天橋立の見方はどうするの?またのぞきはどこから見るのか解説!  

皆さんは天橋立がどのように見えますか?

「海の橋」「松の並木道」「天に登る龍」など思い浮かんでくるのではないでしょうか?

ちなみに私は、2つの連想をしていました。

1つ目は橋がそのまま横倒しになり、そこに松の木が生え育ったという説。


これは、まんが日本昔話をご存じですか?

その中で天橋立のお話があるのですが、神様が人間に天に登らせてあげようと一本のはしごを雲の隙間から降ろしてくるのです。

しかし、天に登るには一言も声を出してはいけないことを条件に、人々は黙々とそのはしごを登っていくのですが…。

しかし、一人の女性がふと後ろを振り向くと、そこには見たこともない絶景がとびこんできたのです。

思わずその女性は「うわぁぁぁぁぁぁぁ〜」と声が出てしまったのです。

すると、神様は声を出してしまったことに腹を立て、人々が登っていた柱を倒してしまいました。

その倒れた橋にいつしか松が生え、天橋立になったという話があり、お陰様で今でも、その時に倒された橋なのでは?

と連想してしまいます。

2つ目は、またのぞきをしたときに、空と海が逆さまになるのですが、やはり先ほどの日本昔話が、離れなーいのですwww

昔々、神様は空からはしごをおろし、横倒しにしたはしごの跡にしか連想できない私でしたwww

見方はいろいろあると思いますが、南からみた天橋立は天に舞い上がる龍に見えたり、北から見た天橋立は、天に掛かる橋のように見えたり、さまざまな見方があるようです。

どちらに見えるかは、まず実際にまたのぞきをしてみましょう!

さて、皆さんはどんな見方をされるでしょうか?



スポンサードリンク



天橋立の見方!どこから見るのがベストなのか?

天橋立が一番きれいに見える場所は、南側から一望できる天橋立ビューランドです。

文殊山山頂にあり、龍が天に昇っているように見えるところから「飛龍観(ひりゅうかん)」と呼ばれています。

また、天橋立は見方もそれぞれ異なり、見る方向により呼び名もその姿にふさわしい名がつけられています。

さすが、日本三景のひとつであります。

次に「元祖またのぞき」として知られる、天橋立笠松公園です。

ここから見る天橋立は、「またのぞき観」と呼ばれ、斜め一文字に見えるそうです。

また、天に掛かる橋にも見えるそうです。

そのほかにも「一字観」「雪舟観」などもあるそうです。

ちなみに、一時観と雪舟観は、天橋立からは少し距離があるようですが、どんな風に天橋立は見えるのか?

一度は見てみたいものですが、天橋立をそれぞれどこからも見ても、ビュースポット間違いありませんね。


天橋立をまたのぞきするときに料金はかかる?

またのぞきの料金はかかりませんが、展望台に行く際、ケーブルカーやリフトを利用するときに料金がかかります。

※天橋立笠松公園行
〒626-2242 京都府宮津市大垣75
電話 0772-27-0032
カーブルカー・リフト運賃 大人:片道340円 往復680円 小児:片道170円 往復340円
運行時間 始発:午前9時  終発:午後6時 (リフトは終発午後4時)
運行間隔 毎時0分 15分 30分 45分に運行 (リフトは空いていれば随時OK)


※天橋立ビューランド行 
〒626-0001 京都府宮津市文殊
電話 0772-22-1000
モノレール・リフト運賃 大人(中学生以上):850円 小学生:450円 往復合算でど
どちらか好きな乗り物に乗車可(モノレールはペット同乗不可)
運行時間 により最終発車時刻が違うので、ウエブサイトでご確認ください。運行間隔 上り:毎時00分 20分 40分  下り:毎時10分 30分 50分

(リフトは空いていれば随時OK。小学生以上から利用可能。ペットもしっかり抱き抱えていれば乗車OK)



天橋立はなぜ「またのぞき」が有名なの?

それではなぜ、天橋立でまたのぞきが行われるようになったのでしょうか?

わたしは皆がまたのぞきをしているので、当たり前のように海に背を向けてお辞儀をするように深く腰をまげて、股の間からのぞいていました。

なぜ、そのような格好までして、天橋立を見るのでしょう?

考えたら、危ないし、頭に血がのぼって気分が悪くならない?

とふと考えたことがあります。

天橋立のまたのぞきは、大正・昭和時代(大正7年~昭和7年に発行されたもの)にお土産ものといして販売されていた、写真入り絵葉書に多く見られ、天橋立をまたのぞきで見るスタイルが定着し、どんどん有名になったといわれています。

股のぞきをする絵葉書は、着物姿の娘さんが大胆にも台に乗って、裾をまくって、またのぞきをしている写真や絵があり、着物でまたのぞきをする行為は大胆不敵ともいえるでしょう。

誰もが真似をしたくなるくらい、衝撃が走ったのではないでしょうか?




スポンサードリンク



天橋立の見方【まとめ】

天橋立の見方は、天に掛かる橋や天に昇る龍に見えるなど、見方は方角によって異なります。

天橋立のまたのぞきは大正初期から昭和初期にかけて、土産物店で販売されていた絵葉書の写真で、またのぞきをする様子が写っていたことから、皆が真似をするようになったと考えられています。

しかし、そもそも股からのぞくことを考えた人は、本当はどこの誰なのでしょうか?

当時の絵葉書は、着物を着た若い娘さんが大胆にも着物の裾をあげて、またのぞきをしている姿がしっかりと写真に撮られています。

結構、衝撃写真かも…www


またのぞきは、天橋立の展望台の上に台が設置してありますので、そこからまたのぞきにチャレンジしてみてください。

展望台には リフトやケーブルカーやモノレールで行けます。

利用の際は、料金はそれぞれ掛かります。

天橋立はどこから見ても絶景ですが、一番よく知られているのが天橋立ビューランドと天橋立笠松公園です。

どちらも、またのぞきはもちろんですが、十分に天橋立を満喫できるところなので時間が許す限り、ゆっくりと過ごしてみてくださいね。