テントの洗い方の方法&コツを解説!!テントの寿命はお手入れで決まる!!

テントはキャンプギアの中で、一番の相棒と言っても過言ではないギアです。テントって一張り数万円する費用の高いギアです。みなさんも購入する際、十分に検討しテントを購入しているはずです。


キャンプはもちろん野外で使用するギアなので、使用後は、雨、風、砂、むしなど汚れの原因がたくさん付いてしまいます。

お気に入りのテントを、大切に長く、そしてキレイに使い続けるためには、キャンプ終了後のテントを洗うことも必要になります。

この記事では、

テントってどうやって洗うの?
洗い方のコツはある?
洗う際にやってはいけないNG行為は?

など、キャンプ初心者が疑問に感じることを解説します。正しいテントの洗い方を知り、大切な相棒と長く付き合えるようになりましょう。



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テントの手入れは撤収時が大事

テントを大切に使い続けるためには、キャンプ撤収の片付け時から意識すべきお手入れがあります。テントのためにも、ぜひ取り組みましょう。

※汚れを落とす

テントを撤収する時に、濡れたタオルなどで目にみえる土汚れ、露に代表する水気、落ち葉などの付着物をふき取ることをしてください。

なにもお手入れをせずに、汚れが残ったまま収納袋に入れてしまうと、後日、においやカビ発生の原因になります。

カビは一度つくと、除去するのは難しく、テントに穴空けてしまうことになります。

気が付く汚れは徹底的に落とすことは、とても大切です。

※テント生地を乾燥させる

汚れを落としたテントは、風通しのよい場所に干して乾燥させることが大切です。乾燥させることでテント生地にしみ込んだ、ふき取れない湿気を取り除きます。

乾燥が不十分ですと、生地を傷め、テントに塗布している防水コーティングの劣化速度を早めてしまい、テントの寿命を短くしてしまいます。



テントの洗い方

キャンプ撤収時のお手入れを丁寧に行っても、何回もテントを使用していれば、どうしても汚れやにおいが残ってしまいます。

そんな時は、テントを洗うことになります。

洗い方は、大きく分けて、『自分で洗う』と、『クリーニング業者に依頼』の2パターンになります。

※自分で洗う

風呂場の浴槽や、駐車場、庭などの広いスペースに子供用プールなどを使用して洗えます。

まず、テントのジッパーを全開にして、ぬるま湯に全体をつけ、押し洗いや、布やスポンジで軽くこすって汚れを落とします。

しつこい汚れは、テント専用の洗剤か、薄めた中性洗剤で擦って落とし、洗剤を流すため十分にすすぎます。

すすぎを2~3回したあとは、生地を傷めないように、軽くしぼって脱水し、完全に乾燥するまで、風通しのいい場所で日陰干しをします。

天気にもよりますが、乾くまで2~3日はかかると思われます。乾ききったら、折りたたんで保管します。

注意点としては、テント生地を擦ることや、洗濯洗剤を使用して洗うと、生地に塗膜されている撥水コーティングが損なわれます。

また、自分で洗うということは、不用意にテントを傷つけてします恐れがあります。すべては自己責任ですので、慎重に洗ってください。

※クリーニング業者に依頼

自宅でテントを洗ったり干したりするスペースがない、洗うのが面倒くさい、自分で洗えるか不安がある方は、テント専用のクリーニングを利用しましょう。

撥水スプレーの塗布やアイロン掛けなど、自分では大変な作業にも対応してくれるので、費用を払って依頼するのもいいですよ

テントの洗い方で絶対にやってはいけないNG行為

テントの洗い方にはやってはいけないNG行為があります。

テントの寿命を短くするような行為や、テント以外の機器を故障させてします行為もありますので、絶対に止めましょう。

※洗濯機やコインランドリーでテントを洗う

『洗濯機やコインランドリーでテントを洗える』という話も聞きますが、絶対にしてはいけません。

テント本体を傷めるだけではなく、マシンも壊す恐れがあります。

最悪の場合、マシンを弁償しないといけないことにもなりかねません。

テントを傷める行為のとして、機器の乾燥モードを使用することもNG行為の一つですので、覚えといてください。

※濡れたまま収納袋に入れる

洗い終わったテントが完全に乾ききるまで絶対に収納してはいけません。

特に、長期間保管するとき気をつけましょう。

カビの発生を誘発しますし、そうなってしまうとテントを洗った意味がなくなります。

乾かす行為は気を付けすぎるくらいが、テントを長持ちさせるポイントになります。

※キャンプ1回ごとに毎回洗う

キャンプに行くごとにテントを洗うことも、劣化をすすめる行為になります。

年に1回しかキャンプに行かないなど、長期間の保管を前提にするならば、毎回洗って、大切に保管するべきです。

ただ、定期的にキャンプに行く人は、特殊な例を除き、1シーズンに1回洗うだけで十分です。洗うたびに、撥水コーティングをはがす行為になりますし、デメリットにしかなりません。




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テントの洗い方やコツについて【まとめ】

自分のお気に入りのテントでキャンプにいくってとてもテンションが上がります。

テント内が快適であればあるほど、キャンプが楽しくもなり、何回も行きたくなる要因の一つになりますよね。

安定して、キャンプを楽しむためにはギアの手入れは避けることはできません。とくにテントは洗うこと、手入れすることは、かなりの面倒で重労働になります。

洗い方のコツを覚え日頃のお手入れや、クリーニング業者を利用することで、長い期間テントをきれいで劣化のすくない状態のまま、維持することが可能です。愛着のある気に入ったテントでキャンプを思いっきり楽しみましょう。