どんど焼きの団子の作り方は?意味や食べ方もまとめて調査!

皆さんはどんど焼きをご存知ですか? 小正月と呼ばれる1月15日、または15日前後3日間に行われる正月行事の一つです。

全国的に開催されるということですが、全く知りませんでした。



火の祭りなのに、なぜか団子を食べることが重要であるとか。

今回は、どんど焼きで食べる団子の意味や作り方、食べ方についてご紹介します。




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どんど焼きって何? 団子を食べる意味は?

どんど焼きは火のお祭りです。

正月に飾った注連縄や門松などの飾り、正月に書いた書き初めなどを火にくべて、煙や炎とともに歳神様をお見送りするという意味があるそうです。

この時の残り火で焼いた団子は健康に良いということで、風邪をひかない、虫歯にならない、と言われ子供に食べさせるのだそうです。無病息災を願って団子を食べるようですね。


どんど焼きの団子の作り方を教えて! 蒸し焼きでの方法

1.ボールにだんご粉(600g) を入れる。
2.3等分にし、一つは白いまま、二つ目は食紅、三つ目はヨモギを入れて混ぜる。
3.使う水は合計で420 cc 〜450 ccくらい。様子を見ながら少しずつ水を加えて手で混ぜる。
4.耳たぶの硬さになるまでこねる。
5.それぞれを4等分して丸める。
6.蒸し器に入れて15分から20分くらいが目安。
7.蒸しあがったら照りを出すために、うちわなどで仰ぐ。
8.粗熱が取れてから竹串などに挿し、アルミホイルを巻く。

どんど焼きの団子の作り方を教えて! 火の中で焼く方法

この方法は火加減が難しく、すぐ焦げ付いてしまうそうです。

焼くときのコツをご紹介します。

1.団子は作っておく。
2.アルミホイルに薄く油を塗るか、オーブンシートを巻いてからアルミホイルで巻く。くっつかないアルミホイルを使えば、油を塗らなくてもよい。
3.どんど焼きの残り火で直焼きする。網を使う場合、焼く前に温めておくことがコツ。

どんど焼きの団子の作り方を教えて! 茹でる方法

1.蒸し焼きと同じ手順 (1から5)
2.丸めて形を整えてから沸騰した鍋に入れる。
3.団子が浮いてきたら氷水に入れて冷やす。
4.よく冷やした後は水を切る。

団子はどうやって焼くの?

どんど焼きの団子は、基本的にはミズキ、ヤナギ、ナラ、山桑などの小枝に刺します。中でもミズキがおすすめです。
* 枝が細く団子に刺しやすい
* 枝に赤みがあることで、見栄えがする
* 枝先が上向きである
などの理由からよく使われるそうです。小枝が無い場合は、竹串で代用できます。


団子は3色(赤、白、緑) 、3個で1刺しが基本です。3個でなくてもよいようですが、1串は必ず奇数個の団子を刺します

3色の色つけには、食紅とヨモギが使われます。最初は弱火でじっくりと焼き、火が通ってから火力を上げて焦げ目を軽く付けて完成です。

どんど焼きで作った団子、食べ方も色々!

基本的に焼いたお餅の食べ方と同じようにできます。

・お汁粉やお雑煮など・・・焼いたお餅で作ることも多いと思いますが、団子で作るとまた食感が変わって面白いかもしれませんね。
・きな粉やあんこをまぶす・・・正統派です。
・砂糖と醤油でみたらし団子・・・正統派で大好きな味です。

作り過ぎても大丈夫。熱いうちにラップをして冷ましてから冷凍庫へ入れましょう。食べる時は、ラップを外した団子を沸騰したお湯に入れて茹でるだけです。

団子はお餅の代わりとしての食べ方もあります。甘い味だけではなく、納豆や大根おろし、ピリッと明太子などをまぶして食べる食べ方も良さそうです。

汁物の中に入れて食べる食べ方も、見た目が変わっていいかもしれませんね。



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どんど焼きで食べる団子の作り方は?【まとめ】

小枝に刺す以外は、普通のお団子の作り方とほぼ同じですね。直火で焼いたお団子、沸騰したお湯で茹でたお団子、食感の違いが楽しめそうですね。

味付けが変われば、食べる数も増えそうです。いずれの方法も試してみたいものです。

まだまだ寒さの厳しい1月半ばの行事ですが、火の周りに集まって暖を取ったり、お団子を食べる意味を考えながら食べたり、と楽しく過ごせそうです。

これからもずっと続いて欲しい行事ですね。