長野久義の引退理由とは?巨人復帰を決めた真相について!

2022年シーズンを限りに広島カープを退団することが決まった長野久義選手。

(※写真はイメージです)

以前在籍していた読売ジャイアンツに再び加入することになりました。

引退をするわけではないので、引退理由はないものの、長野選手が巨人復帰をすることができたのには、大きな理由がありました。



広島カープの鈴木球団本部長は、「いつかユニフォームを脱ぐなら巨人で脱ぐべき」ということを述べ、トレードが実現しました。

この記事では、長野選手のこれまでの経緯と、これからについて詳しく見ていくこととします。



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ドラフト前後の長野選手

長野久義選手は、大学4年生の秋に行われたドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズから4巡目指名を受けました。

しかし、読売ジャイアンツへの入団を熱望していたことを理由に、入団を拒否します。



その後、長野久義選手は社会人デビューを果たし、2年後のドラフトで指名されることとなります。

ここでは千葉ロッテマリーンズからの指名となってしまい、またもや入団を拒否しました。



翌年のドラフトにて、やっと読売ジャイアンツから単独1位指名を受け、入団を決めることとなりました。

背番号7のユニフォームを手渡しで受け取り、東京ドームで入団発表を行いました。



2回もドラフト指名を拒否してしまうとは、長野選手の読売ジャイアンツへの想いを感じますね。

2009年にプロ入りした長野久義選手は、2018年まで、読売ジャイアンツに所属しました。



2014年シーズンに右ひざと右ひじの手術を受け、その後はなかなか思うような成績を残せませんでしたが、2018年シーズンは、規定打席には届かなかったものの、入団初年度から9年連続での100安打を達成しました。



そして、2019年1月7日、広島カープに所属していた丸佳浩選手が読売ジャイアンツへFA移籍をしたことで、長野選手が人的補償として広島カープに入団することが発表されました。

読売ジャイアンツへの想いが強い長野選手ですが、広島カープへの移籍が引退理由とならなくてよかったです。

広島時代の長野選手

広島カープに入団した長野久義選手ですが、カープ1年目はプロ入り後初めて、出場試合数が100を切ってしまいました。

しかしながら2年目である2020年シーズンは、代打打率が4割4分と、リーグ1位の成績を残しました。



2021年シーズンには新型コロナウイルスにかかってしまい、選手登録を抹消されると、シーズン通算での出場試合、打率、本塁打数、打点がすべて、キャリアワーストとなってしまいます。

次のシーズンではスタメンの機会も増えたものの、長野選手の満足する結果は得られなかったと言えるでしょう。



年齢も、石原選手が退団した2021年シーズンから、広島カープに所属する選手の中では長野選手が最年長となり、引退理由の一つとして年齢が挙げられる可能性もあったように感じます。



広島カープで引退まで野球を続けるか、引退するか、また別の球団へ所属するか、という選択肢を迫られたとき、支えとなったのが広島カープの鈴木球団本部長でした。

長野選手本人の意思を尊重した上で、読売ジャイアンツとの協議を続けました。



「いつかユニフォームを脱ぐことがあるとしたら、巨人で脱ぐべき」という思いのもと、背番号7を空けたままでいる読売ジャイアンツの球団幹部とタイミングを図っていました。

その結果、両球団の親心が込められた「無償トレード」が実現することとなったのです。

長野選手がいなくなってしまうことはとても悲しいですが、好きな球団で最後までプレーしてほしいですね。

これからの長野選手

2023年シーズンから読売ジャイアンツに舞い戻った長野久義選手ですが、推定年俸は2000万円と、かなり低くなってしまいました。



しかしながら、2023年シーズンは75試合に出場し、打率は2割5分9厘、本塁打は6、打点は19と、まずまずの成績を残しています。

これにより、前年から2000万円増加した推定年俸4000万円で契約を更改しました。



成績不振を引退理由とするのではなく、やりきったから、という引退理由での引退をしてほしいです。

これから再び好成績を残す可能性も十分ありますし、長野選手が引退するときはどのような引退理由となるのか、見逃さないようにしたいです。



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長野久義の引退理由とは?巨人復帰を決めた真相について!【まとめ】

長野久義選手のこれまでとこれからについてまとめてみました。

まだ引退を決めているわけではないようなので、明確な引退理由はないものの、愛する巨人でユニフォームを脱いでほしいです。



広島カープを去ってしまって寂しさは残るものの、長野選手の愛する球団でまた活躍されることを期待しています!