小笠原慎之介投手の筋肉増加が飛躍の一因に?新トレンドを巻き起こす可能性

2023年シーズン、3年連続となる規定投球回に到達し、今やチームに欠かせない投手の1人となった小笠原慎之介投手。

エースの大野雄大投手がシーズン序盤に離脱し、左腕の中で最も信頼できる投手として存在感を発揮しました。

メジャー挑戦やFA移籍が噂されるほど、リーグを代表する投手に成長したことは嬉しい限りです。


小笠原慎之介投手といえば、まるでプロレスラーのような体が特徴的です。

海の向こうでは、大谷翔平選手がゴツゴツの筋肉をつけてプレーし、筋肉をつけることの重要性が高まっているように思います。

そこで今回は、小笠原慎之介投手の筋肉量の変化について探ります。




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小笠原慎之介の筋肉の上半身が増加して活躍?

小笠原慎之介投手の筋肉量が増加したと感じたのは、飛躍した2021年シーズンからです。

前年度はわずか4試合の登板、1勝のみと寂しい成績に終わりました。

しかし、下半身だけでなく、上半身の筋肉がついて体が大きくなったと感じた2021年シーズンに、自身初となる規定投球回到達、自己最多の8勝を挙げる活躍をみせました。

以降は上半身の筋肉が特に増加し、メディアに掲載される写真には、いつも丸太のような太い腕を披露していました。

胸板の筋肉も何かが溢れ出るのではと思うほど膨れ上がり、小笠原慎之介投手を初めて見た人はプロ野球選手だと気づく人はいないのではないかと思うほどです。

ボディービルダーの大会に出場すれば、すぐに通用するのではと思うほど、投手として大切だと言われる下半身だけでなく、上半身の筋肉を鎧のようにつけています。

気になるトレーニング方法は詳しく明かされていませんが、中学時代からお尻の筋肉を意識してトレーニングしていたこと、プロ入り後のオフにはドミニカやアメリカに渡り、最新の機器を使ったトレーニングをしていることが明かされています。

高校時代からひと味違った小笠原慎之介投手の下半身

小笠原慎之介投手は、高校時代から筋肉量が他の投手とはひと味違いました。

東海大相模高時代、チームを甲子園優勝に導いた小笠原慎之介投手。

歓喜の瞬間にマウンドに立ち、エースとして仲間と喜び合う姿は記憶に新しいです。

現状に比べればかなり細く、特に上半身は他の高校生投手と変わりません。

しかし、下半身はすでに競輪選手のような太ももが出来上がっており、1軍デビューが早そうな投手だと感じました。

ドラフト会議で外れ1位とはいえ、競合したことも頷けます。

一般的に、球速が魅力だったり変化球が魅力だったりする投手でも、プロ1年目から1軍で活躍することは難しいです。

18歳とまだまだ体ができる途中の年齢ということもあり、体作りから取り組む投手が大半です。

小笠原慎之介投手の場合、当時の大学生ドラフト候補選手より下半身の筋肉がついており、立派な体つきだけを考えればすぐに1軍で通用するレベルに到達していました。

実際、プロ1年目から15試合に登板し、2勝を記録する活躍をみせました。



筋肉増加が新たなトレンドに?

小笠原慎之介投手の筋肉が凄いとファンの間で話題になり始めたと同時に、成績が伸びていきました。

投球の引き出しが増えたことや変化球の精度向上によって成績がアップしましたが、筋肉の増加もその要因と1つといえます。

打線の援護の兼ね合いもあり、特に2023年シーズンは勝ち星が思うように伸びませんでしたが、2022年には自身初となる2ケタ勝利を達成し、先発ローテーションの軸として活躍しています。

なにより、2021年シーズンから3年連続規定投球回に到達していることが、継続して活躍している証明となります。

ユニフォームがはちきれそうなほどパンパンな筋肉を生かし、丸太のような腕から放たれる直球は、リーグでもトップクラスです。

大谷翔平選手の姿をみても分かるように、投手が活躍する新たなトレンドとして、筋肉の増加が挙がる時代が来る予感がします。




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小笠原慎之介投手の筋肉の鍛え方【まとめ】

今回は、小笠原慎之介投手の筋肉量の変化について探りました。

筋肉が増えたと感じた2021年シーズンに飛躍を遂げ、技術的な要因もありますが3年連続で規定投球回に達する活躍をみせています。

高校時代から他の投手とはひと味違う下半身を持っていましたが、今ではボディービルダーのような体格をしています。

当時の姿からは想像もできないほど筋肉をつけ、プロ野球という厳しい世界で継続して活躍しています。

今後、年齢を重ねるごとに筋肉量は変化するのか。

投球にも関わる大事な部分なだけに、小笠原慎之介投手の筋肉に注目が集まります。