蛇はペットにしたらなつく？初心者向けの飼いやすい種類の紹介！

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蛇はペットにすると飼い主になつく？

近年蛇をペットとして飼育する人が年々増えていますが、疑問になるのが「蛇は懐くのか」という事ですよね。

ショップの店員さんや蛇を実際に飼っている人の話を聞いたり、実際に蛇を飼っている筆者からすると「蛇が懐くのは難しい」という回答になります。

なつくと言えば犬猫のようにしつけが出来たり、密なスキンシップが出来る、呼んだら来てくれるという点ですが、蛇に対してはいくら愛情を注いで飼育したとしても犬猫のようになったりすることはありません。

また、どれだけ長い間飼育を続けていて人に慣れているとしても気性が荒かったり、飼い主の手に餌の匂いがついている場合は噛みついてくることさえあります。

そのため、蛇はペットにしていくら愛情を注いでもなつくことはなく、慣れることで精一杯ということになります。

蛇が人懐っこいかは個体差がある！

上の話からすると「人懐っこい」という表現は少し違うかもしれませんが、人懐っこいと言われる蛇は性格が大人しく、ハンドリングが容易な個体のことを指します。

そういった蛇がいないわけではありませんが、同じ初心者向けの大人しい蛇でも個体差があり、大人しく慣れる前からハンドリングが出来る個体と口を開けて威嚇してくる神経質な個体もいますので、初心者の方はしっかりとショップで見たり、店員さんにしっかりと話を聞いて飼いやすい個体を選ぶようにするのがベストかと思います。

初心者向けの蛇の種類は？

一言で蛇と言っても数十センチの小さいものから何メートルにもなる大きいものもいます。

また、平均した性格が荒いと言われる種類もいれば大人しくて初心者向けと呼ばれる種類もいます。

初心者向けの蛇にはコーンスネークとボールパイソンの2種類がいます。初心者向けの2種類の蛇について詳細を説明します。

コーンスネーク

コーンスネークはアメリカ南東部に分布する蛇で、全長は80センチ～120センチ程度で最大でも180センチ程度の大きさになります。

寿命は10～15年で、比較的長寿の蛇になります。

カラーバリエーションも豊富で、飼い方も温度と餌の大きさというポイントを押さえることが出来れば比較的かんたんに飼育することが出来る種類です。

また、性格も平均して大人しいと言われており、口を開けて威嚇してくることも少ないため初心者でも飼いやすいと言われています。

ボールパイソン

ボールパイソンはアフリカに生息するニシキヘビの仲間です。

ニシキヘビと言えば大型化することで有名な蛇ですが、ボールパイソンは全長1～1.5m、体重は平均して2～3㎏程度とニシキヘビの中でも小柄な蛇になります。

寿命は平均して10～20年ほどで、中には30年近く生きる個体もいるようです。

コーンスネークと同じでカラーバリエーションも豊富で、性格も温和で攻撃してくることもめったにないので初心者向けの蛇であると言われています。

個体差はありますがコーンスネークに比べると神経質な一面もありますので、コーンスネークよりは飼育に注意が必要であることと、大きいケージが必要になる個体です。

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まとめ

蛇を飼育したことがない初心者の方は、まずはすぐ購入するのではなく、しっかりとショップ店員さんの話を聞いたりして、自分の気になる個体がどういう性格なのかをしっかりと見極めるようにしましょう。

人に懐くことはありませんが、人慣れをすると「あれ、懐いてる？」と錯覚するような行動をしてくれることがあり、とても愛らしいペットになってくれると思います。

蛇はペットの中でも比較的長寿な生き物なので、終生飼育することが出来るかどうか、飼育環境をしっかりと整えてあげることが出来るかどうかをしっかりと考えてからお迎えするようにしてあげてくださいね。