下呂温泉と白川郷は近い?アクセス方法とモデルコースをご紹介!

岐阜県といえば下呂温泉と白川郷の2カ所は全国でも名の知れた観光地ではないでしょうか。

この2カ所の観光地をどのように回ることができるのでしょうか。


今回の記事では下呂温泉と白川郷への行き方から、1泊2日のおすすめモデルコースをご紹介いたします。

岐阜県を観光したいと考えているかたはぜひ最後までお読みください。



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下呂温泉と白川郷はどんなとこ?

下呂温泉は日本三名泉の1つとして歴史ある有名な温泉街で、滑らかでとろとろとした肌触りをもつ泉質で「美人の湯」と呼ばれています。

山に囲まれているため夏は日中の気温がとても暑く、40℃を超える日があったほどですが、夜は大変涼しく寒暖差が大きいことが特徴です。

冬は気温がマイナスになる日があるような寒い地域ではありますが、雪はほとんど降らない地域になります。

白川郷は1995年に合掌造りの集落として世界文化遺産に登録されたことで、国内外から多くの観光客が訪れており日本の原風景を感じることのできるスポットとして有名です。

白川郷のある白川村は山々に囲まれた場所で、夏は暑くなる日でも30℃ほどと暑くなく、冬は平均気温がマイナスになるほど寒くなります。

また、1月・2月になると積雪が多くなる地域で、2mを超えることもあります。

そのような気候をうまく活用して生活するために合掌造りができました。





下呂温泉から白川郷までのアクセス

*公共交通機関で行く場合

JR下呂駅から特急ひだ号に乗ってJR高山駅まで行き、高山からは高山濃飛バスに乗って白川郷へ行く方法が一番早く移動できます。

所要時間としては乗り換えの時間も含めて2時間ほどになります。

JR下呂駅からJR高山駅までは45分ほどで、高山濃飛バスの乗車時間は50分ほどになります。

雪道を車で移動するのは大変ですので、冬に観光したい方にはおすすめの移動方法です。



*車で行く場合

国道41号線に合流するまで高山市方面に飛騨川沿いに北上します。

高山市街地に着いたら中部縦貫自動車道までめざし、中部縦貫自動車道に入ったら富山/金沢/白川郷方面の出口を出ると東海北陸自動車道の飛騨清見ICに入ります。

東海北陸自動車道の白川郷ICの出口を出て、国道156号を進むと白川郷に到着します。

車での移動は体力が必要かもしれませんが、移動中の荷物を気にする必要が無いですし、道中寄りたい場所にも立ち寄りやすいことがメリットですね。



下呂温泉から白川郷までの1泊2日モデルコース

*1日目

(1)宮川朝市でお買い物。
宮川朝市は朝7時から12時(12月から3月は朝8時から12時)まで毎日宮川沿いで開催している朝市です。

その歴史は古く、江戸時代までさかのぼると言われております。

季節に応じて旬の野菜が並んだり、飛騨地方の代表的な工芸品である「さるぼぼ」が売っていたりとお店の人の活気あふれる朝市で飛騨高山を楽しんでくださいね

(2)飛騨牛食処「天狗」で飛騨牛ランチ。
飛騨牛食処「天狗」は飛騨高山にある精肉店、天狗総本店が運営する飲食店です。

建物は「有形文化財」にも指定されているギリシャのアール・デコ様式を彷彿とさせる特徴ある建物で、小京都といわれる高山では異質の建物であるため、見てすぐわかります。

昭和2年から続く飛騨牛専門店として厳選された飛騨牛を一頭買いしており、その中から提供されるステーキやしゃぶしゃぶは絶品です。

(3)白川郷で日本の原風景を満喫。
白川郷の中でも特に有名なのが「和田家住宅」です。

世界遺産に選ばれている白川郷の地区内でも最大級の合掌造りで、建物だけでなく庭や生け垣などの保存状態も良かったことが評価され国の重要文化財にも指定されております。

現在も住居として使用されており、1階と2階部分を見学することができます。

和田家住宅以外にもたくさんの合掌造りがあり、周りの景色も含め古き良き日本の原風景を是非満喫してくださいね。

(4)下呂温泉水明館で美人の湯を堪能。
白川郷を満喫していただいたら下呂温泉まで移動していただきます。

下呂温泉ではたくさんの温泉宿があり、どの温泉もおすすめですが、今回は「下呂温泉水明館」をご紹介いたします。

水明館はJR下呂駅から歩いて3分の好立地にあり、下呂温泉街の中心地からも近いアクセスの良さがおすすめポイントです。

1932年から続く老舗旅館で、臨川閣・飛泉閣・山水閣の3つの館それぞれに大浴場があることが特徴で、宿泊者はどの大浴場も利用することができます。

飛泉閣の展望大浴場では、一面ガラス張りになっており、下呂温泉の街並みや飛騨の山々を一望することができます。

山水閣の野天風呂では、巨石と緑に囲まれて星空を眺めながら温泉を楽しむことができます。

臨川閣の大浴場では、天井・壁・柱がすべてヒノキで作られており、同じく岐阜県恵那のさび石を使った大浴場が特徴です。

料理は下呂の四季を感じる日本食からフレンチコース、広東料理などプランに応じて豪華な料理を楽しむことができます。

豪華な温泉旅を満喫できるとてもおすすめな温泉宿です。



*2日目

(5)温泉博物館で下呂温泉のひみつを知る。
温泉博物館は全国でも珍しい温泉専門の博物館になります。

温泉の湧き出すしくみや泉質、効能などを紹介するコーナーや、温泉の歴史がわかる資料などを展示してあり、実際に温泉のphを計測できる体験コーナーがあるのも見どころです。

朝9時から17時まで営業しており、大人400円・子供200円の入館料が必要となります。

(6)下呂温泉街でグルメを食べ歩き。
下呂温泉街ではさまざまなグルメを食べ歩きすることができます。

詳細は別の記事でご紹介しておりますので、是非そちらも読んでみてくださいね。

飛騨牛のあぶり寿司や飛騨牛串焼きなどしっかりとした食事ものからプリンやソフトクリームなどのデザートまで食べ歩きグルメが充実しております。



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下呂温泉と白川郷は近い?【まとめ】

いかがだったでしょうか。

岐阜県の誇る2大観光名所である下呂温泉と白川郷へ行ってみたくなったのではないでしょうか。

どちらも季節の変化が大きい場所になるので、どの時期に行っても楽しむことができますよ。

ぜひ下呂温泉・白川郷に行っておいしいグルメから日本の原風景を感じ、日本三名泉に浸かって癒やされてくださいね。