車間距離の空けすぎはよくない?割り込みやデメリット、適切な距離を解説!

車間距離を詰めて運転していると煽り運転だと思われて通報される場合もあるのだと思います。

(※写真はイメージです)

ですから、車間距離は適切な距離をとって運転しなければいけないのだと思います。

しかし、車間距離の空けすぎは、適切な距離とは言えないのでしょうか?

そこで、車間距離の空けすぎはよくない? それで起こる割り込みやデメリット、適切な距離を解説していきます。



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車間距離の空けすぎによる割り込み

車間距離を空けすぎていると割り込まれやすくなりますし、ノロノロ走っていれば、全体の速度を下げて渋滞を引き起こしてしまうのだと思います。

しかし、割り込まれたくないために車間を詰めていれば、視野が狭くなり、結局はブレーキを踏んでしまって渋滞を引き起こしてしまうのだと思います。

そもそも割り込みこそが渋滞や多重衝突を引き起こす大きな要因ですが、それに対しても、車間距離を空けすぎていても対処しやすくなりますので、視野を広く持ち、周囲の状況を認識することが大切なのだと思います。

車間距離の空けすぎによるデメリット

車間距離の空けすぎによるデメリットとしては、割り込まれたり、遅い車と思われて煽られたりすることぐらいだと思います。

割り込まれるのが嫌だというのであれば、たしかにそれもデメリットでしょうが、それは人によるのだと思います。



交通の円滑化からすれば、車間距離を空けるほど交通容量が低下するため、渋滞が起こりやすくなる可能性があるのだと思います。

後続車がせっかちな人の場合、車間距離を空けすぎることで、遅い車と思い煽り運転をして我慢しきれなくなって追い越しをして、追突事故を誘発することもあるのだと思います。

車間距離の空けすぎのデメリットは、車間距離の詰めすぎによるデメリットより少なくて、視野を広く持て周囲の状況を認識できるというメリットのほうが大きいと思います。

車間距離の適切な距離

信号待ちでの適切な車間距離の目安としては、前の車のナンバープレートが見えるくらいの1~2m、前の車の後輪が見えるくらいの2~3m、車1台分の3~4mなど様々なので臨機応変に対応すればいいのだと思います。

また、車間距離を時間で測る2秒ルールという方法があり、先行車が標識などの指標となりやすいものを通過した瞬間から、自分がその指標を通過するまでの時間を計測することで、車間距離が適切かどうか判断できるのだと思います。



たとえば、電柱を先行車が通過した瞬間を0とすると、自分が電柱を通り過ぎる際に2秒以上経過していれば安全な車間距離を維持できていると判断できるのだと思います。

路上が混雑している場合は2秒程度、スムーズに流れていれば2秒以上、停止距離が比較的長い大型車は3秒以上を目安にするのが良いとのことです。

全国の警察署でも2秒ルールに基づいた安全運動が実施されている地域もあるため、距離で測る方法と併せて取り入れてみたらいいのだと思います。

埼玉県警の「0102運動」においては、2秒を数える際に「0、1、0、2」と数えることでより正確な秒数を測れると指導しているとのことです。



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車間距離の空けすぎはよくない?割り込みやデメリット、適切な距離を解説!【まとめ】

車間距離の空けすぎはよくない? それで起こる割り込みやデメリット、適切な距離を解説してきました。

車間距離の空けすぎは、詰めすぎよりもデメリットは少なくて逆にメリットのほうが多いのだと思います。

車間距離の詰めすぎによる煽り運転などは、相手次第のところがあると思います。

車間距離を空けすぎていれば、遅い車と思われて煽り運転の対象になる可能性が高いと思います。



また、車間距離を空けすぎていれば、割り込まれると思いますが、それが嫌で車間距離を詰めるようなことをすれば、煽り運転をしている側に思われてしまうかもわかりません。

適切な車間距離は、距離で測る方法と2秒ルールの時間で測る方法とを併せて確認するようにして、煽り運転をされないよう気を付けましょう。