福岡ソフトバンクホークスの優勝回数は?ホークスの歴史を徹底調査!

12球団でNo.1の強さを誇る福岡ソフトバンクホークス。

(※写真はイメージです)

この記事ではダイエーホークスからソフトバンクホークスまでのパリーグ優勝と日本一になった回数を歴代監督の成績と選手の情報を交えて徹底調査してみました!最後まで読み進めて頂くと、よりソフトバンクホークスについて詳しく知ることができますので、是非最後までお付き合いください。



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ダイエーホークス1989年~2004年で初優勝した監督はあの人!?

1989年から2004年までホークスは親会社がダイエーであったことからチーム名はダイエーホークスでした。のちに完成を迎える常勝軍団の礎はダイエー時代につくられました。ダイエーホークスの初年度の成績はリーグ最下位の6位。その後もしばらくの間は3位以上の成績を残せない状態でした。

ダイエーホークスの転機

万年Bクラスが続いていたホークスに転機が訪れたのは1995年に現会長である王貞治氏が監督に就任したことでした。ホークスの前は巨人を指揮していた王監督でしたが、巨人の監督を辞めた時期に当時ホークスの指揮をとっていた根本監督から熱烈なオファーがあり、王ホークスは誕生しました。

それでも優勝までの道のりは長く、有名な卵投げつけ事件などありましたが、のちに監督を務める秋山幸二選手、工藤公康選手らベテラン勢と現ホークス2軍監督の小久保裕紀選手、井口資仁選手、城島健司選手ら若手の力が合わさり1999年に悲願のリーグ優勝と日本一を成し遂げます。

万年Bクラスから脱却した王ホークスは初優勝を果たした99年の勢いそのままに翌年の2000年にリーグ2連覇とダイエーホークス初の日本一を果たしました。特に秋山選手、工藤選手、城島選手の活躍は目覚ましく、工藤選手のリーグMVPに秋山選手の日本シリーズMVP、工藤選手と城島選手のバッテリーは最優秀バッテリーに選ばれるなど輝かしい活躍でした。

レジェンド達の活躍

2000年以上の記録づくしのリーグ優勝と日本一になったのが2003年でした。この年のプロ野球を象徴する選手をあげるとするならば、松中信彦選手と現1軍投手コーチの斉藤和巳投手です。平成唯一の三冠王に輝いた松中選手、三年連続で達成した三冠王の初年度が2003年でした。

斉藤選手は沢村賞に最優秀投手賞の他に数々のタイトルを手にしました。ちなみに、いまだに現役を続ける和田投手が新人王を獲得したのがこの2003年です。これだけでもお腹いっぱいなのに城島選手のMVPと眩しすぎるほどの記録を残しています。翌年の2004年に親会社が代わり、チーム名がダイエーからソフトバンクに変更され、今のソフトバンクホークスが誕生しました。

ダイエーホークス時代に歩み始めた最強軍団への道はソフトバンクホークスへとバトンが渡り、さらに速度をあげていくことになります。ダイエーホークス時代の優勝回数を紹介します。
リーグ優勝:3回 日本一:2回 優勝監督:リーグ・日本一ともに王貞治監督

ソフトバンクホークス2005年~現在、4連覇を果たしたのはあの監督!

秋山監督時代

2008年に王監督が会長職に退くと王監督に代わってソフトバンクの指揮をとったのが秋山幸二監督でした。秋山監督は初年度リーグ3位ではありましたが、翌年の2010年にリーグ優勝、2011年にはリーグ優勝と日本一、2014年にもリーグ優勝と日本一に輝いています。

秋山ホークスを支えた選手達

秋山ホークスを支えた選手達の顔ぶれも王監督時代に劣らず豪華な顔ぶれが並んでいます。2001年に入団をして、めきめきと力をつけていき、2010年に最優秀投手賞を獲得した杉内俊哉投手や2009年に新人王を獲得し、のちのエースピッチャーにまで成長する摂津正投手など豊富な投手陣が揃っていました。

打撃のほうでは現在も現役を続ける内川聖一選手がMVPと首位打者を獲得したのが2011年でした。2003年に斉藤和巳投手と松中信彦選手がいたように、杉内俊哉投手や摂津正投手に内川聖一選手がいたことで投打のバランスが噛み合い圧倒的な強さを他球団に見せつけました。

6年間の成績

秋山監督は2009年から2014年までの6年間の指揮ではありましたが、6年間のうちリーグ優勝3回、日本一2回と驚異的な成績を残しました。王監督が作ろうとした最強軍団は、秋山監督の時代で完成したかに思えましたが、のちに迎えるホークス黄金時代は、この時代をも凌ぐ強さでした。

2015年に秋山監督から工藤公康監督にかわり、ソフトバンクホークスは更に優勝回数を増やしていくことになります。秋山監督時代のソフトバンクホークスの優勝回数を紹介します。
リーグ優勝:3回 日本一:2回 優勝監督:秋山幸二監督

工藤公康監督時代

2015年からソフトバンクの指揮をとった工藤監督は初年度からいきなりリーグ優勝と日本一を達成し、2014年の秋山監督の優勝から2連覇を達成します。

工藤ホークスで頭角を現した選手達

日本一の原動力となったのは現在もソフトバンクの象徴であるギータこと柳田悠岐選手でした。2015年にMVPや首位打者と数々のタイトルを獲得しましたが、なんといっても1シーズンに打率3割6分3厘、32盗塁、ホームラン34本のトリプルスリーを達成したのがこの年でした。

柳田選手以外にも打撃のプロ中村晃選手や守備の名手今宮健太選手ら現在も活躍する選手達が頭角を現してきたのもこの年です。打線の凄まじい勢いに加えて投手では摂津投手や和田投手もいるという状況はまさに常勝軍団が完成した年でした。

常勝軍団の完成と4連覇

完成した常勝軍団はさらに勢いを増していき、2017年から2020年まで4年間でパリーグ史上初の快挙となる、リーグ優勝と日本一を4年連続達成しました。快挙を成し遂げられたのは、最強打線とエースピッチャーに成長した千賀滉大選手、甲斐キャノンのあだ名で知られた甲斐拓也選手に加えて54セーブという記録を残したサファテ投手の力もあり、達成できたのでした。

まさに工藤監督はソフトバンクホークスの黄金時代を築きあげたのでした。工藤監督時代のソフトバンクホークスの優勝回数を紹介します。
リーグ優勝:5回 日本一:5回 優勝監督:工藤公康監督



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福岡ソフトバンクホークスの優勝回数は?ホークスの歴史を徹底調査!【まとめ】

王監督、秋山監督、工藤監督の成績を合算したソフトバンクホークスの優勝回数
リーグ優勝:11回 日本一:9回

王監督が就任した95年から工藤監督が退任した21年の16年間のうち11回ものリーグ優勝と9回の日本一という驚異的な優勝回数であることがわかりました。これからソフトバンクホークスをどんな監督と選手達が再び優勝へと導いてくれるのか、優勝回数がどれほど増えるのか、期待が膨らみます。