s660の中古購入時の注意点は?事前に確認しておくべきポイントとは!

2022年3月で惜しまれながら生産終了したs660。今から中古で購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?

大手中古車情報サイトを見ても、他の軽自動車に比べて物件数が少ない車両です。

s660は2015年に発売された車両です。


中古車情報サイトを見ていてもそこまで極端に状態の悪い物件も少ない印象です。

今回はs660の中古車購入時の注意点をご紹介していこうと思います。

また、優良物件の見分け方も合わせてご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。



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s660の中古車の市場相場は?いくらくらいのものがおすすめ?

s660に限らずですが、中古車には相場というものがあります。

新車の価格と異なり、市場での需要量と供給量によって価格が決まるため、相場は日々変動しています。

s660の中古車の価格は、120万円~500万円程ととても幅があります。

中古車情報サイトを見ていると「本体価格」と整備費や車検費を足した「総額」の2種類の表示がある場合が多く見受けられます。

この場合は「本体価格」を確認して物件を探すのが分かりやすいと思います。

さて、先ほど中古車の価格は変動するというお話をさせていただきました。

s660は他の中古車と比較してとても価格差が大きい車種です。

その価格差の理由はグレード、カスタムの有無、限定パッケージやプレミアがついているかどうかといった点があげられます。

新車のαグレードのもので250万円程から販売されていました。

中古車情報サイトで価格順でソートした際、120万円台のものは修復歴ありのものだったり走行距離が10万キロを超えている物件だったりと、多少難ありのものでした。

なので、s660の中古車を探す際は、200万円程の価格帯のものを探すのがおすすめです。



s660の中古車を購入する際の注意点は?確認するポイントも解説!

中古車の購入する時はインターネットの中古車情報サイトで価格や状態を確認する人が多いと思います。

中古車情報サイトで確認できる点として、「修復歴」「走行距離」「出品している場所」たばこを吸わない方であれば「禁煙車」などが重要なポイントになります。

1つずつ解説していきます。

*修復歴

s660に限らずですが、中古車を購入する際に確認するべきポイントは「修復歴」です。

修復歴は事故等によって板金塗装をしなおしている車両や、部品交換をしている車両を指します。
修復歴が有りの車両は比較的低価格であることが多いです。

しかし、壊れた部分のみを直しているような場合、外見上問題なくてもフレームが歪んでいたり、シャシーに傷が入っていたりすることがあります。

修復歴無しとなっている場合でも実は修復歴がある悪質な場合もあります。

一番は現車を確認するのがベストです。若干でも塗装の色が異なっているような場合には注意が必要です。

*走行距離

s660はハイスペックな車ですが、あくまでも軽自動車です。

中古車を選ぶ際、走行距離もしっかり確認しておきましょう。

今後長く乗ることを考えているのであれば、3万キロ以下、もしくは5万キロ程度のものを選びましょう。

3万キロ以下であれば、足回りやブレーキなどのヘタリも少なく、状態のいい物件が多いからです。

逆に5万キロを超えている車両であれば、2回目の車検等でヘタリの出ている消耗パーツを既に交換している場合が多く、トータルコストを抑えることができます。


*出品している場所

中古で購入する場合、前オーナーの情報は当然ながら開示してもらえません。

全国規模の中古車販売店だと店舗間での在庫交流があるのであまり参考にはならないかもしれませんが、個人の販売店から出品されているような場合は場所を確認しましょう。

例えば沿岸部地域から出品されている車両は塩害、水害を受けている場合があります。

豪雪地域であれば雪がつもり、幌が傷んでいる場合があります。

実際に販売店に行く際や、全店舗の在庫を独自ネットワークで確認できる大手の販売店の場合はナンバープレートを確認させてもらえる場合もあります。

一度どこで使用されていた車両なのかを確認しておきましょう。



優良物件の見分け方!選び方を徹底解説!

前に書いた記事でもご紹介した通り、s660はαとβの2グレード展開になっています。

しかしこのグレードの差は内装や純正アルミホイールのデザインなどエクステリアの部分のみで、安全性、走行性は差がありません。

価格を抑えたい方は、走行距離の少ないβグレードの物件を探しましょう。

比較的状態のいい物件でも、200万円以下で取引されています。

s660は発売当時純正のナビゲーションシステムがありませんでした。HondaAccessが2018年に発売しています。

ナビゲーションシステムを希望している方は初年度登録が2018年以降のものを選ぶのがおすすめです。

それ以前に納車されている方で、後付けでナビを付けた方はやはり少ない印象です。

2018年以降納車の物件であれば、純正のナビがついている場合があります。

注意していただきたいのは、センターディスプレイというのはバックモニターやオーディオ操作用のディスプレイですので、ナビではありません。

間違えないようにご注意ください。

次はカスタムされている車両の購入を検討している場合の選び方です。

s660は純正で幌のロールトップがついていますが、ハードトップがついている場合があります。ハードトップがついている場合、どこのメーカーのものか、純正の幌はついてくるか、を確認してください。
純正アフターパーツメーカーの無限、八千代工業製のものであれば安心ですが、他車種の流用設計、汎用設計のものの場合、番部分から雨漏りする可能性が高くなります。

また取り外したロールトップは別でついてくるのかも確認しましょう。

いざオープンにして走りたいと思った時、ハードトップを持ち運ぶのはとても大変です。

可能であれば、純正ロールトップがついている物件を選びましょう。

足回りを交換している車両の場合も、純正の足回りを取っておいてあるかを確認してください。可能であれば、取り外した純正足回りも一緒に引き取れるものを選んでください。



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s660中古の注意点【まとめ】

いかがでしたでしょうか?
s660の中古車購入を検討されている方は、ぜひ一度現車を確認してみてください。

大手の中古車販売店では、何台も現車を展示している場合があります。

現地に足を運び、可能であれば試乗させてもらってください。

同じ車であっても、個体の癖があります。乗ってみて、自分のフィーリングに合うものを選んでください。