ヒョウモントカゲモドキの値段相場!種類による違いとは?

ペットとしてヒョウモントカゲモドキを飼おうと思ったとき、やっぱり気になるのはそのお値段ですよね。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

実は、ヒョウモントカゲモドキには数多くのモルフ(品種)があって、値段はモルフやクオリティによって様々です。

安いものなら、ハイイエローというモルフが数千円で買えますし、ブラックナイトなど高いものは数十万円します。

今回は、ヒョウモントカゲモドキの価格相場についてご紹介します。

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ヒョウモントカゲモドキのワイルド個体の値段は安価・・・だった!

今でこそ、ヒョウモントカゲモドキと一口に言っても数多くのモルフが店頭に並んでいますが、かつてはモルフなどほとんど見られませんでした。

そういうとき、数千円で売られていたのが現地採集個体、いわゆるワイルドものです。

ブリーダーが手塩にかけて育てた繁殖固体より、現地の人がお小遣い稼ぎに捕まえたワイルドもののほうが安価だったわけです。

ところが、ヒョウモントカゲモドキの原産地はアフガニスタンやパキスタンなど、政情不安定な国が多く、現在ではほとんど流通しなくなりました。

代わりに、たくさんのブリーダーがヒョウモントカゲモドキを販売するようになり、定番のモルフがかつてのワイルド者と同じくらいの値段で流通しています。

モルフがいっぱい!

「ヒョウモントカゲモドキ」と検索すればわかりますが、ヒョウモントカゲモドキには100種を超えるモルフが存在します。

もともと、ペットとして流通していたのは野生のヒョウモントカゲモドキや、それを繁殖させた個体でした。

その中から、黄色の強い個体や、黄色の面積が広い個体が選び出され、「ハイイエロー」という名前で流通しました。これが、ヒョウモントカゲモドキの最初のモルフだと思われます。

その後、尻尾や胴体に強いオレンジ色が発色する個体が見付かり、タンジェリン」と呼ばれました。

そして、タンジェリン同士の交配で、黒い斑点が極端に少ない個体が作られました。

これが「ハイポタンジェリン」で、ハイポタンジェリンの登場でヒョウモントカゲモドキの人気が急上昇し、数々のモルフが作り出されたのです。

今では、体のカラーだけではなく、ソリッドアイやスネークアイなど眼球のバリエーションまで作出されています。

ヒョウモントカゲモドキはモルフによって値段が違う!

数多く作り出されたモルフの中には、安定して供給され、簡単に手に入れられるモルフと、レアで手に入りにくいモルフがあります。

ハイイエローやハイポタンジェリンは今や定番モルフとなっており、一年中いつでも手に入れられます。そういったモルフは、ヒョウモントカゲモドキの中でもお手ごろ価格で流通することが多く、特に爬虫類の即売イベントでは数千円で購入できます。

一方、アルビノのような劣性遺伝モルフや、ブラックナイトのような人気の高いモルフ、スーパーマックスノーのような複数のモルフの組合せでできたモルフなどは高価で、数万円以上になります。

中でも、ブラックナイトやレモンフロストはレア度の高い人気の最新モルフで、数十万~100万程度になります。

サイズによって値段が違う!

さらに、大きさによっても値段が変わります。

よく見かけるのはベビーサイズで、生後1ヶ月程度の幼体です。

見た目も可愛いのですが、この時点ではモルフとしてのクオリティがわかりにくく、体質的に問題がないかどうかもわかりません。

一方、アダルトサイズ程度の個体が売られていることはあまりありません。

ブリーダーが手放すか、ショップで売れ残って大きくなったか、のどちらかということが多いのですが、ブリーダーにとってアダルトサイズの個体は大切な種親です。普通、そう簡単には手放しません。

ショップの場合、早く売れてほしいのに売れ残ってしまうと、人件費と餌代をかけて育てなければいけなくなります。

このため、アダルトサイズの個体が売られていることは少なく、売られていてもベビーサイズより高価になります。

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ヒョウモントカゲモドキの値段相場【まとめ】

ここまでの話をまとめると、定番モルフのベビーを展示即売イベントで購入するのが一番安い、ということになります。

あとは、飼い主である自分が納得のいく個体を、納得のいく価格で購入することが大切です。

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