チャイルドシートは安いので大丈夫?~安全性と快適性、価格による差

チャイルドシートは大型舗やカー用品店に行くと必ず売られており、概ね2~5万円あたりのものが多いようです。

ですが、 インターネットなどで検索してみると、 安いものでは数千円から販売されていたりします。



今回は、そのように安いので大丈夫なのか、安全に使えるのか、価格が高いものと差はあるかを見ていきます。



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チャイルドシートは安いので大丈夫?

一般的にチャイルドシートという言葉から思い浮かべるものは、 樹脂製で一般的な椅子のように頑丈にできているものだと思います。

そのような樹脂製のものは 安いものでも1~2万円以上、高いものだと5万円以上もします。

そんな中、子供服などで有名な西松屋さんのチャイルドシートは、コスパ抜群でしっかりしているとのことで人気なようです。

このような有名店舗のものや、信頼のおけるブランドのものであれば、きちんと認定も取っていると思われますので、安いので大丈夫だと思います。

一方で、布製の簡易的なチャイルドシートもあり、1万円以下のものがあるようです。

私が見つけた中で一番安かったのは、なんと2000円というものがありました。

イメージとしては、折りたためるクッションのような座面にシートベルトがついているタイプです。

あまり子供が乗る機会がないとか、自宅の車ではなくレンタカーや、知り合いの車に乗るときなど、 持ち運びやすいので意外と重宝します。

ただ、 やはり気になるのは安全性です。

安いので大丈夫?危険なんじゃないの?と感じてしまいます。

ですが、問題なのは価格ではなく、 日本の安全基準の認証を取っているかどうかなのです。



チャイルドシートの安全基準

国土交通省や独立行政法人などが 定めた安全基準がありますが、 購入する時には ラベルを確認してください。

現行の安全基準に適合しているチャイルドシートには「E」のマークがついています。

これは2006年10月から施行された基準で、 日本で 二課された商品については 43 という数字も解されています。

また少し前の基準ですと 「自」 というマークがあります。

こちらは2000年1月から2012年7月にかけて 採用されていた基準です。

最低限、これらのマークがつ、できれば「E」のマークがついているチャイルドシートを選ぶことができれば、安いので大丈夫ということができます。

機能等の違い

もちろん価格によって機能的に違いがあることも事実です。

よく見受けられる違いは以下の通りです


・構造:フレーム部分の材質、 内側のクッションの柔らかさ、 通気性、ISO-FIXへの対応など
・ メンテナンス性:カバーの取り外しやすさ、洗いやすさなど
・ 乗降性:回転機能(特にベビーシートに多い)
・その他:デザイン、ブランドなど

快適性や使い勝手の良さなどは時間をかけて設計していることが多く、 ということは コストがかかっているということになります。

設計やデザインに関わるところは、 時間をかければかけるほど、コストがかかるものなので、 特に価格に反映されやすい部分になります。




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チャイルドシートは安いので大丈夫?【まとめ】

結論としては、 安全基準さえ満たしていれば チャイルドシートは「安いので大丈夫」と言えるでしょう。

ですが、安いのには、やはりそれなりの理由があります。

安全性は問題なくても、 快適性や使い勝手が、少し劣るということは考えられます。

車に取り付けがしにくいとか、 子供が落ち着いて座っていられないといったことも考えられます。(※これは関係ないかもしれませんが)

また、通販サイトの海外のものは、 安全基準を満たしてない可能性もありますし、 中古のものは どこか破損しているかもしれません。

実際に目で見て触って、 安全基準のマークを確認して判断するのがベストです。