インプレッサの燃費が悪いといわれる原因とは?その対策についても解説!

スバルのインプレッサは、水平対向エンジンの搭載位置の関係から燃費が悪いといわれています。

今から30年以上前の1992年11月に初代コンパクトセダン、ショートワゴンが登場しました。

それからモデルチェンジしながら2016年10月に5代目インプレッサスポーツとインプレッサG4が登場しアイサイト全車標準装備となりましたが、2022年12月生産終了しました。


2023年8月現在のインプレッサは、ハッチバックだけで水平対向4気筒2.0Ⅼか2.0Le₋BOXERでそれぞれ4WDかFFが選べます。

それでは、歴代のインプレッサも踏まえながら燃費が悪いといわれる原因とその対策について解説していきます。



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インプレッサの燃費が悪いといわれる原因とは?

インプレッサは、その成り立ちからスポーツタイプの走りを楽しむ車として人気があります。

インプレッサは、水平対向エンジンを採用しており、これによって低重心と優れた走行安定性を実現しています。

しかし、このエンジン形式が、燃費を悪くしている原因だといわれています。

それは、摩擦損失といわれるもので水平対向エンジンは、シリンダー間の摩擦が多く、約5%の燃費悪化が見られることがあります。

さらに、冷却効率といわれるもので冷却液の流れが複雑であるため、冷却効率が低下し、エンジンの効率が約3%低下することがあります。

つぎに、インプレッサの四輪駆動が、悪路での走行性能を高めますが、燃費を悪くしている原因だといわれています。

それは、駆動損失といわれるもので四輪駆動システムは、二輪駆動に比べて駆動損失が大きく、燃費が約10%悪化することがあります。

さらに、重量増といわれるもので四輪駆動の機構が重量を増加させ、燃費に約2%の悪化を引き起こすことがあります。

最後にインプレッサの車体設計が、走行性能を重視しているので、これが空気抵抗の増加につながり、実際に燃費に約4%の悪化をもたらし燃費を悪くしている原因だといわれています。



インプレッサの燃費を改善するための対策

エコドライブを実践

燃費改善の基本となる運転方法のエコドライブを実践しましょう!
・急加速をしないようにしましょう。
・急発進をしないようにしましょう。
速度を一定に保ちましょう。

定期的なメンテナンス

・タイヤの空気圧を適切な空気圧に調整しましょう。
・エンジンオイルを定期的に交換しましょう。
・エアフィルターを点検して、汚れたエアフィルターは交換しましょう。

荷物の積みっぱなしをしないようにしましょう!

車内の無駄な荷物を減らして、車重を軽くしましょう。

エアコンの使用を控えましょう!

・状況を見ながら無理のない範囲で適切な温度設定や、窓を開けたりしましょう。



インプレッサの燃費が悪いのを改善するための別の対策とは?

インプレッサの燃費向上には、空気抵抗の削減が重要だと考えられています。

そこで、エアロパーツの装着が、車の性能向上だけでなく、燃費の改善にもつながってくるのです。

①フロントスポイラー装着で空気の流れを整えて空気抵抗の約5%を削減します
②リアウィング装着で高速走行時の安定性向上し空気抵抗の約3%削減します。
③アンダーカバー装着で車の底の空気の乱れを抑えて空気抵抗を約4%削減します。
④サイドスカート装着で横からの風の影響を減らして空気抵抗を約2%削減します。

しかし、エアロパーツ装着には、費用が必要になりますので、最初からエアロパーツが装着された車を買われることをおすすめします。



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インプレッサの燃費が悪い原因と対策方法を解説【まとめ】

インプレッサの燃費が悪いといわれる原因とその対策について解説してきました。

燃費を改善させる簡単な対策は、インプレッサだけでなく他の車のユーザーさんにとっても、重要で、取り組みやすい対策だと思います。

①エコドライブ
②定期的なメンテナンス
③不要な荷物は積まない
④エアコン控える

このことを踏まえながら、普段の車の扱い方について私も考えてみます。