ウエディングドレス蹴りすぎは大丈夫?裾の持ち方や歩き方を解説!

ご結婚、おめでとうございます。

私はウエディングプランナーとして、多くのご新郎ご新婦様のご結婚式のお手伝いをしてきました。


「結婚式に参加した時にウエディングドレスを蹴りすぎているように歩いている友人を見て大丈夫?って思ったんですが、、」「ウエディングドレスの裾の持ち方とか歩き方って教えてもらえるんですか?」とご新婦様からご相談されることがありました。

本日はウエディングドレスの着こなし方についてご紹介致します。



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ウエディングドレスを蹴りすぎる原因は?

ウエディングドレスは裾が長く、普段履かない高いヒールを履いたり、ウエディングドレス自体に重さがあったりすることにより、歩きづらくなります。

その歩きづらさを軽減するために、ドレスの裾を足で蹴りながら歩くと、ドレスの巻き込みを防ぎ、歩きやすくなります。

ただ、「やりすぎる」とドレスを蹴りすぎてしまう原因となります。

結婚式当日、ウエディングドレスを着た状態で、挙式リハーサルというものがあり、歩く練習もあります。

そこで、実際に歩いてみて、歩きづらそうな場合、周りのスタッフさんから「ドレスの裾を蹴るように歩くと歩きやすいよ」とアドバイスをすることも多々あります。

その場である程度歩き方のレクチャーを行うことが多いのですが、実際に挙式、披露宴が始まると、歩く距離も増え、披露宴では、ゲストが入り、歩くスペースも限られるため、もっと歩きづらくなります。

披露宴ではゲスト全員が新郎新婦に注目をしています。

そうなると、ご新婦様はみんなを待たせないようにドレスの裾を必死で蹴って、前に前に進もうとされるのですが、周りから見ると、「ドレスの蹴りすぎじゃない?大丈夫?」と思われてしまうことになってしまう可能性があります。

ウエディングドレスの蹴りすぎをなくすために、一番良い方法は、ウエディングドレスの衣装合わせの時に、しっかりと自分のサイズにあったドレスを選ぶことです。

ただ、ドレスの種類もサイズ感もドレスによって異なるため、ピッタリサイズのドレスを見つけることはなかなか至難の業かと。

衣装合わせの際には、そこまで距離を歩くわけではないため、実際にどれだけ歩きづらいかを確認することは難しいと思います。

ただ、ドレスが重いとその分、歩きづらくなるのは確実なので、少しでも試着の段階で、「ウエディングドレスが重くて、動きづらいな」と思った場合は、気に入ったデザインのドレスがあったとしても、一度歩きやすいウエディングドレスの試着をされることをおすすめします。

どれだけ可愛いデザインのドレスを着ていたとしても、着こなし方が悪く、蹴りすぎながら歩く姿は、とても素敵には見えません。

衣装合わせの際は、結婚式当日のことをイメージされながら、進められると良いと思いますよ。

ウエディングドレスの裾の持ち方

ウエディングドレスを蹴りすぎて歩いてしまうのは、裾が長く歩く度に、足に纏わりつくことが原因です。

それを少しでも軽減するために、歩くときに、おなかあたりのドレスをつまんで、少し持ち上げ歩くと、裾も上がり、歩きやすくなります。

ただ単におなかの部分をつまんで歩くのは不自然のため、その時はブーケを持っている手で、ドレスも一緒に持ち上げると周りからはそんなに違和感なく、過ごすことが出来ます。

ただ、ブーケの大きさも様々です。

ブーケ自体もボリュームがあるものだと、片手で持つにはかなりの重さになるものもあります。そして、プラスしてドレスを持ち上げる必要があります。

「挙式中ブーケが重くて手がプルプルしました」と言われる方もいらっしゃるので、ドレスとブーケの打ち合わせもしっかり行われることもおすすめです。

ウエディングドレスの歩き方

だいたいのウエディングドレスは、パニエというワイヤーを丸くしたものをウエディングドレスの下に履き、ドレスのボリュームを出したり、歩きやすくしたりする役割があります。

パニエを入れることによって足元には空間があるため、パニエのワイヤーの部分を足の甲で少し蹴ると大げさに見えず、スムーズに歩きやすくなると思います。

蹴りすぎているように見える方の大半は、足のつま先でドレスの裾を蹴っている傾向があります。

サッカーボールを軽く蹴るように足の甲で裾を蹴ってみると、キレイに歩けるはずです。ぜひ試してみて下さい。



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ウェディングドレスの蹴りすぎは大丈夫?【まとめ】

ウエディングドレスを蹴りすぎてしまう原因は、そもそも衣装合わせの際にサイズが合っていない場合があるため、ドレスのデザインだけではなく、サイズ感やドレスの重さを考えながら、衣装合わせすることをオススメします。

ドレスの裾の持ち方は、ドレスのおなか部分を、ブーケを持っている手で一緒に持ち上げることで、ウエディングドレスの裾の前の部分が上がり、歩きやすくなります。

歩き方としては、サッカーボールを蹴るように、足の甲でウエディングドレスの裾を軽く蹴るように歩くと、歩きやすくなります。

結婚式当日は緊張をしてしまい、ただ歩くだけでもままならない状態です。

一度ドレスが足元で絡まってしまった場合には、一度止まって、歩きだすとドレスの絡みも取れやすくなるため、落ち着きながら歩いてみて下さいね。