどうなるの?

さて、ハムスターにパイナップルをあげるメリット、デメリットがわかったところでハムスターに生のパイナップルをあげるとどうなるのか、見ていきましょう。

甘くていい匂いがする生のパイナップルですが食べると少し舌がピリピリしますよね。

これはプロメラインと呼ばれるタンパク質を分解する酵素の働きによるもので人間でも汁がついた部分の肌が荒れたり、食べ過ぎると口の中がピリピリしたりします。

この人間にとってはちょっとした刺激でもハムスターにとってはかなり強い刺激に変わります。

その上、パイナップルは水分と糖が多い果物なのであげすぎてしまうと下痢や糖尿病になってしまいます。


ハムスターが下痢をすると体温が下がり最悪命取りになることがあるのでそれを防ぐためにも食べさせるのは本当に少しだけというのが鉄則になります。

ですが結局のところ、パイナップルはハムスターに「あげなくてもいい」ものなので出来たらあげないのが一番安全だという事です。

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乾燥パイナップルはどうなの?

では最後に乾燥させドライフルーツになったパイナップルはあげたらどうなるのか、見てきます。

今の時代、スーパーなどでパイナップルを乾燥させ、ドライフルーツとして売っていることもありますがあげないようにしましょう。


意外と知らないと思いますが、実はイチゴなどがドライフルーツにされ小動物専用のおやつとして販売されています。

ドライタイプのものをあげようと考えているならばこのような人間用のスーパーなどで売っているものではなく、ペットショップなどで小動物専用のものをあげましょう。


しかし、これはあくまでもおやつなので上げすぎには注意です。

ハムスターはパイナップルって食べられるの?【まとめ】

ハムスターにパイナップルをあげるメリットはお腹の中に毛が溜まらないようにするためのみで、メリットは毛が長いロングヘアーハムスターなどの長毛種にしかなく、ジャンガリアンハムスターなどの短毛種にはむしろ糖尿病や下痢になったりするデメリットの方が大きい。

そしてそれでもパイナップルをあげる場合は、本当にひとかけら分しか与えてはいけないことが鉄則でそれはドライにされたものでも同じだということがわかりました。

筆者がハムスターを飼っていたときはパイナップルをあげたことは無く、基本的にはみかん、スイカ、梨などを水々しい状態であげていました。

熱中症対策として与えていましたが、パイナップルはメリットよりもデメリットの方が大きいなと思いました。


わざわざ危険なものをあげなくても他にもいいものがあるのでそちらを食べさせてあげたほうがいいなと私は思いました。