うさぎが足ダンをする理由と近隣からの苦情対策防音方法は?

うさぎが足ダンをする理由と近隣からの苦情対策防音方法は?

皆さんの家のうさぎさんはスダンピング(通称足ダン)をしているのを見たことがありますか?

実はうさぎがスダンピングをする理由はいくつもあります。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

恐怖を感じているから、嬉しさから、ストレスを感じているから、構って欲しいからなど様々です。

今回はスダンピングをする理由、そしてすることで起きる問題とさせないための対策方法をご紹介していきます。

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うさぎがスダンピング(通称足ダン)をする理由はなに?

まずスダンピング(通称足ダン)というのは、今一緒に暮らしているイエウサギの祖先であるアナウサギが原っぱなどで暮らしていた頃、声帯を持っていない彼らは足をスダンピングさせることで地中に潜っている仲間に危険が近づいていることを伝えていました。

スダンピングは生存競争の激しい弱肉強食の世界で生き残るために見つけたうさぎ独自の警告方法なのです。

さて、では何も危険がない家の中で暮らしているのになぜスダンピングをするのか。

それは様々な理由があります。

その中でもよくある理由は主に

1.何かに恐怖を感じているから
2.ストレスを感じているから
3.嬉しいことがあり喜んでいるから
4.体調が悪いから
5.飼い主の気を引きたいから
6.何かに警戒しているから

この6つです。

ただ苛立っていたりするときだけでなく、嬉しい時もするのは意外ですよね。

そして意外なことにうさぎにも人間と同じく思春期があります。

思春期に入るとスタンピングする回数が増えるようです。反抗期ですね。

うさぎの思春期は大体、男の子は生後6~10ヶ月頃、女の子は生後4~8ヶ月頃になるようです。

スダンピングすると何が起こる?

いくらうさぎの習性だからといってスダンピングを放置してしまうとソアホックという病気になる可能性があります。

ソアホックというのは足の裏に炎症を起こし、最悪歩けなくなるという非常に怖い病気です。

しかし原因は様々でスダンピングをしたら必ずソアホックになるというわけではありませんがなってしまう確率が上がるのは確かです。

怪我をしているのに運動していたら治りが遅くなるのと同じでソアホックになってしまったうさぎがスダンピングを続けていると治りが遅くなってしまいます。

なのでソアホックになってしまった場合、可能な限り原因を排除しスダンピングを止めさせて早期回復を目指しましょう!

またうさぎは体調が悪いときや居心地が悪い場合にもスダンピングをします。

もし体調不良が原因でスダンピングをしているとしたらうさぎをよく観察して改善してあげないとうさぎが大変なことになってしまうかもしれません…。

じゃあどうすればいいの?

うさぎのスダンピングは時として家族の睡眠妨害や近隣住民との騒音問題に発展することがあります。

ではどうすればいいか?それは簡単です。スダンピングをしないようにしつければいいのです。

しつけの方法はシンプルで「スダンピングをしている時は無視する」これだけです。

●ご飯を与えた後なのに足ダンをする
●ゲージに入れた途端に足ダンをする
●遊んであげた後なのに足ダンをする

このような場合のスダンピングは、徹底して無視して下さい。心を鬼にしましょう。

この時に構ってしまうと「飼い主よりも自分の方が立場が上なんだ」と思ってしまいます。

こうなってしまうとうさぎのスダンピングはどんどんエスカレートしていき、飼い主に言う事を聞かせるためにスダンピングをするようになりますので注意して下さい。

一方で、家の近くで工事などが行われている場合などうさぎにとってストレスになることが起きるとダンピングをすることがあります。

このような場合はなるべく静かな場所へ移動させてあげるなど工夫をしてストレスを出来る限り取り除いてあげましょう。

またうさぎのスダンピングは強く、連続してするほど、うさぎにとっての危険度が高いので注意が必要です。

うさぎが足ダンをする理由【まとめ】

覚えておいて欲しいのはうさぎがスダンピングをするのは飼い主さんに自分の気持ちを伝えたいからです。

なぜスダンピングをしているのかうさぎの感情をしっかりと汲み取りそれにあった対応をしていきたいですね。

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