駐車禁止のコーンを飛ばないようにするには?ホームセンターでできる風対策

駐車禁止場所にコーンを置くことは、駐車禁止の意思表示として効果的な役割を果たします。

しかし、風の強い日には、飛ばされてしまうこともあります。


本記事では、コーンの風対策として、ホームセンターで入手可能なアイテムを活用する方法をご紹介します。



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コーンとは

そもそもコーンについて、改めて確認しておきます。

道路や工事現場、敷地などの規制や区分け、駐車禁止規制などを目的として置かれる高さ約70cm前後の円錐形で樹脂製の保安器具です。

比較的に赤が多いようですが、メーカーによって何色かあり、中には縞模様に塗装されていたり、LEDが内蔵されて発光・点滅する物や、折りたたんで平たくコンパクトになるものなど、豊富なバリエーションがあります。

なお、一般的には「コーン」、または「カラーコーン」と呼ばれることもありますが、カラーコーンは登録商標で、正式にはロードコーン(Road cones)と言います。



駐車禁止エリアにコーンを置く効果

駐車禁止エリアは、交通の流れをスムーズにし、事故を防ぐために設けられていますが、コーンを設置することにより、ドライバーに対して視覚的な警告となり、ルールを守ることを促す効果があります。

コーンは軽いので容易に運べて、場所も取らず補完できるので便利なのですが、その反面、コーンが風で飛ばされてしまうことは、まま発生します。

コーンが飛ばされてしまうと、駐車禁止を示すものが無くなるばかりか、コーン自身が道路上の障害物となってしまうことがあるため、交通の混乱や事故のリスクが高まります。

したがって、コーンを飛ばないような対策が必要です。



駐車禁止のコーンが飛ばないようにする対策

ホームセンターでは、コーンを飛ばないようにするための様々なアイテムが販売されています。

以下に、いくつかの対策を紹介します。

※重り:

もっとも一般的な対策です。

コーンベットと呼ばれる重りを設置することで、風による移動、倒れを防ぎます。

ほぼ正方形で、真ん中に穴が開いており、コーンを下から通して、コーンの根元を抑えるようになっています。

付けたままコーンを重ねられますし、重くても2kg程度と手で持ち上がる重さなのでので手軽でいいのですが、それほど重いわけではないので、弱い風であれば、十分に効果を発揮しますが、強風になると飛ばされてしまうかもしれません。

また、水タンクになっているタイプもあり、空の場合は軽く、収納や移動に困りませんし、水を入れることでコーンベットより重くなるものがあるので、より効果は高まります。

余談ですが、コーンを置いてもクルマで跳ね飛ばして駐車する人がいたため、中にコンクリートを詰め込んだという人がいたそうです。

重りとしてはこれ以上ないくらい効果を発揮しますが、動かすことはほぼ不可能になりますね。


※固定具:

コーンを地面に固定するための専用の固定具もホームセンターで見つけることができます。

しっかり固定できるので、コーンが風で動くのを防ぐことはできますが、固定具を地面に設置する必要があり、場合によっては工事が必要になるかもしれません。


※風対策デザインのコーン:

そもそもコーンが風を受けてしまうから飛んでしまうので、受けなくすればいいという発想で、風を逃がすデザインのコーンもあります。

基本的にはコーンそのものに穴をあけ、中に風を通すことで風の影響を受けにくくしています。

全体的に穴が開いているものや、太く風を受けやすい根本から中ほどまでに穴を開けているなど、いろいろあります。

これらは風を効果的に逃がす設計になっており、かなり飛ばされにくくなっています。

これに重りを併用すれば、かなり効果を発揮すると思われます。

また、副次的効果として、中に危険なものを隠されることがないということがあります。

コーンは空洞なため、中に何かを仕込むことができますが、穴が開いていれば中が見えるので、そんなリスクもないというわけです。



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駐車禁止のコーンが飛ばないようにする対策【まとめ】

駐車禁止エリアにおけるコーンの効果は高いものですが、風で飛ばないようにするための対策は、交通安全を保つ上でも欠かせません。

ホームセンターで入手可能なアイテムを活用することで、風の強い日でもコーンを飛ばないようにすることができます。

最近ではおしゃれなデザインのものも出ていますので、必要に応じていろいろ選んでみてはいかがでしょうか。を置いて飛ばないの?~ホームセンターでできる風対策