引っ越しで日をまたぐメリットデメリットとは?

引っ越しは慌ただしいし、時間もかかって大変ですよね。

そんな忙しい引っ越しですが、退居の日は退居だけで作業を終了にして、翌日に入居の作業をする引っ越し方法をご存知ですか。


実はこのように、日をまたぐ引っ越し方法を選んでいる方はたくさんいらっしゃるのですが、引っ越しを二日に分けている理由は何なのでしょうか。

日をまたぐことで、何かメリットがあるのでしょうか。また、日をまたぐことのデメリットはないのでしょうか?



スポンサードリンク




引っ越しで日をまたぐ理由って?

引っ越しで日をまたぐ理由は、引っ越し先まで距離があり、移動に時間がかかるからです。

旧居からの搬出にかかる時間と、新居までの移動にかかる時間、さらに新居への搬入にかかる時間を合わせても、日中には終わるぐらいの近さでないと、日をまたぐことになります。

搬出と搬入にかかる時間は?

ではまず、旧居からの搬出と新居への搬入の時間が、荷物の量によってどれくらい変わるのかを見ていきましょう。

※一人暮らしの場合
旧居からの搬出にかかる時間は1時間〜1時間半
新居への搬入にかかる時間も1時間〜1時間半
合計2時間〜3時間

※二人暮らしの場合
旧居からの搬出にかかる時間は1時間半〜2時間
新居への搬入にかかる時間も1時間半〜2時間
合計3時間〜4時間



※三〜四人暮らしの場合
旧居からの搬出にかかる時間は2時間〜2時間半
新居への搬入にかかる時間も2時間〜2時間半
合計4時間〜5時間


搬出と搬入だけを見ても、結構な時間がかかっていますね。

引っ越し当日は、搬出、搬入の合計時間にプラスして、移動時間も考慮に入れなければなりません。では、どれくらいの移動時間までだったら日をまたぐ必要がないのでしょうか。



引っ越しで日をまたぐ必要がないのは200kmまで

200km以上離れた場所まで引っ越しする場合や、移動に3時間以上かかるときには日をまたぐことになります。

理由は、日中に搬入を終わらせるようにしないと、引っ越しの騒音などが近所の方々の迷惑になってしまうからです。


引っ越しで日をまたぐメリット

では引っ越しで日をまたぐことで、どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのでしょうか。

※時間の余裕がある
引っ越しで日をまたぐメリットは、時間に余裕を持って過ごせることでしょう。

理由は、引っ越しを一日で済ませようとすると、退出が早朝からの作業となってしまうからです。

退出が早朝ということは、パッキングは前日までに済ませておかないと間に合いません。

けれども日をまたぐなら、退出の作業を午後にしてもらうことも可能です。午前中に最終のパッキングをする時間も取れるし、ご近所さんへの挨拶も、当日の午前中で間に合うかも知れません。


※体力的に楽
さらに、退出日は荷物を運び出すだけで終了なので、体力的にも余力が残せます

あとは翌日までに引っ越し先へ移動して、宿で落ち着いて過ごすことができます。

良い宿を取っておけば、温泉にだって入れちゃいますね。翌日は引っ越しのトラックが到着する前に、新居まで移動しておきましょう。

※当日に荷解きが終わる
入居日当日も、朝から引っ越しの搬入を始めれば、午前中には荷物を入れ終わるし、午後から荷解きを始めれば、その日のうちに終わらせることもできるでしょう。


引っ越しで日をまたぐデメリット

引っ越しで日をまたぐと、退居日の夜を過ごす場所の確保が必要になってきます。

翌日は、業者のトラックが到着する前には新居に着いておかなければならないので、新居近くの宿を押さえておくのが良いでしょう。

そのため、引っ越しで日をまたぐ際のデメリットとしては、宿泊費がかかってしまうことが挙げられます。



スポンサードリンク


引っ越しで日をまたぐメリットデメリットとは?【まとめ】

旧居からの荷物の搬出や新居への搬入は、たとえ一人暮らしであったとしても、意外と時間のかかることがわかりましたね。

この時間プラス、新居への移動時間も考慮しなければならないのですから、やっぱり引っ越しは時間のかかるものです。

移動時間が3時間以上になってくると、日をまたぐ引っ越し方法になってくるようですね。

日をまたぐメリットとしては、時間的、体力的な余裕が挙げられました。

反対にデメリットは、宿泊費がかかることでした。メリットやデメリットを考慮して、ご自身に合った引っ越し方法を選んでくださいね。