テント設営時にペグが打てない場所での対処方法を調べてみた!!

キャンプに行っていざテント設営時にペグが打てない場所に遭遇すると、正直焦ってしまいますよね。テントの設営って、キャンプ場に到着して、まず一番にすることでスムーズにできないと、出鼻を挫かれ気分が下がってしまいます。

ですが、ちょっと聞いてください。


実はこのようなトラブルは、キャンプに行く醍醐味のひとつになります。


自然を相手にしているキャンプでは予想外のことが起こるのは、日常茶判事です。

トラブルをトラブルとせずに対応できれば、自分のキャンプ力がついて、逆に楽しくなりませんか。

今回の記事は、テント設営時にペグが打てない場所に出くわした時の対応方法を記載しております。記事を読み終えた時、あなたのキャンプ力はレベルがひとつ上がっていることは間違いありません。



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テントのペグが打てない場所ってどんな場所!?

テント設営する場所って、周辺環境でいろいろな条件があり同じキャンプサイト内でも、ペグが打てない場所もあります。

テントがしっかりと固定できないと、風が吹く日はあおりを受けることになり、安心して過ごせません。

ペグが打てない、もしくは、打つことがむずかしい注意すべき場所について紹介します。

※地面が固い場所

地面が固いといっても状況はいろいろです。

地面の下に大きな岩石があることや、木の根が邪魔している場合です。

また、河原も大小の石や砂利があり、固い地面になります。

固い地面は、ペグがそもそも刺さらない、もしくは、刺さってもペグ先しか刺さらず、しっかり固定できません。

※地面がゆるい場所

砂浜のキャンプサイトは、地面がゆるい代表例の一つです。

砂浜はそもそも地面に摩擦や抵抗がありませんので、いくらペグを打ち込んでも、ゆるい地面の下にある固い地盤まで届かずにすぐにペグが抜けてしまいます。

また、雨が降った後のぬかるんだ地面も摩擦が小さくなり、テントの固定に適した地盤ではありませんので、ご注意ください。

※木板が敷いてあるキャンプサイト

キャンプ場によっては、テントを設営する位置を、木板で明らかにしているサイトもあります。

もちろん、木板にペグを打ち込むことはNGです。



テント設営時にペグの代わりに固定できる素材って

※水を利用しよう

テントの張り縄などを固定できる素材のひとつは『水』です。

水の入れたバケツを重しにすることで、ペグの代わりになります。

水はキャンプ場で現地調達できますし、河原や砂浜でテントを設営する際は、川や海が近くにある環境と思われますので、水は周囲にたくさんあります。

困ったときは水を利用してみてください。

また、事前にペグを打てないキャンプサイトとわかっている場合は、『ウォーターウェイト』という水をタンクの中にいれることで、重しになるギアもあります。

事前に準備してキャンプに行くのも良いのではないでしょうか。

ウォーターウェイトの利点は、通常のウェイトとは違い、水が入っていない状態では、非常に軽量でコンパクトに収納できる点です。

バンドがついている商品が多いので、テントの張り縄をくくり付けることでしっかりと固定できます。

※石、樹木を利用しよう

ペグの代わりに、テントを固定するための重しになるのが、『石』です。

石はキャンプ場であれば、少し探せば周辺に転がっていますし、河原のキャンプ場は石だらけです。大きいサイズの石を探し、ペグの代わりにしてしまいましょう。

適当なサイズの石が見当たらない場合は、複数の石をバケツの中やビニールシートの上などに置いて、固定するのもいいでしょう。

また、テント設営場所の近くに大きな樹木があれば、その樹木に張り縄を括り付けることでペグの代わりとして、テントを固定することも可能です。

ただし、樹木の大きさはくれぐれも配慮してください。

※頑丈で長いペグを準備する

周辺の環境を利用する対処方法ではありませんが、テント購入時についている付属ペグではなく、多少の石などを割ってでも打ち込める頑丈なペグを事前に準備するのも一つの手段です。

頑丈なペグの代表例は、チタンペグや鋳鉄ペグになりますが、キャンプギアのブランドからいろいろな形状の商品がたくさん販売しております。

テント設営時の不安を少しでも取り除きたい方はぜひキャンプに行く前に購入しておきましょう。

ブランドのペグは強固で、しかも、ペグ本体の長さも種類を取り揃っておりますので、砂浜などの地面の摩擦がゆるい場所で、長いペグを利用し、砂浜の下にある固い地盤面までペグが届き、テントを固定できます。



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テントでペグを打てない場所の対策【まとめ】

テント設営時にペグが打てない場所に出会ってしまった時の対応方法について押さえておくべきポイントは、キャンプ場の周辺環境でペグの代わりに重しになりそうな素材を把握しておくことです。

『水』『石』『樹木』など、ペグ代わりになるテントを固定できる素材は複数あり、記事に挙げた以外にも工夫の余地はきっとたくさんあります。

キャンプ中のトラブルは、置かれた環境下で最善の手段を考え実行していくことになり、成功も失敗もありますが、キャンプの楽しみとして受け入れちゃいましょう。

もちろん、事前にペグが打てるキャンプサイトかどうかの情報を入手し、対応できるギアを準備するなど対策を練ってキャンプに行ければ、一番良いと思いますけどね。