フィットのエアコンがぬるい原因!-効かない原因徹底解説-

フィットのエアコンがぬるいのはなぜでしょうか?

その答えは、複数の要因に起因することが多いです。

本記事では、フィットのエアコンが十分に冷えない原因を徹底的に解説します。

最も一般的な原因の一つは、エアコンシステム内の冷媒ガスの不足です。


画像はイメージです。

冷媒ガスが減少すると、エアコンの冷却能力が低下し、結果として室内の温度が十分に下がらなくなります。

しかし、これは冷媒ガスの不足だけが原因ではありません。

では他にどんな原因があるのでしょうか。

そしてどんな対策をすれば良いのでしょうか。

この記事では効かない原因と対策について、徹底解説していきます。

ぜひ最後までよんでください。




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フィットのエアコンシステムの基本構造とは?

まず、エアコンの基本構造と機能について理解することが重要です。

エアコンは、車内の空気を冷やすためにいくつかの主要な部品で構成されています。



・エアコンガス

エアコンガスは、車のエアコンシステムの中を循環し、車内の空気を冷やす役割を担っています。

このガスは、コンプレッサーによって圧縮され、その後、コンデンサーで冷却されます。

冷却されたガスは、エバポレーターを通過する際に車内の空気を冷やし、快適な温度を提供します。



・コンプレッサ

コンプレッサーは、エアコンガスを圧縮するための主要部品です。

故障すると、エアコンガスが適切に圧縮されず、冷えなくなるんです。



・レシーバー&ドライヤー

レシーバー&ドライヤーは、ガスから水分や不純物を取り除く重要な部品です。


・コンデンサ

ラジエーターファンによりラジエーターと一緒に高温になったガスを冷やす役割をしています。


・エバポレーター

エバポレーターは、車内の空気を冷やす部分で、ここを通過する際にガスが蒸発し、空気を冷却します。

・エキスパンションバルブ

エキスパンションバルブは、冷却されたエアコンガスの流れを制御します。

適切に機能しない場合、エアコンの冷却効果に影響を与えます。

これらの部品のいずれかが故障すると、エアコンの効きが悪くなる原因となります。

例えば、エアコンガスが漏れると、冷却効果が著しく低下します。

コンプレッサーが故障すると、圧縮機能が低下し、十分な冷却が得られません。

また、フィルターが詰まると、エアフローが悪くなり、効率的な冷却が妨げられます。


フィットのエアコンがぬるくなる原因!?

フィットのエアコンが効かないとき、その原因はいくつかあります。これらの原因を理解することで、適切な対処が可能になります。


・ガス漏れ

ガスが漏れると同様の問題が起こります。ガス漏れの一般的な原因は、配管の接続部分の劣化や損傷です。


・コンプレッサーの故障

コンプレッサーは、エアコンシステムの心臓部とも言える部品です。

このコンプレッサーが故障すると、エアコンガスを圧縮することができなくなり、結果としてエアコンが冷えなくなります。

コンプレッサーの故障は、異音やガス漏れなどの兆候で判断することができます。



・エバポレーターの故障

エバポレーターは、車内の空気を冷やす役割を担います。

この部品が故障すると、冷たい空気を車内に供給することができなくなります。

エバポレーターが詰まったり、損傷したりすると、冷却効果が低下します。


・エアコンフィルターの詰まり

エアコンフィルターは、車内に入る空気をきれいにする役割があります。

このフィルターが詰まると、空気の流れが悪くなり、エアコンの効果が低下します。

フィルターの詰まりは、汚れやほこりが原因で起こります。

エアコンの操作パネルで風量をMAXにしても風の出が悪いとこの原因が考えられます。



・電気系統のトラブル

エアコンシステムは電気系統によって制御されています。

この系統にトラブルが起きると、エアコンの機能が正常に働かなくなります。

電気系統のトラブルは、ヒューズの切れや配線の断線などが原因で起こることがあります。


フィットのエアコンが故障したらどうしたら良い?

先ず、大前提で故障しないように予防する事は非常に難しいです。

例としてガス漏れが起こったとします。

エアコンガスは無色透明な為、どこから漏れているか判断するのにプロの業者でも難しいのです。

家庭用のガスと同じで独特の匂いが着臭されているので「エアコンを使うと変な匂いがする。」とガス漏れが判明する事はありますが、漏れ場所を特定するには整備工場へお願いすのが一番でしょう。

「ガス漏れ」の例を挙げましたが、他の主要部品も同様です。

基本的にエアコン関係はプロの整備士でないと原因の特定・修理は不可能なんです。

唯一ユーザーで出来る対処としては「エアコンフィルターのつまり」です。

フィルターであれば量販店(オートバックス・イエローハット)などで購入できますし、ほとんどの車はグローブボックスの裏についてるので交換も可能でしょう。

もちろんフィットも同じです。

なので皆さんフィットのエアコンの効きが悪くなったら自動車整備工場へお願いしましょう。

余談ですが、「エアコンフィルターのつまり」以外の原因だった場合修理費用は高額になる可能性が高いです。

場合によっては10万~20万ほどになることもあります。

すぐに壊れる物ではありませんが、構成部品が多いので修理費用も高額になりがちです。




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フィットのエアコンがぬるい原因と対策【まとめ】

フィットのエアコンの冷却力が低下する主な理由は、冷媒ガスの減少、コンプレッサーやエバポレーターなどの部品の不具合、フィルターの目詰まり、電気系統の問題などです。

エアコンシステムには、冷却ガスを循環させるエアコンガスや、空気を圧縮するコンプレッサーなど、いくつかの重要な部品が含まれており、これらが正常に動作しないと、快適な冷却効果が得られません。

エアコンにトラブルが生じた場合、フィルターの詰まりを除き、専門の技術者による修理が必要となることが多いです。

修理費用は場合によっては高くなる可能性もあります。

日本の夏をエアコン無しで乗り切るのは難しいので、故障した場合はしっかりメンテナンスをして快適にフィットライフを楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。