LDLとHDLの基準値!2017年新基準はどう変わった?
[char no=1 char=”タッション”]健康診断で気になるLDLとHDLの項目。
コレストロールの値なんだけど善玉とか悪玉とか、2017年に新しくなった基準値も含めてノアさんにリサーチをお願いしました![/char]
まずはその言葉の意味から解明していきましょう!
過剰なコレステロールは血管に蓄積する。
この値が高くなると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や、脳梗塞などの脳血管障害、大動脈瘤や末梢動脈硬化症などの発症率が増加する。
このコレステロールは細胞や血管のコレステロールを回収して肝臓に運ぶ。
しかし高くなりすぎたり低くなりすぎると抑える役目が低下して、動脈硬化を促進することになる。
LDLの値が増えると体に良くないことは一目瞭然ではありますが、HDLが多すぎたり少なすぎるのも良くないことが分かります。
また一般的に言う総コレステロールというのはこのHDLとLDLの合計の値の事を言います。
●LDL【悪玉コレステロール】
60~110 mg/dl
●HDL【善玉コレステロール】
(男性)30~95mg/dl
(女性)35~100mg/dl
●【総コレステロール】
140~199 mg/dl
またそれに至った経緯について書きたいと思います。
まずは新基準からご覧ください。
72~178 mg/dl
★女性
30~44歳…61~152 mg/dl
45~64歳…73~183 mg/dl
65~80歳…84~190 mg/dl
151~254 mg/dl
★女性
30~44歳…145~238 mg/dl
45~64歳…163~273 mg/dl
65~80歳…175~280 mg/dl
2017年の新基準で分かるのはまず女性の年代別の項目が増えたことですね。
これには原因があり、女性は年齢と共に女性ホルモンが低下する、ということになります。
女性ホルモン(エストロゲン)はLDL【悪玉コレステロール】の分解と合成を促して、HDL【善玉コレステロール】の合成を促す働きがあるためなのです。
つまり、この女性ホルモン(エストロゲン)は閉経とともに徐々に減少していくものなので、反作用としてLDL【悪玉コレステロール】が増加するということが分かったからです。
また従来の基準値は220を超えると高脂血症(血がドロドロとなっている状態で、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤や末梢動脈硬化症を発症しやすい状態のこと)と診断されていたのですが、元々日本人はアメリカや欧州の人に比べてHDL【善玉コレステロール】の数値が高いことから総コレステロールの値の値だけでは判断してはいけないという見解
からなのです。
健康診断時にもよく「あなたは血がドロドロだから気をつけて下さいね~」なんて言われることもあるかと思いますが、その正体こそこのLDLだったのですね!
血がドロドロになることで狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤や末梢動脈硬化症等の非常に恐ろしい病気にかかるリスクも増大してしまいます…
健康の基本は適度な運動、正しい食生活、十分な睡眠です!
これは他の病気を予防する上でもとても大切なことですよね。
働き盛りのサラリーマン達はこの健康の3原則がおろそかになりがちです。
控えめな飲酒や、遅い時間の食事を避けてしっかり寝ることでこれらのリスクを軽減できることにもなります。
さあ、あなたも今日からでも体を労って健康マスターになりましょう!
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コレストロールの値なんだけど善玉とか悪玉とか、2017年に新しくなった基準値も含めてノアさんにリサーチをお願いしました![/char]
健康診断時、誰しも一番気になる項目・・・
そして何より見たくなく一番憂鬱な項目・・・
それはコレステロールの値!つまり脂肪について。
皆さん気になりますよね??
恐らく健康診断書を受け取った際にまず一番最初に項目を探してしまう。
そんな経験ないでしょうか?
本日はそんなコレステロール値について。
LDLやHDL等専門的な用語が並んでいて何となくしか分からない・・・
また2017年度に改定された新基準についても記せればと思います。
それではいってみましょう!
そして何より見たくなく一番憂鬱な項目・・・
それはコレステロールの値!つまり脂肪について。
皆さん気になりますよね??
恐らく健康診断書を受け取った際にまず一番最初に項目を探してしまう。
そんな経験ないでしょうか?
