湯の山温泉の泉質はどうなの?特徴や効能をご紹介!

湯の山温泉ってどんな泉質なの?

温泉に浸かった時にどんな特徴があるの?


そんな疑問を持っている方はぜひ最後までお読みください。

三重県にある湯の山温泉はどんな場所にあり、どんな泉質や効能を持っているかを今回の記事ではご紹介いたします。



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湯の山温泉とは?

湯の山温泉は三重県三重郡菰野町にあり、登山で有名な御在所岳のふもとにあります。

公共交通機関で行く場合、近鉄名古屋駅から特急で近鉄四日市駅まで乗り、近鉄四日市駅からは近鉄湯の山線に乗り換えること約60分。

近鉄湯の山駅から三重交通バスに乗り換え、湯の山温泉・御在所ロープウェイ前まで約10分で到着します。

高速バスで行くと名鉄バスセンターから三重交通バスに乗って約60分で湯の山温泉・御在所ロープウェイ前に到着するのでおすすめです。

湯の山温泉の歴史は古く、今から約1300年前の奈良時代に発見されました。

江戸時代には湯宿が整備され、東海・近畿地方の奥座敷として発展し、昭和時代に愛知国体登山競技が鈴鹿山脈で行われると全国的に知名度も上がりました。

山頂と温泉街を結ぶロープウェイが開通したことにより年間100万人を超える観光客が訪れるようになりました。

バブル崩壊などにより年々観光客が減ってしまいますが、観光協会が電動アシスト自転車の貸出やイベントなどを行っており、観光客増加を目指しています。

紆余曲折ありながらも三重県の北勢地域では数少ない温泉街である湯の山温泉の泉質について見ていきましょう。



湯の山温泉の泉質は?

湯の山温泉の泉質は、無色透明でラジウムを含んだアルカリ性の単純弱放射能温泉と言われています。

ラジウムとは放射性物質を含む鉱物でキュリー夫妻によって発見されたとして有名です。

放射性物質と聞くと体に悪いイメージがありますが、温泉に含まれる放射線量はとても少量になります。

少量の放射線量によって免疫機能が向上し、病気を治してくれる療養効果があることがアメリカの研究で分かっています。

細胞の活性化、自然治癒力や免疫力の向上を促してくれるなどの効果があり、ガンにもなりにくくなるとの研究結果もあるほどです。



湯の山温泉の効能は?

湯の山に入ることで次の効能があると言われています。

(1)痛風
(2)関節リウマチ
(3)腰痛症
(4)神経痛
(5)五十肩
(6)打撲、捻挫
(7)筋肉のこわばり
(8)冷え性
(9)末端循環障害
(10)胃腸機能の低下
(11)軽症高血圧
(12)軽い高コレステロール血症
(13)軽い喘息または肺気腫
(14)自律神経不安定症
(15)睡眠障害、うつ状態
(16)疲労回復、健康増進
といった様々な効能があります。

放射能温泉の効果の高さがよく分かるのではないでしょうか。

湯の山温泉には傷ついたシカが傷を癒やしたという伝説もあるくらい、当時から優れた泉質を持っていることで知られていたのでしょう。

ただし、熱があるときや進行した悪性腫瘍、重い心臓または肺の病気、目に見える出血があるといった症状を持っている方は、温泉に入るのは避けましょう。



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湯の山温泉の泉質は?【まとめ】

湯の山温泉の泉質や効能はどういう特徴があるのかお分かりいただけたでしょうか。

湯の山温泉はラジウム温泉による高い効能を持った温泉なので、あまり体調がよくないなと感じる人には特におすすめの温泉です。

湯の山温泉を満喫できる温泉宿はいくつもあり、自然あふれる場所にある温泉宿が多いので、四季折々の絶景を楽しむことができるなど、非日常感を味わうにはもってこいの場所です。

また、宿泊だけではなく日帰り温泉を楽しむことができる場所もありますので、お気軽に湯の山温泉を体験することができます。

今回の記事で湯の山温泉に興味を持った方は、ぜひ行ってみて優れた泉質を肌で感じてくださいね。