エクシーガで車中泊は可能?DIYで作りだす快適空間!

いま自動車の中で寝泊まりする「車中泊」が空前のブームらしい。

(※写真はイメージです)

とは言え、現実的に適した車はボックス型ミニバンかLクラスのSUVくらいの大きさが必要だと思う。エクシーガでは少し手狭に思えますが、中には工夫して車中泊を実現している人もいます。車中泊を実現するにあたっての、エクシーガの弱点と克服方法を見ていきます。



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エクシーガはフルフラットにできない?

車中泊は車内で寝るため、 極力平らな空間が必要です。シートなどを倒してフルフラットにできる車であれば問題はありませんが、エクシーガは残念ながらフルフラットにはなりません。乗用車ベースのミニバンであるため、車内空間は基本的に一般的な乗用車の装備が基本となります。

例えば運転席や助手席に関しては、背もたれを後ろに倒すことはできますが、そこに大きな段差が発生します。二列目は、背もたれを前方に倒すと、シートバックは比較的平らな面になっています。問題の三列目ですが、こちらも二列目と同様に前に倒すことはできシートバックは平面になっていますが、 残念ながらその面が車体後ろに向かって下がるように斜めになっています。

これは三列目シートの収納性よりも乗り心地を重視して、座面部分を分厚く設計し、なおかつ剛性感を出すために単純な機構として、きれいに折りたたむことを考慮していない構造だからです。エクシーガで車中泊するためには、シートを倒した時の面をどのように平らにするかがポイントになるかと思います。

普段使いをあるていど無視し、二人旅などであれば二列目と三列目を倒し、そこにパイプでフレームを組み、平たんになるように高さを調整した後、上に板を乗せることで比較的快適なベッドはできるかと思います。最も簡単なのは、運転席や助手席だけ倒して 二列目の背もたれをそのままにし、椅子に寄り掛かるように脚を伸ばして寝るスタイルです。エクシーガのカタログなどでも提案されている使いかたの一つです。

エクシーガの目隠し

続いて窓の目隠しです。市販のサンシェードで隙間なく窓を埋めるタイプのものもありますが、比較的高価ですし、隙間なく窓を埋めてしまうと外の様子を確認することが難しくなります。オススメとしては カーテンタイプのサンシェードを取り付けることです。状況に応じて端に寄せることによって窓を開けることもでき、利便性は高いと思います。

ただ、もちろんデメリットとしては、隙間があいてしまうことでめりっとになるかもしれません。この目隠しの隙間をどこまで妥協できるかによって、対策方法も変わってくるかと思います。また換気も重要かと思います。ミニバンといわれる程度に広いエクシーガとは言え、窓を閉め切ったままでは、暖かい季節の場合には かなりの温度になります。

窓開けておけば換気になりますが隙間があいていると、雨や虫が入ってきたりといった心配もあります。雨に対して安心して窓の隙間を空けておくためには、窓の外につけるバイザーをお勧めします。最近はデザイン重視でバイザーがない車も多いですが、雨天でも走行中に喚起できるメリットがあるものです。

バイザーがあっても虫などは入ってきてしまいますが、ドア上部にかぶせるタイプの 網戸のようなネットがありますので、それを利用すれば虫の侵入を防ぐことは可能です。 最近では、車のガラスに挟むように取り付ける換気用の扇風機もありますので、それを利用するのも一つの手だと思います。



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エクシーガで車中泊は可能?DIYで作りだす快適空間!【まとめ】

7人乗りのミニバンでなおかつ、 クロスオーバー的な性格を持つエクシーガでは、 車中泊をしたいという方もいるかと思います。車中泊の仕方も人それぞれです。

ベッドのように寝たいという方もいらっしゃれば、普通に席に座って寝られれば問題ないという方もいらっしゃいます。実際にエクシーかで車中泊を楽しんでいる方も複数いらっしゃいますので、ご自身で工夫して快適な空間を作り出してみてください。