善光寺はなぜ有名?歴史やうんちくを分かりやすく徹底調査します!

暑さも落ち着いてきたので、思い立って善光寺に参拝に行ってきました。

日帰りだったけど善光寺周辺の散策も食事も全部満喫できました。


善光寺さんについて行く前にいろいろ調べたら、ものすごい資料があり歴史の長さや多くの人に慕われていることがよくわかりました。

そこで今回は、善光寺がなぜ有名なのか、歴史やうんちくを調査し、わかりやすくお話ししていきましょう。



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善光寺とは

善光寺は、法隆寺や東大寺、清水寺などと並ぶ全国区で有名なお寺です。「人生で一度は善光寺参り」いわれ、年間600万人ほどの参拝者が訪れています。

善光寺は、無宗派のお寺として昔から男女問わず多くの参拝者を受け入れており、近世から浄土宗の大本願と天台宗の大勧進が善光寺のお務めをしています。

善光寺の儀式は「お朝事」の法要から始まると言ってよいでしょう。

開始時間は日の出が基準です。

最初の30分が天台宗はお朝事のお務め、次の30分が浄土宗がお朝事のお務めをします。

お朝事の前後には「お数珠頂戴」といって、法要を務める住職さんが、参道に膝まづく参拝者の頭を数珠で撫でていきます。

自分はお朝事の前に撫でてもらいました。

その時の参拝者は100人ほどいてご近所の方もいたし、海外の観光客もたくさん並んでいました。昔も今も、いろんな人が参拝しに訪れるお寺なんだなと実感しました。

今度は帰りのお数珠頂戴を体験してみようと思います。

善光寺はなぜ有名?

善光寺はなぜこんなにも多くの人に慕われ、なぜ有名になっているのでしょうか。

善光寺は約1400年前から存在しているとされ、今は多くの参拝者が訪れる人気のお寺です。

しかし、1400年前から人気だった訳ではないようです。たくさんの信者や聖が善光寺を広める活動を行っていたそうです。

また源頼朝が参拝するなど時の人が参拝することによって知名度が高まったとも考えられています。

善光寺にはインドからいらっしゃった一光三尊阿弥陀如来様が祀られています。

それは日本最古とも言われ、戦国時代には秀吉や家康らが御本尊である阿弥陀如来を持ち出したこともあるそうです。戦国武将も阿弥陀如来にすがるほどご利益があるということでしょう。

また善光寺には、親鸞、松尾芭蕉、良寛、伊能忠敬など歴史用の著名な人物も多く訪れています。

親鸞は100日間ほど善光寺で修業をしたこともあり、現在にも残る「堂照坊」を宿にしていたそうです。

稀な例として善光寺参りを行ったのは、人だけだはなかったようです。

ある1匹の「むじな」と呼ばれる狸が、自分の行いに悩み、行いを反省したく、人間に化けて善光寺参りをしたそうです。

しかし、宿坊で参拝の安堵からお風呂で本来の「むじな」の姿に戻ってしまい、慌てて逃げたという、うんちくが残っています。

狸も極楽浄土に行きたく、善光寺参りをしたのですね。

宿坊「白蓮坊」さんの前にむじな地蔵があります。

これを見ると本当に狸が来たんだあと思ってしまいました。

また、犬も参拝をしたという記録もあったようですよ。

江戸後期にはお伊勢参りなど物見遊山が大ブームだったので、そんなうんちくが誕生したのかも知れませんね。

善光寺のうんちくは、たくさんある

善光寺を調べてみると資料が多く様々な人が研究されているんだなあと実感します。

そのため、うんちくもいろいろあって面白いです。

御本尊である阿弥陀如来は、「絶対秘仏」で誰も拝めることはできません。

御開帳の時に拝むことができる御本尊は本物を元に別に作成された分身仏となっています。

大きさは大体45センチメートル程だそうです。

なぜ阿弥陀如来が善光寺に訪れたかのか、分かりやすくお話しましょう。

阿弥陀如来はインドにいらっしゃいましたが、百済に渡り、朝鮮を経て、仏教伝来と共に552年に日本にやってきました。
阿弥陀如来様は百済の次に行くべき地は、日本だとお話しされていたそうです。善光寺の阿弥陀如来には、こんなうんちくがあるのですね。

その頃の日本は、神様が主体だったので、仏教という中国からきた新しいものを受け入れるのか議論があり、結局阿弥陀如来は難波の池に捨てられてしまいます。

しかし阿弥陀如来は、池のそばを通りがかった信濃の本田善光を呼び止め、自分を信濃に運ぶように話し、信濃の地に到着することができました。本田善光さんは書記官のような役職で、信濃から難波に仕事に来ていたそうです。

善光さんが如来像を背負った銅像が大本願にあり、これは一見の価値ありです。とても大きくて間近でみられるので圧倒されますよ。

この阿弥陀如来はインドでは街の裕福な家庭の娘を病気から救った、といううんちくがあり、その娘・如是姫の銅像が長野駅にあります。

この如是姫の銅像についてのうんちくを知らない長野市民はいない、と言われてくらい有名な銅像です。いまは善光寺の方角に向いて立って、長野に訪れた観光客を出迎えているように見えます。



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善光寺はなぜ有名なの?【まとめ】

今回は善光寺さんがなぜ有名なのか、歴史やうんちくを分かりやすくお話ししてきました。

善光寺は、歴史が長く有名なこともあって、たくさんのうんちくがありました。

ちゃんと記録に残っていること、それを残す人がいたことが、すごいなあと思います。

今後、新しいうんちくが発見されるかも知れないですね。

善光寺の歴史を体感するには宿坊に宿泊がおすすめです。

自分は予約が取れなくて宿泊できませんでしたが、宿坊はたくさんあるし、食事だけもできますので早めに予約をして善光寺参拝を楽しんでみましょう。