本日はそんなコレステロール値について。
LDLやHDL等専門的な用語が並んでいて何となくしか分からない・・・
また2017年度に改定された新基準についても記せればと思います。
それではいってみましょう!
Contents
LDLって何? HDLって何?
LDLやHDLとはなんのことでしょうか??まずはその言葉の意味から解明していきましょう!
LDL
【悪玉コレステロール】過剰なコレステロールは血管に蓄積する。
この値が高くなると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や、脳梗塞などの脳血管障害、大動脈瘤や末梢動脈硬化症などの発症率が増加する。
HDL
【善玉コレステロール】このコレステロールは細胞や血管のコレステロールを回収して肝臓に運ぶ。
しかし高くなりすぎたり低くなりすぎると抑える役目が低下して、動脈硬化を促進することになる。
LDLの値が増えると体に良くないことは一目瞭然ではありますが、HDLが多すぎたり少なすぎるのも良くないことが分かります。
また一般的に言う総コレステロールというのはこのHDLとLDLの合計の値の事を言います。
LDLとHDLの基準値は??
前項ではLDLとHDLの意味は分かったと思いますが、それでは従来の基準値はどうなっているのでしょうか?●LDL【悪玉コレステロール】
60~110 mg/dl
●HDL【善玉コレステロール】
(男性)30~95mg/dl
(女性)35~100mg/dl
●【総コレステロール】
140~199 mg/dl
2017新基準について
それでは2017年度現在、新基準についてはどうなっているのでしょうか?またそれに至った経緯について書きたいと思います。

まずは新基準からご覧ください。
LDL【悪玉コレステロール】 2017年新基準
★男性72~178 mg/dl
★女性
30~44歳…61~152 mg/dl
45~64歳…73~183 mg/dl
65~80歳…84~190 mg/dl
総コレステロール 2017年新基準
★男性151~254 mg/dl
★女性
30~44歳…145~238 mg/dl
45~64歳…163~273 mg/dl
65~80歳…175~280 mg/dl
2017年の新基準で分かるのはまず女性の年代別の項目が増えたことですね。
これには原因があり、女性は年齢と共に女性ホルモンが低下する、ということになります。
女性ホルモン(エストロゲン)はLDL【悪玉コレステロール】の分解と合成を促して、HDL【善玉コレステロール】の合成を促す働きがあるためなのです。
つまり、この女性ホルモン(エストロゲン)は閉経とともに徐々に減少していくものなので、反作用としてLDL【悪玉コレステロール】が増加するということが分かったからです。
また従来の基準値は220を超えると高脂血症(血がドロドロとなっている状態で、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤や末梢動脈硬化症を発症しやすい状態のこと)と診断されていたのですが、元々日本人はアメリカや欧州の人に比べてHDL【善玉コレステロール】の数値が高いことから総コレステロールの値の値だけでは判断してはいけないという見解
からなのです。
まとめ
さて本日はLDL【悪玉コレステロール】と HDL【善玉コレステロール】の 基準値と、2017年度における新基準について記しましたが如何だったでしょうか??健康診断時にもよく「あなたは血がドロドロだから気をつけて下さいね~」なんて言われることもあるかと思いますが、その正体こそこのLDLだったのですね!
血がドロドロになることで狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤や末梢動脈硬化症等の非常に恐ろしい病気にかかるリスクも増大してしまいます…
健康の基本は適度な運動、正しい食生活、十分な睡眠です!
これは他の病気を予防する上でもとても大切なことですよね。
働き盛りのサラリーマン達はこの健康の3原則がおろそかになりがちです。
控えめな飲酒や、遅い時間の食事を避けてしっかり寝ることでこれらのリスクを軽減できることにもなります。
さあ、あなたも今日からでも体を労って健康マスターになりましょう!
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11月に検診に行きました。
新基準でも少し超えていましたが、40~60歳の人間ドック値と同じでした。まだ、以前の基準で先生に指摘されてます。
生活改善の努力は必要ですが、なぜ、新基準になっていないのでしょうか?
まだ、製薬会社、動脈学会、厚生省、から、圧力があるのですか?