老犬のぶつかり防止対策方法は?保護材やクッションを利用しよう

老犬になると動きが少なくなるものの、体のバランスを崩してしまいがちになります。

低いテーブルや椅子の足などにぶつかってしまうと、思わぬケガにつながってしまうかもしれません。

そんなぶつかり防止の対策方法をご紹介します。

ホームセンターや100円ショップの保護材やクッションで、手軽にできる対策方法を試してみませんか?

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老犬に起こりやすい「ぶつかり」とは

うちのワンコは6歳ですが、勢いよく家の中を走っても何かにぶつかることはありません。

若いうちは上手に手前で止まったり、避けたりすることができるのです。

でも老犬になると足腰の筋力が落ちると同時に目や耳の感覚が衰えてくるので、思わずよろめいてしまったり、物との距離感がわからなくなってしまったりして、家具などにぶつかってしまうことがあります。

近所の認知症の老犬は、突然フラフラと歩き出して家具の隙間に入って倒れてしまい、動けなくなっていたこともありました。

大きな鳴き声で知らせる力もなく、飼い主さんが見つけた時は弱々しく鳴いていたそうです。

老犬が倒れ込んでしまう時、体を支えることができず、思いっきりバタンと倒れてしまうので、ケガをしてしまう可能性が高まります。

また、狭いところに入ってしまった子のように、起き上がることができなくなることもあります。
こうしたことから、老犬のぶつかり対策はとても大切なものになります。

老犬のぶつかり防止対策方法は床から

老犬のぶつかり防止対策方法で一番に行いたいのは、踏ん張りのきく床にしてあげること、そして角ばった家具などを保護することです。

筋力が衰えている犬がフローリングなどのツルツルした床を歩くと、転びやすくなってしまいます。

クッション性の高いマットや、カーペットの上を歩かせてあげるようにすると、負担を減らすことができます。

家具で注意したいのは、ローボードやローテーブルなど低い家具の角や、開けたままのドア、ダイニングテーブルの足や椅子の足などです。

また、床に物が落ちているのもつまずく原因になりやすいので気をつけてあげたいですね。

ちょっと見栄えは悪くなりますが、角ばったところにタオルを当てたり巻き付けたりするだけでも保護になります。

とにかく何かしたいという時は、不要になったタオルやTシャツを使って保護してみるのも良い対策方法になりますよ。

慣れているならケージやサークルの利用も

どうしてもひとりで留守番させなくてはいけなくて不安がある時は、ケージに入れたり、サークルを使ったりするのも良い方法です。

ただし、それまでケージやサークルを使っていなかった場合は慣れない環境でストレスを与えることにもなりかねないので、無理に閉じ込めることにならないようにしてあげてくださいね。

おすすめ保護材とクッションをご紹介

老犬のぶつかり防止は、すぐにでも始めたい対策です。

とりあえずタオルやTシャツでぶつかりそうな家具を保護しても、やっぱり少し見栄えが気になりますよね。

そこで、近所のホームセンターや100円ショップで購入できるアイテムをご紹介します。

ジョイントマットの利用

100円ショップには滑り止めシートなども売っているので、ラグなどがある場合は滑り止めシートを敷くのも効果的です。

でもラグもない!という時には、30cm四方で組み合わせて使うジョイントマットが意外に役立ちます。

我が家のワンコはまだ6歳なのですが、膝に疾患があるため、部屋のフローリング部分にコルク調のジョイントマットを敷いて、膝への負担を減らすようにしています。

タイルマットは1cmほどのクッション材でできているので適度な柔らかさがあり、コルクの表面が滑り止めになるので、足の踏ん張りがききます。

汚れたタイルだけ簡単に交換できるのも便利ですよ。

ダイソーオンライン ジョイントマット
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コーナークッション

ホームセンターに行くと、赤ちゃんのぶつかり防止対策グッズとして、コーナークッションが販売されています。

テーブルの角を保護するためのものですが、形や長さもさまざまで、用途によって選ぶことができます。

発泡ゴムでできていて低反発マットのような弾力性があります。
カラーバリエーションも豊富なので、インテリアに合わせて選んでみるのはいかがでしょうか。

コーナンオンラインショップ
コーナークッション

より色にこだわりたい方は、こちらもおすすめです。
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老犬のぶつかり防止対策方法は?【まとめ】

老犬のぶつかり防止対策方法は、踏ん張りのきく床にしてあげること、そしてぶつかりそうな家具の角ばった部分をクッション性の高いもので保護してあげることを一番に考えてみるのが良いと思います。

また、狭い場所でぶつかって倒れてしまうと、そのまま動けなくなってしまうこともあるので、入り込んでしまいそうな場所をふさぐことも大切です。

24時間、愛犬を見ていることは難しいですよね。

考えられる危険な場所をあらかじめ保護することで、飼い主さんの負担を減らしながら愛犬も快適に過ごせる環境を作ってあげてくださいね。