鏡餅の半紙の向きって?和紙の種類や折り方についても徹底解説!

お正月といえば鏡餅ですよね。

新年の神様に捧げる神聖な食べ物としてお餅を供えます。

ただこちらいざしっかりセットしようとするとやはりなかなか手がかかる行事です。


最近は簡易セットがありかなりシンプルになっていますね。

そちらを利用するのもおススメではあります。

しかし今回は元々の意味合いの把握も含めて、鏡餅の半紙の向きや和紙の種類、また折り方等見ていきたいと思います!

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鏡餅の半紙といえば「四方紅(しほうべに)」

鏡餅といえば「三方」という台があり、その上に「四方紅」と呼ばれる和紙を置きます。

縁が赤くなっている紙の事で厄払いの様な意味を持ち、その和紙の上からお供え物を乗せる形となります。

その年の健康や繁栄祈願には重要な意味合いがありますね。
正方形というのも縁起の良さそうな形です。
和紙ならなんでも良い、では無くしっかりと準備したい所ですね。

四方紅が無い場合には、書道に使う半紙を切り取って使うのが良いとされています。

結構書道紙で対応している方も多いかと思いますので、ご安心くださいね!


鏡餅の半紙の向きは?置き方を解説

基本的には四方紅は三角形の様な形に折っておきます。
(一部、折らずに敷くだけでも良いと言われている様です。)

折ったものは折り目がある方を奥(上座)、角のある方を手前(人間側)におきます。
こちらから見ると逆三角形ですね!

折る際をイメージしますと、こちらも注意があります。
手前から奥に折り込むとして、折った際に上になる角は右側寄りに重ねる事です。

上に来る角が左にいってしまうと縁起が悪いんですね。
「凶」のイメージになってしまうのでご注意ください。

尚、鏡餅自体の方角は恵方の方角が良いと言われていますが、こちらも絶対では無いので参考程度にご参照ください。


鏡餅の飾りの意味

三方

神様への供え物をする際の台の名称です。
乗せものにも決まったものがある、という事もなかなかやってみないとわからないですよね。

四方紅

お餅と三方の間にはさむ半紙です。
四方が赤の縁で囲まれており一年間の幸福祈願です。

裏白

シダの葉です。
左右対称な事から夫婦円満、家庭円満を意味するそうです。

鏡餅の上に乗せる果物です。
こちらは意外にもみかんでもキンカンでも無いのですね!
珍しい果物ですので是非調べてみてください。


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鏡餅の半紙の向きって?【まとめ】

お正月の象徴、鏡餅。
色々な意味合いや作法があるのですね。

厳密に言えばまだまだ細かい作法が存在します。
お正月とは、日本という国の奥深さを感じますね。

今は簡易キットもありますし、様々な面で古来よりも楽を出来る部分はあるので意味合いも薄れているかもしれませんが、昔の人々はお正月は大変であり安らぎだったのでしょうか。

どれほど特別な日だったのか少し想像しただけでも片鱗は理解出来そうですね。
現代では意識しない事も多いかもしれませんが知っているに越したことはなさそうですね!

ただ今でいえば無理しない程度に楽しめれば良いですし、そのおまけとして風習の由来である縁起を担ぐ部分の理解に繋がれば幸いです。
意味合いを知っているのとそうでないのでは違いますよね。

またやはり病は気からとも言われるとおり、様々な縁起にはしっかり意味があるのでは無いかと思いますね!
由来を知る事で、行動に意味が出るのが素晴らしいと思います。

ちなみに
中国圏ではとにかくカラフルにお正月を迎えます!

旧正月という時期だったりするんですが、ぼんぼりやすだれ等かなりカラフルな様ですね。

ただ言われる風習の種類は日本もかなり多い方なのではと。。思います。

鏡餅のみならず、~してはいけないという言われや年賀状等ありますよね。

事前にやることはたくさんあるので、しっかり終わらせて正月はゆっくりしたいですね!

参考になれば幸いです!