ミニチュアピンシャーの赤ちゃんと里親で会える確率は何%?

最近、色々なところで、「里親募集中」や、「保護犬」「保護猫」という言葉を見る機会が増えるようになってきましたね(*^^*)
個人的には、これ凄く嬉しく思っています!
このような活動のおかげで、殺処分されてしまう子を1匹でも多く救えるんですから!
生まれたことに罪なんてないんですから!
もしかしたら、皆さんの中にも「ミニチュアピンシャーの里親になりたい!」「出来れば子犬の頃から育てたい」
と、考えている方も居ると思います。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

が、いきなり希望を打ち砕いて申し訳ないのですが、ミニチュアピンシャーなど、ペットショップで売られている犬種の「子犬」と呼ばれる3ヶ月~1歳未満の子が、里親に出る可能性は、だいたい10%あるかないかだと思います。

何故、そんなに確率が低いのか、会うためにできることはないのか
今回は里親に行くまでの流れ・子犬や、子猫が里親で会える確率が低い訳・里親になるために必要なことについて解説します。

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犬や猫が里親に行くまでの流れ

まず、皆さんは犬や猫が、どんな流れて里親に行くのか、知っていますか?
大きく分けると2つありますが最大の理由は1つ。

そう、人の都合。

最初は小さかったのに、成長して大きくなり飼えなくなった
可愛くなくなった、引っ越し先で飼えなくなった、売れなかったから、勿論、やむを得ず手放すことも、あるかもしれないです。

でも、知っていて欲しいです。

ペットだからといって、手放して良い訳ないし、彼らにとって1番辛いのは、愛する家族と一緒にいれなくなることなんです。

自分は、1度子供の頃に、保護犬を飼っていたことがありました。

親が保健所から連れてきたのですが、1週間位したら、いなくなっていました。

親にどうしたのかと聞くと「脱走癖があり、手に追えないから保健所に還した」と言われたことを、今でも腹が立つくらい覚えています。

親の都合で、保護犬からしたら、ぬか喜びをされたに過ぎません。

ですが、情けないですが、現実問題こうゆう人も、多いんです。

一般的には、ペットショップで、売れなかった子が保健所に行く。


というルーツが主流ですが、実際は、ペットショップ以外で生まれた子や、成長した子の方が圧倒的に多いです。

しかもなにより悲しいのが、保健所に行く子、里親に出される子ですらほんの1割。

大体の子は、私たちに会う前、譲渡会に往く前に、殺されているのが現状。

ひどい方だと、川や、ゴミとして捨てる人もいます。

シビアなことを書きますが、これが現実です。

なんで、こんなことを書くかと言うと、里親になるには、そんな経緯を知った上で、引き取って欲しいと、覚悟して欲しいと、思っているからです。

子犬や、子猫が里親で会える確率が低い訳

先ほどは、なかなかショッキングな内容をかきましたが、皆さん里親になる、保護犬、保護猫を迎える覚悟はできましたか?
できた方!
先ほど話した通り「子犬や子猫を保護したい」と考えている方が、多いと思います。

理由としては、「小さい子ならしつけしやすい」「先住犬猫との相性をみて」「成犬、老犬は怖い」等があります。

確かに、子犬や子猫の頃からお世話した方が、しつけはしやすいし、先住犬、猫の相性を考えたら、そちらのがお互いにストレスになりにくいです。

自分も、愛犬が猫が平気なので、タイミングが合えば、子猫を迎えたいと考えています。

ですが、もし皆さんの中で「ミニチュアピンシャーの子犬いないかな?」「ペルシャの子猫いないかな?」と考えている方。

ペットショップで売っている子猫や、子犬が出る確率は、かなり低いと思ってください。


なぜかというと、こんなルーツがある。

ペットショップで売られている犬種の大体は、血統書がついてるのと人気の犬種が多いので、売れてしまう可能性が高い。


もし売れなくても、ブリーダーさんの元に返される。


ブリーダーさんの知人に、引き取って貰う。


そこから、貰われた場所で飼われたり、新しい犬種を作るために実験にされる等のルーツになるので、里親に出される前に引き取り場所がほぼ決まっているのです。

その半面、皮肉なことに、成犬や、老犬に多いのは、ペットショップで売られている犬種や、猫種が多いですが。

里親で1番多いのは、ミックス犬や、猫です。

もし、ペットショップで売られているような子犬や、子猫が保健所や里親にいたら、なんのハンデもない、元気な子もいることはありますが、酷なことを言いますが、「何かしらハンデがある子もいる可能性がある」と思ってください。

(股関節がゆるかったり、出べそだったり、臓器が弱かったり)
それでも希望の子犬や、子猫が欲しい方は、ブリーダーさんから譲っていただくのが早いですが、料金は、5万~かかると思っていた方がいいかと思います。

里親になるために必要なこと

里親になるために必要なことは、沢山あります。

まずは、迎え入れる為の準備と思う方もいると思いますが、1番最初にして欲しいことと、その次にやることと、順番に説明していきます!

