ぜんざいでグラニュー糖は甘過ぎる?6種の砂糖を徹底比較!

ぜんざいってとても甘いですよね。ぜんざいを食べたいけどカロリーを気にしてしまって、なかなか食べられないという方も多いのではないでしょうか。

今回はまず、グラニュー糖を含めた6種の砂糖のカロリーと特徴を比較していきます。


そしてぜんざいを作るときにグラニュー糖や上白糖が無いときや、カロリーをできるだけ抑えたいという方に、代用して美味しく食べられるオススメの砂糖を5種類ご紹介。

小豆自体はとても体に良い食材なので、ダイエットや筋トレで糖質制限している方も、ぜひ今回ご紹介する砂糖を使って罪悪感無く美味しくぜんざいを食べましょう。


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ぜんざいでグラニュー糖は甘い?6種の砂糖を比較

一般的にぜんざいを作るのに欠かせない砂糖ですが、使う砂糖によってカロリーや特徴、味が違います。

そこでグラニュー糖を含めた6種類の砂糖のカロリーと特徴をまとめました。どの砂糖もぜんざいの材料として代用できるので、ぜひ参考にしてみてください。

グラニュー糖

グラニュー糖は100gあたり386.9kcalです。

クセがなくさっぱりとした甘さで溶けやすいので、お菓子作りでは基本的に使われており、紅茶や珈琲に入れる砂糖でもありますね。

上白糖とそれほど変わりはないですが、溶けやすいので作りやすさがあり、甘さも少し控えめのように感じられます。

上白糖

上白糖は100gあたり384.1kcalです。

さとうきびが原料でショ糖が主成分なのでやわらかくてクセがない甘さがあり、どの料理やお菓子にも合う砂糖になります。

コクがあり、クッキーやパイを作るときに使うとこんがりとした焼き色がつくので、お菓子作りで素材の味を出したかったら淡泊なグラニュー糖、焼き色と甘みが欲しかったら上白糖というように使い分けが可能です。

三温糖

三温糖は100gあたり382gです。

製造過程で加熱を繰り返しているため色が茶色くてコクと香ばしさがあります。

まろやかでやさしくコクがありカラメルのような風味を出すので、和食の煮物や照り焼きなどは相性が良いですね。

黒砂糖

黒砂糖は100gあたり354kcalです。

さとうきびを煮詰めただけのシンプルな砂糖でコク、クセ、甘みがとても強いのが特徴的。風味もかなり強いので苦手な人も少なからずいるのではないでしょうか。

なかなかどの料理にも、とは使えませんが味に深みとコクが一気に出るので、いつもより少量にして使ってみるとちょうど良い甘さで奥深い風味を感じられます。

きび砂糖

きび砂糖は100gあたり396kcalです。

黒砂糖と同じくさとうきびが原材料で、さとうきびから絞り出された砂糖液を煮詰めて作ってあります。

黒砂糖もそうですがミネラルがとても豊富です。独特の風味はありますがそれほどクセがないので、黒砂糖が苦手な方はきび砂糖を使ってみてください。

てんさい糖

てんさい糖は100gあたり390kcalです。

てんさい糖の原材料は北海道で採れる甜菜という植物で、他の砂糖と違ってオリゴ糖が含まれているのが特徴的。

まろやかで上品な甘さとコクがあり、クセがないので色々な料理やお菓子に使いやすくうまみが増す砂糖です。

5種の砂糖で健康ヘルシーなぜんざいに 

グラニュー糖や上白糖以外の5種類の砂糖で作ったぜんざいの何が違うのか、甘さや味に変化はあるのかといった比較をしていきます。

いつもの砂糖がなくて代用したいときや、カロリーが気になるからよりヘルシーに美味しく食べたいときなど参考にしてみてください。


黒砂糖

黒砂糖を使うときに、黒砂糖が少し苦手という方は半分をてんさい糖やきび砂糖にして加えると、ほどよい風味とまろやかな甘さを感じられます。

黒砂糖は味や風味が主張するので、ぜんざいの色も通常より黒く、しっかりと黒砂糖の味が感じられるぜんざいに。

黒砂糖はミネラルが豊富で整腸作用があり、糖分の吸収を抑え疲労にも効く成分が含まれているうえに、グラニュー糖や上白糖を使うよりもカロリーを押さえることが出来るのでオススメです。

きび砂糖

きび砂糖は小豆と相性が良いので風味豊かなぜんざいが作れます。

コクがあってやさしい味になりますし、なによりミネラルがとても豊富なので女性には特にオススメです。

入れすぎるときび砂糖の風味がしますが、甘さは控えめに感じられるので、甘いぜんざいが好きではないという方はきび砂糖で試してみてください。

てんさい糖

まろやかで上品な甘さとクセのなさが特徴のてんさい糖ですが、ぜんざいにすると少し物足りないように感じられるかもしれません。

しかし自然な甘みが好きという方には、コクもある優しい味なのでオススメです。

甘さ控えめでオリゴ糖も取り入れられるてんさい糖のぜんざいは健康的なので、体づくりをしたい方もぜひ食べてみてください。

はちみつ

はちみつには他の砂糖よりも多くの水分を含んでいるので、作るときは全体の砂糖の量の3分の1ほどにして、きび砂糖やてんさい糖などで残りの量を補うと上手に作れます。

はちみつは糖度が高いのでアクセント程度に入れると、やさしく上品な甘さに変化して食べやすくなるので、ぜんざいのきつい甘さが苦手なら全体の砂糖の量を減らしはちみつを少し入れると食べやすくなりますよ。

はちみつは煮物や照り焼きに砂糖の代わりとして入れると、まろやかな甘さになり艶やかさが出ます。

ぜんざいも同じように艶やかでとろみが出るので、作るときはぜひ砂糖を少し減らしてはちみつを入れてみてください。

ラカントS

カロリーが0のラカントSは知る人ぞ知る砂糖の代用品。

自然派甘味料で糖尿病患者のために作られた製品なので、糖質制限やダイエットをしている方にオススメです。

甘さを感じるけれどカロリーが抑えられたぜんざいを作ることが出来ますが、物足りなかったりもっとヘルシーにしたい方は、お餅を豆腐やおからで作った白玉にしたりよもぎ餅にしてみると良いでしょう。

砂糖全量をラカントSに置き換えても良いですし、半量をきび砂糖やてんさい糖などにすると風味やコクのあるぜんざいになります。



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ぜんざいでグラニュー糖は甘過ぎる?【まとめ】

6種の砂糖のカロリーや特徴の比較から、5種の砂糖を使ったぜんざいをご紹介してきました。

砂糖は、簡単に言えば玄米と白米のように、黒砂糖などの含蜜糖とグラニュー糖や上白糖などの精製糖に分かれます。

砂糖は白より茶の方が体に良いとよく聞きますが、今回の比較を見て成分もコクや風味も含蜜糖の方が豊かだったように感じられましたね。

ただ砂糖には味があるので一般的な上白糖に慣れてしまっていたら、すぐに好きにはならないかもしれません。

しかし、グラニュー糖や上白糖の代用として使ってみると、カロリーが抑えられたり、いつもよりコクが増したりやさしい甘さに変化したりという違いが楽しめるので、ぜひぜんざいを作るときは今回の比較を参考にして、色々な砂糖を試してみてくださいね。