チョロギとは?名産地やおせちに入ってる意味を徹底解説!

チョロギ、なんとも可愛いらしい名前ですがみなさんチョロギの正体をご存知ですか。

お正月の時期のおせちに入っています。

一際赤い物体があの有名な黒い食材のおせちの一品のそばにちょこっと存在しています。

そうです!
黒豆の近くに赤い色のねじねじした物体がいるのです。


赤い色でピンときた人もいらっしゃるかもしれませんね。

見たことあるけど、名前は知らない!という方も多い気がします。

脇役的な感じでいるので意味なんて特に無いのかなと私は思っていましたが、そんなことはありませんでした。

おせちに入っているのできちんと意味がありました!ごめんなさい!

早速チョロギについて色々深掘りしていきましょう。興味ある方はぜひ、最後まで読んでみてください。


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チョロギの名産地はここでした!

変わった名前だけど、どこで作られているんだと名産地が気になりませんか?

現在のチョロギの名産地は北から南と幅広い地域で栽培されています

九州地方では大分県竹田市や広島県福富町、岡山県、東北地方では岩手県釜石市、福島県東和町です。北海道でも栽培されている地域もあるようですね。

もともとの原産地は中国です。

日本には江戸時代に伝わったと言われています。昔は全国で栽培されていたようですが、洗浄などの管理が大変で栽培地が減っていったようです。

そんな経緯があり現在の名産地に限定されていったようです。


おせちでチョロギに込められた意味は?

おせち料理の黒豆の意味はみなさんご存知、「まめに働く」元気、丈夫、健康などの意味が込められていますが、黒豆とともに入っているチョロギにはどのような意味があるのでしょうか。

チョロギを漢字で書くと、「長老木」「長老喜」などと書きます。

漢字を見て分かるように長寿の意味を込めておせちに入っているのです。二つの意味を合わせるとどうでしょうか。

「まめに働き健康に生活して長生きできるように」という感じでしょうか。黒豆とともに入っている理由がわかりますね。

おせちの中では一際目立つ赤い色をしてますが、白ければ白いほど新鮮とされています。ではなぜ、おせちのチョロギは赤いのでしょうか。



チョロギとは?こんな効能があった!

白いチョロギが新鮮なのにおせちに入っているチョロギはなぜ赤いのでしょうか。それは梅酢や着色料で赤く色付けされたものです。

少しでも長期保存が出来るように梅酢やシソ酢に漬け込んで加工しているのです。

食感はカリっとしています。酢漬けなのでカリカリ梅のような感じですかね。

きっとこの食感にハマる人はハマるのではないでしょうか。箸休めにぴったりな一品ですね。

チョロギはシソ科の植物で私たちが食べている部分は茎の部分になります。

小さくて奇妙な形をしていますがちゃんと食材としての効能もあります。

脳の活性化と腸内環境を整える、胃潰瘍を防ぐことが期待された食材なのです。だからと言って食べ過ぎは禁物ですけどね。


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チョロギとは?名産地やおせちに入ってる意味【まとめ】

チョロギという名前を今回私ははじめて聞きました。

最初の印象として気持ち悪い響きだなというのが本音です。

でも、何度も何度もチョロギを調べていくうちになんだか可愛いらしいなと思うようになりました。

まさか自分の故郷である福島県で作られているとは思いませんでした!

こういう時って、ちょっぴり親近感が湧いてきますよね。

見た目は少し気持ち悪いけど響きは可愛い、このキモカワイイ食べ物を今度私も実際に食べてみたいと思います。

気になったみなさんもぜひ、この機会に食してみてください。

この世の中はまだまだ自分が知らないことだらけです。

知らなかったことが知れるワクワクを忘れず日々勉強していきたいと思います。

チョロギの話題と離れてしまいましたが、そんなことを思わせてくれたチョロギに感謝したいと思います。今年のおせちは黒豆の横に