「雨引観音」安産セットの使い方は?安産祈願の初穂料はどれくらい?

「安産祈願」とは、妊婦さんが妊娠5ヵ月目の安定期に入った「戌の日」に腹帯を巻いて安産を願う日です。

別名では「帯祝い」とも言われています。


日本には「戌の日」という風習があり、基本的には安産祈願は「戌の日」に行うのが良いとされています。

なぜ「戌」なのかというと、これは動物の犬にあやかっているそうです。

犬は一度の出産で多くの子供を出産し、それに加えてお産が軽いので日本では昔から「安産の象徴」とされています。



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「雨引観音」安産祈願セットとは?

「雨引観音」の安産祈願の際には、安産御守と希望者のみ護摩祈祷を受けることができます。

安産御守には、腹帯と一緒に巻く小さな布がついてきます。

希望があれば、腹帯もお求めいただけるそうです。

受付の際にお伝えすれば、一緒に護摩祈祷も行えますので希望される方は受付の際に伝えてください。

護摩祈祷は5000円と7000円の二つがありますが、安産セットの1万円、3万円、5万円のどれかをお申込みすると、護摩祈祷の料金のみで安産守とコルセットがついてすべて揃うそうです。

また、令和5年10月1日以降は、安産セット1万円の場合安産守と「さらし」がついてきます。

3万円と5万円の場合には、安産守と「さらし」、「コルセット」の両方がついてくるそうです。

また、腹帯は晒し製のものが3000円、コルセットタイプが4000円です。

「雨引観音」では毎日、午前10時~午後4時まで毎時丁度に護摩祈祷を厳修しているそうです。

安産祈願と一緒に護摩祈祷を希望する際は、希望の護摩祈祷の時間の20分前までに来るようにしましょう。



「雨引観音」安産祈願の初穂料は?

初穂料は3000円からになっています。

安産セットは1万円からで3万円と5万円の3種類あります。

1万円は安産守とさらしのみ、3万円と5万円はさらしと一緒にコルセットもついてきます。



安産セットの使い方は?

腹帯には、お腹を支えるだけでなく母子を冷えから守る役目があります。

安産祈願する際には、お清めされたさらしタイプの腹帯を巻きますが、神社によっては普段から使用している腹帯を持参して祈祷していただけることもあるそうです。

腹帯を持っている方は、祈祷を受ける前に安産祈願をする神社に確認しておきましょう。

安産祈願に用いられる「腹帯」は、徐々に大きくなるお腹の保湿や外部からの衝撃を緩和するというメリットもあります。

ですが、腹帯をきつく締めすぎるのは逆に身体の血流が妨げられてしまう可能性もあるので、産婦人科の医師によっては腹帯の使用をすすめない場合もあるそうです。

もし、使用を考えているのであれば一度担当の産婦人科医に相談をして、お腹が苦しくない程度に巻きましょう。

また、季節などによっては寝ている際など暑くなってくるので必要に応じて着脱の調整をしましょう。



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雨引観音の安産セットの使い方は?【まとめ】


「雨引観音」は、茨城県内でも安産祈願のお寺として有名です。

また、安産祈願は神社などで御祈祷をせずにお参りに行くだけでも問題ありません。

妊娠中は特に体調が崩れやすく天候や季節などによっても安産祈願の御祈祷に1時間近くかけるのは身体にきついという場合もあります。

体調や身体に負担をかけないように、難しい場合には神社で参拝をしてご自身で安産祈願の御守りを買って安産を願うだけでも十分です。

一番は妊娠中のご自身の身体を気にしてください。

安産祈願のために、無理して妊娠中に体調を崩してしまったら意味がないので、体調がすぐれない時は無理せずに参拝だけにしましょう。

基本的に安産祈願にはご夫婦お二人や、ご新婦さんのお母様とお二人で行かれる方が多いようです。

特に誰と行かなければいけないというマナーなどはないので、家族で話し合って決めましょう。

もし、おひとりで行かれる際には十分に気を付けてください。