立浪和義監督のすごさとは?現役時代に残した実績と人気を探る

2022年シーズン、ミスタードラゴンズ・立浪和義氏が中日の監督に就任。

多くのファンが望んだレジェンドの監督就任に、大きな期待が集まりました。

実績だけでいえば、もっと早い段階から監督をやっていてもおかしくなかったですが、中々実現することはありませんでした。


待望の立浪和義監督が誕生したことで、長らく低迷する中日を改革し、明るい未来が訪れることを心の底から確信しました。

しかし、就任から2年連続で最下位。

SNSでは采配批判や真偽不明の騒動が巻き起こり、立浪和義というブランドに傷がついています。

そこで今回は、立浪和義監督のすごさについて探っていきます。



スポンサードリンク


立浪和義監督のすごさとは?現役時代の成績

立浪和義監督のすごさ、それは現役時代の成績です。

歴代1位となる通算487二塁打の記録を持ち、巧みなバットコントロールを武器にしていたことが分かります。

また、通算2480安打を記録。

これは球団1位の記録であり、プロ野球全体をみても歴代8位の成績です。

長嶋茂雄氏、落合博満氏ら球史に名を刻んだ名選手よりも実績で勝り、厳しいプロの世界で成功を収めた数少ない選手の1人です。

タイトルも新人王、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞5回と、輝かしい功績が立浪和義監督のすごさを物語っています。

簡単に批判される選手ではなく、プロ野球界のトップに君臨する名選手でした。



根尾投手を上回る人気ぶり

特に若いころの人気はすごく、根尾昂投手より注目されていたのではという意見も聞きます。

立浪和義監督は高校時代、PL学園の主将として甲子園春夏連覇を達成。

その後、プロ1年目から遊撃のレギュラーを奪い、開幕戦では「2番・遊撃」でスタメン出場。

シンプルにバットを出し、軽々と二塁打を量産する姿はまさに天才です。

高卒新人が1年目から重要視される遊撃のレギュラーを務めたところに、立浪和義監督のすごさが詰まっています。

根尾投手も甲子園春夏連覇を達成しましたが、開幕スタメンどころか開幕1軍にも選ばれていません。

初めて開幕スタメンに選ばれたのはプロ3年目。立浪和義監督の方が上回っています。



立浪和義監督のすごさが詰まった伝説

当時、中日には正遊撃手の宇野勝氏がいましたが、二塁へコンバートさせて立浪和義監督の出場機会を増やしました。

高卒新人に、これほど優遇した起用をみせることは珍しいです。

多くの高卒新人は、投手野手問わず体作りからスタートします。

長いシーズンに耐えられる体を作ってから2軍で調整し、1軍デビューという流れが基本です。

シーズン終盤の消化試合でお試し起用することはあっても、開幕戦から高卒新人がレギュラーを奪ったという話は聞きません。

立浪和義監督のすごさが証明された、伝説とも呼べる話です。



立浪和義監督のすごさを打ち消す成績

監督に就任してからは、よくない意味ですごさが目立ってしまいました。

球団史上初となる2年連続最下位、人気選手のトレード、米騒動など、立浪和義監督の手腕を疑問視する声がSNSで挙がっています。

2023年8月25日のDeNA戦では、中継ぎで登板した近藤廉投手に1イニングで62球を投げさせ、賛否両論を巻き起こしました。

誰もがミスタードラゴンズ・立浪和義氏の監督就任を望んでいるように思いましたが、結果を残すことができていません。

現役時代の輝かしい実績が消えるわけではありませんが、監督としての成績がプレイヤー・立浪和義氏のすごさを打ち消しています。

実際、立浪和義監督が就任した当初は、ユニフォームやタオルなどのグッズを購入するファンが多くいました。

しかし、2023年シーズンは立浪和義監督のユニフォームを着たファンが明らかに減り、タオルも山積みになっている場面を見かけました。

立浪和義監督の現役時代を知るオールドファンはともかく、現役時代を知らない若いファンには、立浪和義監督のすごさが伝わりにくいと感じています。




スポンサードリンク


立浪和義監督のすごさ【まとめ】

今回は、立浪和義監督のすごさについて探りました。

歴代1位の通算二塁打数を誇り、通算安打数も歴代8位、球団では1位の成績を残しています。

高校時代は主将として甲子園春夏連覇を達成。

プロ1年目から遊撃のレギュラーを務め、ファンの人気を集めた天才打者であることが分かりました。

一方、監督としての成績が、現役時代の輝かしい実績を打ち消しています。

SNSが発達した現代、中日ファン以外の野球ファンにも立浪和義監督の采配の是非について言及されている印象があります。

2024年シーズンは、立浪和義監督勝負の年です。

監督としても輝かしい成績を残し、すごさをみせつけるのか注目されます。