笠間稲荷神社でもらえる御朱印は?また値段や時間は?そして怒られる理由

茨城県笠間市に鎮座する「笠間稲荷神社」は、「日本三大稲荷」そして「関東三大稲荷」のひとつにも数えられる関東を代表する稲荷神社です。

年間約350万人、そして初詣には約80万人もの方が参拝に訪れます。


そんな「笠間稲荷神社」でいただける御朱印についてまとめてみましょう。



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「笠間稲荷神社」でいただける御朱印

「笠間稲荷神社」でいただける御朱印は2種類です。

「笠間稲荷神社の御朱印」と「大黒天の御朱印」です。



「笠間稲荷神社の御朱印」

御朱印の右側に「胡桃下」という文字が書かれています。

意味は、元々昔この場所にはクルミの木があり、そこに神社を祀ったことから「胡桃下稲荷」とも言われています。

そのため「胡桃下」という文字が書かれています。


「大黒天の御朱印」

「日本一長い距離の七福神めぐり」とも言われている常陸七福神めぐりの一つです。

「常陸七福神めぐり」とは茨城県内の神社とお寺で構成されています。



「笠間稲荷神社」御朱印を頂ける場所と時間は?


「笠間稲荷神社」の御朱印は、本殿を正面に左側にある社務所でいただけます。

御朱印の受付時間は午前8時~日没までとなっています。

直書きで書いていただけますが書置きでいただくこともできます。



「笠間稲荷神社」御朱印で怒られる理由とは?

「笠間稲荷神社」では御朱印で怒られるという噂があるそうです。

その理由は、神社で受けた御朱印とお寺で受けた御朱印が混ざっている御朱印帳を出した方がいたそうです。

その為御朱印も断られたそうです。

なぜ神社とお寺の御朱印が混ざっていると怒られるのかというと、1868年に明治政府によって発令された「神仏分離令」が背景にあると言われています。

「神仏分離令」の目的は「神道と仏教を区別して、神道を国教とする」ことです。

その為お寺と神社は全くの別のものとして扱われるようになりました。

神道と仏教の違いは、神道は「神様を信仰する」もので、仏教は「仏様を信仰する」というものです。

その為、「神仏分離令」の名残からいまでも神社とお寺を分ける考えがあります。

ですが、混ざっていても御朱印を断られるケースはまれなので問題はありません。

ただ、「笠間稲荷神社」では怒られるという噂があるので神社専用の御朱印帳を持っていくことをおすすめします。


「笠間稲荷神社」には東京別社がある?

笠間稲荷神社東京別社は、江戸時代に茨城県を拠点としていた笠間藩・牧野家の屋敷内にありました。

1681年に笠間藩の牧野成貞は、徳川綱吉から現在の日本橋浜町あたりの土地をもらいました。

その土地に、大きな屋敷や庭園、築山が作られました。

その築山にお稲荷様を祀っていました。

1859年に笠間藩8代目藩主である、牧野貞直は笠間稲荷神社の神様を日本橋浜町の屋敷内に分祀しました。

このことから「笠間稲荷神社東京別社」が始まりました。



「笠間稲荷神社東京別社」の御朱印


「笠間稲荷神社」同様2種類の御朱印がいただけます。

拝殿左手にある社務所にて受けられます。

「笠間稲荷神社東京別社」と「日本橋七福神めぐり・寿老神」の御朱印の二つです。

8月には期間限定で「献燈祭御朱印」がいただけます。

見開き別紙のみになっており、数量限定なので亡くなり次第終了になります。



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笠間稲荷神社の御朱印で怒られる理由とは?【まとめ】

「笠間稲荷神社」では、昔からの「神仏分離令」の名残から神社とお寺の御朱印が混ざっていると怒られてしまう場合があるそうです。

そして場合によっては、御朱印自体も断られてしまうそうです。

せっかく御朱印をもらいに行っても断られてしまう可能性があります。

「笠間稲荷神社」に御朱印をいただきに行く際は神社専用の御朱印帳を持っていくように気を付けましょう。