上野動物園には何がいる?おすすめの回り方や見どころをご紹介!

日本最古の動物園として有名な上野動物園ですが、どのように回るとよいのでしょうか。

(※写真はイメージです)

今回はおすすめの回り方を紹介します。



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上野動物園の東園と西について

上野動物園は、東園と西園の2つのエリアに分かれています。約300種、3,000匹ほどの生き物がおり、自然や景観といった生育環境を大切にして育てています。

上野動物園には3つの入場口があり、正門から入ると東園、弁天門・池之端門から入ると西園に出ます。注意したいことは、上野動物園自体の開園時間は午前9時30分ですが、池之端門の開園時間は午前10時30分です。東園と西園の主な特徴を以下で紹介します。

東園

巨木が生い茂る小高い丘のようになっている地形が特徴です。日本の動物エリアでは歴史的建造物である五重塔が見られます。東園は以下の5つのエリアに分かれます。それぞれに野生が生息している植生や世界観を再現しており、質の高い飼育環境を作っています。

・日本の動物
エゾシカ・カモシカ・二ホンリスや、ルリカケスといった日本に昔から生息する動物や野鳥が展示されています。五重塔をパックに風情のある写真が撮られるかもしれません。

・ゴリラとトラのすむ森
ゴリラの住むアフリカの山林や、トラの住む亜熱帯の林を再現した植生を行い、生育しています。野生に近い環境で、生き生きとしているゴリラやトラの様子をうかがえます。

・ゾウのすむ森
大きな6室の寝室と、放牧場を携えています。上野動物園では、アジアゾウが見られます。ゾウ達がのびのびと水浴びや砂遊びをする様子がうかがえます。

・クマたちの丘
ヒグマ・マレーグマ・ツキノワグマなど、熱帯から寒帯にかけての生息地を再現しています。冬は、冬眠している様子をうかがえるブースもあります。

・ホッキョクグマとアザラシの海
北極海のような極地に住むアザラシ・アシカ・野鳥のほか、海で泳ぐホッキョクグマのダイナミックな姿が観察できます。

西園

・キリン・カバエリア
キリンとカバだけではなく、サイやハシビロコウ、オカピといった、オーストラリアやアフリカに住む珍しい動物たちを見られます。

・パンダのもり
有名なジャイアントパンダだけではなく、パンダの住む中国四川省の自然を再現した新しいブースです。その敷地面積の大きさからも、飼育にはかなり気を遣う存在であることがうかがえます。同ブースの一角では、レッサーパンダやキジなど同じ生息域に住む生き物を展示しています。

・アイアイ
子どもの童謡で有名なアイアイやワオキツネザル、フォッサといった、マダガスカル島に住む動物たちの展示ブースです。アイアイは夜行性であるため、屋内で飼育を行っています。

・小獣館
ネズミ・ミーアキャット・アルマジロ・コウモリなど50種類以上の小動物を見られます。日本の野生では珍しい、ネコやネズミのなかまが展示されています。ペットとして人気があるものもいますね。

・ビバリウム(爬虫類の展示)
ガラパゴスゾウガメ・ヤドクガエル・オオサンショウウオといった珍しい両生類や爬虫類を展示しています。期間ごとに特別展が行われます。

・子ども動物園 すてっぷ
ウサギやモルモットと触れられますが、感染症対策のため、当面の営業を休止しています。

・不忍池
文学作品やマンガの舞台にもなっている有名な池です。池にはたくさんのハスが植わっており、ペリカンやツルといった鳥類の展示のほか、野生のユリカモメやカモが飛来します。何となく歩くだけでもゆったりとした時間を過ごせます。

おすすめの回り方

(1)「THE動物園!」という体で、オーソドックスな動物から見たい方は正門・東園めぐりがおすすめです。上野方面から、谷根千エリアへ抜けたい方はこちらがオススメです。

(2)「パンダがどうしても見たい!」という方は朝一番に弁天門から入場して、ジャイアントパンダの列に並ぶとよいでしょう。小動物や爬虫類が好きな方もこちらがオススメです。上野よりも隣の御徒町駅が近く、アメ横観光へのアクセスがよいです。

(3)東園には、パンダをはじめ、ワオキツネザル・オカピ・アイアイといった世界の珍しい動物がいます。ワオキツネザル以下の動物は日本で見られる動物園は上野動物園だけです。また、ペンギンやアザラシといった海の人気者に会えたり、ミーアキャットなどかわいらしい小動物に会えたりします。

正門から入る方が多い傾向があるので、弁天門や池之端門から入場し、不忍池のハスやワオキツネザルなど眺めながら、日本で唯一を噛み締めて優雅に散歩するようにまわることがオススメです。東園から西園へ行く際は、藤棚休憩所がおすすめです。5月なら藤の花が咲いているかも?!



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上野動物園には何がいる?おすすめの回り方や見どころをご紹介!【まとめ】

上野動物園は、クオリティの高い自然環境を再現し、世界中の珍しい動物を飼育しています。3つの出入り口があるため、何が見たいか、どこへ行きたいかによっておすすめは変わります。

ジャングルに住む動物、日本に住む動物、五重塔→東園
パンダやキリンなど珍しい動物、不忍池、小動物、爬虫類、子ども連れ→西園がおすすめです。
また、谷根千エリア観光から来る方→池之端門
アメ横観光から来る方→弁天門
上野駅から来る方→正門が近くてオススメです。

動物園周辺にもたくさんの観光地や名店があります。行先に応じて臨機応変に考えるとよいでしょう。