知床五湖を観光する所要時間はどれくらい？高架木道や地上遊歩道のルートも紹介！

知床五湖エリアには高架木道と地上遊歩道が整備されており、散策する所要時間は歩くペースにもよりますが、ルートによって歩く距離も変わります。


この記事では、知床五湖の高架木道のルートや遊歩道の小ループ、大ループのルートの一般的な所要時間を紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。



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知床五湖の所要時間は？

知床五湖の高架木道

知床五湖には高架木道があり、木道の上から湖や周囲の自然を楽しむことができます。

高架木道は全長800ｍを往復する1.6kmコースで、開園から閉園まで無料で利用でき、ヒグマの出没に影響されずに安心して通行できます。

所要時間は写真撮影などしながらだと約30分から1時間くらいで、順路に従って高架木道を往復するコースです。

段差や傾斜を抑えているので、小さな子供や年配の方、車いすを利用する人、誰でも安心して通行できます。

ヒグマが出没した時は追い払いなどの対応があるので、ヒグマが出没しても影響がなく楽しめるコースです。

知床五湖の遊歩道

知床五湖の遊歩道は大ループと小ループの２つのコースがあります。

大ループは知床五湖を一周するコースで、一般的に2〜3時間くらいの所要時間で、すべての湖を訪れながら全長3kmを散策します。

小ループは知床五湖の2湖と高架木道にある1湖を巡る全長1.6kmのコースで、所要時間は1時間から2時間程度です。

地上遊歩道には 3つの利用期があり、植生保護期はレクチャー受講を受けガイドなしで散策可能ですが、ヒグマ活動期は知床五湖登録引率者のガイドツアーに参加しないと散策はできません。

大ループや小ループで散策する際には料金が必要で、植生保護期とヒグマ活動期では料金が異なりますので、知床フィールドハウスのホームページなどで料金を確認してください。

冬限定の厳冬期の知床五湖エコツアーがあり、普段歩けない湖の上を散策する所要時間、約3時間のツアーもあります。

知床五湖の見どころ

知床五湖は、その美しい自然景観と野生動物の生息地として知られており、美しい神秘的な5つの湖の青く澄んだ水面に写る周囲の山々の景色が魅力です。

知床五湖周辺は野生動物が生息し、シマリス、キタキツネ、エゾシカなどが見られ、アカゲラ、エゾコマドリ、ノスリなどの鳥類も観察でき、ヒグマの爪痕やクマゲラの食痕など知床の自然の豊かさを実感できる場所です。

知床五湖は四季折々の景色も素晴らしく、春には新緑が芽吹き、湖畔に広がる美しい緑が見る人を魅了し、秋になると知床五湖周辺の木々が紅葉し、美しい秋の景色が楽しめ、冬季には知床五湖周辺一体が雪で覆われ、訪れる人に感動を与えます。

知床五湖では海や森、山や湖などの美しい景色を一度に楽しむことが出来ることから、自然豊かな世界自然遺産知床を象徴する景勝地として知られています。

原生林の中にたたずむ幻想的な5つの湖。知床連山や周りの樹林を湖面に写しながら静寂を保つ姿はまさに「原始の楽園」にふさわしく、訪れる人々の心をつかんで離しません。多くの野生動物の生息地でもあり、知床の自然の豊かさを実感できる場所です。

知床五湖には、高架木道と地上遊歩道の2つの歩き方があります。高架木道は安全で、シーズンを通して誰でも自由に散策可能。気軽に雄大な自然に触れることができ、展望台からは第一湖と知床連山の大パノラマを見渡せます。一方、地上遊歩道は時期により有料。レクチャー付きで、静かで奥深い自然やヒグマの痕跡など、ネイチャーガイドの解説を聞きながら楽しむことができます。



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知床五湖の所要時間について【まとめ】

知床五湖を散策する際の所要時間や高架木道、大ループ、小ループの遊歩道について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

知床五湖には無料で散策できる高架木道や有料の小ループ、大ループがあり、それぞれの所要時間も異なるので、知床五湖を観光した後の予定によって散策コースを決めるとよさそうです。

体力に自信がある人は、大ループですべての湖を訪れ、知床五湖に生息する生き物や植物を見ながら散策するのがおすすめです。

訪れる時期によっては、ツアーに参加する必要があるので、時間と料金と相談しながら散策コースを決めるのが良さそうですね。