大洗磯前神社ってなんの神様?どんなご利益があるの?

茨城県大洗町にある1100年以上の歴史を誇る由緒正しき神社です。

太平洋に面しており境内からは海を一望できるロケーションが人気の一つです。


特に「神磯の鳥居」は日本随一の絶景名所として知られている見どころです。

今回は大洗磯前神社ってなんの神様?について解説します。




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「大洗磯前神社」ってなんの神様が祀られているの?

1100年以上の歴史を誇る「大洗磯前神社」は、「恋愛成就」「開運招福」そして「家内安全」などにご利益のある「大己貴命(おおなむちのみこと)」、「少彦名命(すくなひこなのみこと)」を主祭神として祀っています。

大己貴命は「だいこく様」とも呼ばれており、慈悲深く福徳を授ける神様です。

そして、まじないや医療の道を教え、日本の国の礎を作ったとされています。

少彦名命は、温泉の開発、医療の方法を定めた神様であり、その姿は手に収まる小さな体だったと言われており、一寸法師のモデルともいわれています。



どんなご利益があるの?

「大洗磯前神社」にはいくつかのご利益があります。

「恋愛成就・子宝」

主祭神である大己貴命は良妻に恵まれ数々の危機を乗り越えて国作りを成し遂げ、そしておおくの子宝にも恵まれました。そのことから恋愛成就・子宝のご利益があるとされています。


「縁結び」

大己貴命を祀る神社には縁結びのご利益があると言われています。

一番大きな理由は大己貴命が天照大神の系譜に国を譲った際に天照大神は「目に見えること。つまり現世」を大己貴命は「目に見えないこと。」を司ることとなった事に由来しています。

大己貴命が「目に見えないもの つまり常世」を司ったことから、縁結びや運命を司る神様として信仰されています。

縁結びのご利益は男女の縁だけではなく対人関係や会社、仕事と様々なものに及びます。

仕事や事業がうまくいかない時はうまくいくように縁を取り持ってもらったり、人間関係がうまくいかないときは仲良くなるよう縁を取り持ってもらったりなどです。

ただし何事にも大切なのは本人の前に進もうとする気持ちや心構えで、後ろ向きな人にはあまりご利益がないそうです。


「商売繁盛・産業振興・五穀豊穣」

主祭神である大己貴命と少彦名命は共に協力しあって現在の日本国の礎を築いたとされています。

このことから産業振興、商売繁盛、五穀豊穣のご利益があるとされています。


「海難防止」

大洗磯前神社は戦国時代に焼失しており、水戸の黄門様で有名な水戸藩2代目藩主水戸光圀公によって再興されています。

再興された後は、漁師の海難事故がなくなったと言われています。

そのため海上運行の守り神として信仰を集めているそうです。


スピリチュアル的な不思議な出来事があった?


隣のひたちなか市にある「酒列磯前神社」が「大洗磯前神社」と対をなす神社です。

神磯の鳥居に降臨した大己貴命と少彦名命の2柱の神様のうち、大己貴命が「大洗磯前神社」へ、そして少彦名命が「酒列磯前神社」へ祀られました。

このことから2社で一つの信仰を形成している「対の宮」になっています。

大洗磯前神社の対の宮である酒列磯前神社は「宝くじの当たる神社」として有名です。

この社の境内に神亀像が祀られています。

この神亀像は宝くじの高額当選者が奉納したもので、それ以降宝くじに当選する神社として有名になりました。

参拝後金運守りを授与し、神亀像を撫で、撫でた手で余計なものには触れずに宝くじを購入すると高額当選すると言われています。

実際にこのひたちなか市の酒列磯前神社の一番近くにある宝くじ売り場では高額当選の実績がしっかりとあります。

過去には、テレビなどでも紹介されたことがあります。



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大洗磯前神社はなんの神様?【まとめ】

いろんな意味で縁を結びたい時、仕事や人間関係で悩んだら一度「大洗磯前神社」に訪れてみてください。

恋愛でも、成就させたい時などご利益があるので来てみてください。

「大洗磯前神社」の境内から見える太平洋もとても綺麗です。

人気のあるロケーションを見に来てもいいでしょう。

対の宮である、酒列磯前神社も宝くじの当たる神社としてとても有名なのでぜひ一度は訪れてほしいおすすめです。