「愛宕神社」茨城のご利益は?またお守りの効果は?

「愛宕神社」は、水戸市の北西部に鎮座しており、御祭神は「火之迦具土神」を祀っています。

朱雀天皇の治世、天慶元(938)年に常陸大掾平国香が、山城国愛宕郡(現在の京都市右京区愛宕町)の愛宕神社より分霊をいただき、常陸国府中(現在の石岡市)に勧請されたのがはじまりでした。


長和3年(1019)には、国香の子である「大掾貞盛」が旧水戸城内に安置しました。

さらに、元亀年中(1570年~72年)には領主江戸但馬守道勝が当社を水戸城外三の丸に遷座、そして一般の崇敬参拝が許されるようになりました。

後に天正8年(1580)、佐竹義宣が現在地に移したと伝えられています。

社殿は、東方の水戸城を守護するとともに、火伏せ(火除け)の神様として広く信仰されています。

水戸市だけでなく、笠間市にある愛宕山にも愛宕神社は鎮座しています。



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愛宕神社(茨城)にはどんなご利益があるの?

「愛宕神社」のご利益は、火防守護の神様として、火に関することや家内安全・良縁成就・健康厄除けなどの開運の神様です。

海に面した江戸城の南側に鎮座しており、400年以上前から江戸の町を家事から守ってきたそうです。

都会のオアシスと表現される緑豊かな境内はパワースポットとされており、防火のみならず出世、無病息災、産業、縁結びと多岐にわたります。



お守りの効果は?

「愛宕神社」にはたくさんの御守りがありますが、最も有名なのは金箔で作られた「勝運守」です。

出世の石段があしらわれており、仕事運向上のご利益があると言われています。

仕事運アップを目指したい方はぜひ参拝に訪れた際に買ってみてください。

他には、交通安全や運気上昇の御守りなどもあります。

笠間市にある「愛宕神社」では、愛宕山に住んでいた十三天狗を祀ったとされており、天狗伝説が伝えられています。

そのため、天狗の御守りもあります。

他にも、「虹鈴守」もあります。

七色の色の種類があり、鈴の音色によって厄を払う御守りです。

鈴の音色には、魔を祓う効果があると言われており、七色の可愛い色合いの鈴の御守りはどの色を購入するか迷うほど人気があります。

厄除けだけではなく、開運の効果もあります。

赤と白のハート型のデザインをした縁結びのおまもりもあります。

女性に人気があり、カバンやスマホにつけておくのにはちょうどいいおまもりです。

縁結びのおまもりは常に身に着けておくことで効果がもらえるそうなので、縁結びのご利益が欲しい方は常に身に着けておくようにしましょう。

人気の高いおまもりは売り切れてしまうこともありますので、参拝に訪れた際にはぜひ自分に合ったおまもりを買ってみてください。



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「愛宕神社」(茨城)にはどんなご利益があるの?【まとめ】


「愛宕神社」は水戸だけでなく笠間や様々なところにあります。

茨城県だけでなく京都にもある神社です。

主に火に関する事や、仕事運、縁結びなどのご利益があり、様々なお守りもあります。

江戸を火事から守ったとも言い伝えられている愛宕神社ですが、様々な歴史もあります。

古くから強力なパワーは戦国武将・明智光秀も「本能寺の変」の前に参拝されたと言われています。

笠間市にある「愛宕神社」には愛宕山に住んでいたとされる天狗を祀った「十三天狗のほこら」と言われる石のほこらがあります。

また「愛宕神社」は、1200年以上の歴史があり、日本三大火防の一社とも言われているそうです。

お守りもたくさん種類があるので、自分の目的に合わせたお守りをお買い求めください。

「愛宕」という地名は「愛宕」「阿多古」と書くことが多く、接頭語の「ア」と高所を意味する「タコ」を表す地名とも言われています。

そして「阿多古」という神名にもとづくもので、愛宕神社という火の神、火伏の神を祀っていて、愛宕信仰による伝播地名の一つです。

ご利益にあった目的の方はぜひ参拝に訪れてみてください。