仲地礼亜投手が怪我したのはいつ?激動のプロ1年目を振り返る

その年、新人選手の中で最も期待されるのがドラフト1位。

球団が最も高く評価した選手で、ファンからの注目も集まります。

2022年のドラフト会議で、中日ドラゴンズから1位指名を受けた仲地礼亜投手。


沖縄県内の大学からのドラフト指名は初という快挙がつき、大いに注目を集めました。

キレ味鋭い球が武器の右腕で、1年目から即戦力として活躍することが期待されました。

しかし、記念すべきプロ初登板時に怪我をしてしまい、わずか1イニングで降板するという衝撃的なデビューとなりました。

そこで今回は、仲地礼亜投手の怪我を振り返り、復帰後の活躍を探っていきます。




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仲地礼亜投手の怪我!想像もしていなかったプロ初登板

仲地礼亜投手が怪我したのは5月13日のヤクルト戦。

敵地・神宮球場でいよいよドラフト1位右腕がベールを脱ぐということで、注目が集まっていました。

先発として1回のマウンドに登り、いきなり村上宗隆選手に2点本塁打を浴びる苦しい形となりましたが、なんとか1回を抑えました。

ここから粘るのか、もしくはプロの洗礼を浴びるのか注目していましたが、2回の攻撃で代打を告げられ、そのまま降板となりました。

先発投手が1回でマウンドを降りたことに、ファンの間では様々な憶測が飛び交いました。

村上選手に本塁打を打たれたことに対する懲罰交代、仲地礼亜投手が怪我したのではないかと心配する声など、仲地礼亜投手の状態が注目されました。

試合後、左脇腹痛で降板したことが明らかにされた仲地礼亜投手。

誰もが華々しいデビューを期待していただけに、まさか怪我による1イニング降板とは想像もしていませんでした。

登板前から怪我していた可能性も

この時、仲地礼亜投手が怪我したことに気がつきませんでした。

村上選手に本塁打を打たれたとはいえ、球速が落ちたわけでもなく、変化球の精度が落ちるといったことは確認できませんでした。

20球を投じましたが、最初から変化は見られませんでした。

左脇腹痛ということでしたが、脇腹を痛がる素振りはなく、違和感なく投げているなという印象でした。

いつ、怪我したのか分からず、登板前から不安を感じていた可能性もあります。

2年連続リーグ優勝を果たしているヤクルト打線。

仲地礼亜投手には期待していましたが、打ち込まれても仕方がない状況だと思っていました。

怪我さえなければ合格点だと思われた試合で、怪我をしてしまった仲地礼亜投手。

期待のドラフト1位右腕ということもあり、ファンの落胆が大きかったように感じます。

怪我の不安を感じさせない復帰戦

その後、6月下旬に2軍で実戦復帰。

先発としてイニング数、球数を徐々に増やしているというニュースが飛び、ファンの期待が再び膨らみ始めました。

1軍復帰戦となった7月26日のDeNA戦。

本拠地デビューということで、仲地礼亜投手に対する注目がさらに高まりました。

4連敗中と苦しいチーム状況の中、仲地礼亜投手は怪我した脇腹の不安を感じさせず、6回被安打1、無失点と完璧な投球をみせ、見事プロ初勝利を挙げました。

ロッテで活躍する美馬学投手を彷彿とさせるような、キレ味鋭い球を次々に投げ込む投球スタイルに、ファンの誰もが明るい未来を抱きました。

近年、球速ばかりに注目が集まりますが、仲地礼亜投手は自慢の制球力と変化球で打者を困惑させ、140㌔中盤の直球で打者を差し込んでいました。

安心して先発ローテーションを任せることができ、調子が悪くても試合を作ってくれる投手だなという印象を受けました。

近い将来、柳裕也投手の後を継ぐ投手になると考えています。

仲地礼亜投手に怪我がなければ・・・

結果的に、プロ1年目は9試合に登板し、2勝5敗、防御率4.98と3つの負け越しを記録してシーズンを終えました。

被安打10を浴びた試合があれば、四死球を5つ与えた試合があるなど、まだまだ改善するところはあります。

しかし、9月8日の巨人戦では7回無失点に抑える投球をみせ、さすがドラフト1位右腕だと感じさせてくれました。

怪我がなければ、5勝はしていたのではないかと考えています。

惜しいシーズンではありましたが、仲地礼亜投手の今後の活躍が楽しみになる1年でした。




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仲地礼亜投手の怪我について【まとめ】

仲地礼亜投手の怪我を振り返り、復帰後の活躍を探りました。

プロ初登板は1イニングで降板という驚きのデビューでしたが、復帰後はプロ初白星を含む2勝を挙げる活躍をみせました。

契約更改ではダウン提示を受けたようですが、ファンの期待は高まるばかりです。

1年目シーズン終了後、アジアWLの一員として台湾で実績も積んだ仲地礼亜投手。

飛躍のシーズンに向け、着実に準備を整えています。

怪我さえなければ、仲地礼亜投手はプロの世界で通用する投球術と一級品の球を持っています。

2024年シーズンからは、どのような活躍をみせてくれるのか。

近い将来、高橋宏斗投手と共にWエースとして活躍している可能性があります。