①里親として、迎え入れる為の体制が整っているか、きちんと確認話し合う。

迎え入れる犬や猫を探すのが、先じゃないの?と思われたかと思います。

これ結構大事なことなんです。

里親になるには、かなり審査が厳しいんです!
中には単身者や、共働きの方、ファミリーの方等で引き取りたいと考えている方もいると思います。

単身者の方→収入の安定さや、犬や猫が留守番する時間がどのくらいになるか、飼えなくなったら引き取り先はあるか等、結構厳しいです。

共働きの方→収入の安定さや、犬や猫が留守番する時間がどのくらいか、別れた際はどちらが引き取るか等があります。

ファミリーの方→子供にアレルギーが出たらどうするか、赤ちゃんはいないか等があります。

なんで、こんな厳しいかというと、理由は1つ
もう、犬や猫に悲しい思いをせず、しあわせになって欲しいからなんです。

もう、二度と捨てられたりしないで欲しいからなんです。

なので、それを踏まえた上で、引き取る上で必要な条件をきちんと確認してください。

↓②③は逆でも大丈夫です!

②迎え入れる予定の犬や猫を見に行く

ここからは、待望の犬や猫を見に行きます!
こちらでも、確認して欲しいことがあります。

それは、「どんな経緯で、この子はここに来たのか」聞いてあげて欲しいんです。

売れ残りや、虐待、病気等、事情を知った上で、寄り添う覚悟をつけて下さい。

③迎え入れる予定の犬や猫が決まったら、ケージや、おもちゃ等用意

どの動物も、共通なのは、初めて来る場所に1人で行くのは、かなり緊張とストレスを生じます。

なので、迎え入れる子のために、その子だけの「居場所」をつくってください。

居場所をつくっておけば、留守番以外にも災害や、移動の際便利です!

④完全に迎え入れる前に、トライアル期間を設ける

動物にも心があります。

こちらが気に入っても、迎え入れる子達が気に入らなかったり、先住犬や、猫がいる家庭なら、その子達が相性悪かったら、同じ家にいるのに、隔離して飼わないといけなくなってします。

そしたら、お互いに良くないです。

なので、トライアル期間(試用期間)を設けてください。

だいたいは2週間~1ヶ月ぐらいを設けているところが多いです。

勿論、トライアルを延長することもできます。

その期間で、この子を本当に迎え入れるか、きちんと確認して決めて欲しいです。

⑤迎え入れる子に愛情を入れて育て、寄り添うことを忘れない
迎え入れる子が決まり、準備も出来たら、沢山名前を呼んで、抱き締めて、そして声をかけてあげてください。

「よろしくね」や「幸せにするよ」や「可愛い」でもいいです。

犬や、猫には人間3歳児並の知能があると言われています。

言葉の意味はわからないかもしれないですが、気持ちはわかると自分は思っています!
なので、沢山名前を呼んであげてください(o^・^o)

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ミニチュアピンシャーの赤ちゃんと里親で会える確率【まとめ】

今回のテーマは、今、社会問題にもなっているし、自分も、愛犬が親元で1人残っていた子だったので、厳しくも暑く書かせて貰いました。

一時期、犬や猫の虐待のニュースを見るたびに「そんなことしたやつの面だせや、同じめに合わせようか、命をなんだと思っているんだ」と見ていましたし、実際近所に、狭いケージに入れられて、飼われていた大型犬とか見たこともあったので(最後の方は水ももらえてなかったみたいで、姿を見なくなってしまったので詳細はわからないままですが)、どうしてもゆるく語ることはできませんでした。

自分は、ペットショップが、日本からなくなって欲しいと思っています。

本当に動物が好きなら、ペットショップとか関係ないと思っていますし、殺処分される為に生まれてきたなんて、犬や猫に思ってほしくないです。

日本から少しでも、辛い思いをしないですむ、犬や猫が減ってくれるように、自分も愛犬が良ければ、猫を迎えたいと思っています。

時間はあまりないかもしれないですが、自分も里親になれるよう頑張っていきたいと思っていますので、皆さんも里親を迎えたいと思っている方、考えている方、共に頑張りましょう!o(*⌒―⌒*)o