尿潜血の基準値は?【尿潜血+】陽性の原因と改善方法!
健康診断ではメジャーな部類に入る尿検査。尿からは様々なことが分かります。尿検査は主に腎臓系の疾患を調べる為の検査ですが、糖の検出では糖尿病の疑いを検査し、ウロビリノーゲンの検出では肝臓の働きに異常がないかを検査します。
本日はその中の一項目である『尿潜血』について。
検査結果で尿潜血+となれば陽性となりますが、その基準値は0~5個/μLと言われています。6~19個/μL未満で擬陽性(±)、20~49個/μL未満で陽性(+)、50~249個/μL未満は陽性(2+)、250個/μL以上は陽性(3+)となっています。
では尿潜血が陽性となってしまう原因は何なのでしょう??
また改善方法等はあるのでしょうか??
今回は尿潜血について詳しく知ってもらいたいと思います!
それではいってみましょう!
本日はその中の一項目である『尿潜血』について。
検査結果で尿潜血+となれば陽性となりますが、その基準値は0~5個/μLと言われています。6~19個/μL未満で擬陽性(±)、20~49個/μL未満で陽性(+)、50~249個/μL未満は陽性(2+)、250個/μL以上は陽性(3+)となっています。
では尿潜血が陽性となってしまう原因は何なのでしょう??
また改善方法等はあるのでしょうか??
今回は尿潜血について詳しく知ってもらいたいと思います!
それではいってみましょう!
[char no=1 char=”タッション”]合わせて尿蛋白の記事もお読みください。[/char]
尿潜血とは
ズバリ尿の中に血が混ざってしまっていることです…で終わってしまうことができないのでもう少し詳しく書いていきますね。尿は腎臓で濾過された過程でできたものであることは皆様も御存知のことだと思います。
何らかの形で腎臓に異常があったり、機能が低下している場合濾過がうまくいかずに血液成分も大概に排出される場合があります。
尿検査によってその尿に含まれる赤血球を調べるのが尿潜血の項目です。
血尿と呼ばれるものとはまた違い、目視できない程の赤血球の成分を調べることで腎臓が正常に働いているかを検査するものになります。
尿潜血の基準値は?
基本的には健康診断書には+-で表記される事になります。尿潜血-であれば陰性、尿潜血±で疑陽性、尿潜血+(2+、3+)になると陽性になります。
陽性の場合、数値が大きくなればなるほど重篤な症状を抱えている可能性があるということですね。
*マイナス(陰性)=項目に関しては異常が無く正常な状態
プラス(陽性)=項目に関して異常値を示している状態
数値での基準値をいえば、
●尿潜血- ・・・ 0~5個/μL
●尿潜血± ・・・ 6~19個/μL未満
●尿潜血+ ・・・ 20~49個/μL未満
●尿潜血2+ ・・・ 50~249個/μL未満
●尿潜血3+ ・・・ 250個/μL以上は陽性(3+)
という風に設定されています。
陽性になってしまう原因は?
腎臓や泌尿器の問題が疑われます。陽性になった人で再検査をすると、腎結石・腎のう胞・軽症の腎炎等が発見されることがあります。
これらは必ずしも治療の必要性がないものもありますが、分かっていることで体を気遣うきっかけにもなり二次的な悪化を防ぐことも期待できます。
また中には膀胱がんや腎臓がんが発見されることもありますので、再検査が出たときには楽観視せずに診断にいきましょう!
尿潜血が出てしまう他の原因には、激しい運動、ストレス、過労や寝不足、月経血の混入という場合もあります。
なんにせよ原因がしっかり分かっていた方が安心もできますし、早期治療にも繋がりますので検査の重要性というのを改めて感じます。
尿潜血の改善方法
一番重要なのは食事療法です!やはり腎臓に負担をかけない方法としては塩分を控えめにすることですね。
またカリウムも利尿作用を促進したり、塩分の吸収を抑えてくれるという意味では良いのですが、既に腎臓を悪くしている人や摂りすぎると逆に腎臓に負担をかける事になってしまいますので適度な摂取を心がけましょうね。
またオルニチンの摂取も有効です。
オルニチンはシジミやえのき茸に多く含まれていて、肝臓の働きを良くして解毒効果を高めて腎臓の濾過時の負担を軽減してくれます。
まとめ
本日の尿潜血について如何だったでしょうか?もしかしたらこれまでに尿検査で引っかかった方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
健康な状態でも陽性になりやすいという点では尿蛋白と似ていますが、問題ないからといって放置するのは良くないですね。
腎臓は肝臓と同じ沈黙の臓器と呼ばれています。
症状が出る時にはかなり悪くなってしまっていることになりますので、早期発見、早期対処ができるようにしたいものです。
食事の意識などは日頃から変えられるものでもあるので、腎臓にやさしい食生活を心がけてみましょう!
また適度な運動、しっかり睡眠をとって規則正しい生活を送るのも健康の為には欠かせないものですね。
それでは体を労って健康ライフを!
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