長岡秀樹選手の筋肉にも注目!中村晃選手との自主トレの様子やその成果は?

2022年に遊撃手としてブレイクしたヤクルトスワローズ長岡秀樹選手。

高津臣吾監督が期待を込めて、辛抱強くレギュラーとして起用し続けた結果、123本の安打を放ち、9本塁打、48打点、打率.241と上々の成績を残しました。

また、守備力も格段に向上し、初のタイトルとなるゴールデングラブ賞を手にしています。

ただ、長岡秀樹選手はまだ高卒入団3年目の21歳。


プロ野球選手としての体作りは道半ばで、まだまだ線の細さも感じます。

2023年キャンプ前には、福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手と自主トレを行い、筋肉強化のためのトレーニングや、技術向上に精を出しました。

映像などを見ると、だいぶ筋肉もついてきたように感じますね。

今回は長岡秀樹選手のトレーニングの様子や、これからの課題について紹介します。



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長岡秀樹選手の筋肉!プロ野球選手として必要な体づくりが求められる

長岡秀樹選手の体格は、ヤクルトスワローズ公式サイトによると174cm、74kgです。

プロ野球選手としては決して大柄な選手ではありません。

プレー中の長岡秀樹選手を見ていると、まだ少し体の線が細く見えることがあります。

そのため、バッティングにおいては、球を遠くへ飛ばすパワー不足や、相手投手の剛速球に押し込まれ詰まらせる打球も多く見られます。

長岡秀樹選手自身も「食が細い」と自覚をしているようです。

プロ野球選手としての技術の向上はもちろんですが、同時に体づくりのための食事改善や筋肉の増強によるパワーの向上も、長岡秀樹選手の大きな課題となります。



ホークス中村晃選手との自主トレでの徹底した食事改善が体重増加につながる

シーズンオフ、長岡秀樹選手は福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手らとともに福岡で自主トレを行いました。

その自主トレでは、栄養士の下で徹底した食事指導も受けました。

植物性たんぱく質摂取のための1日4パックの納豆と、補食も含めた1日5食をノルマとし、体重増加に努めた結果、体重は当時2kgほど増えたとのことです。

もともと「食べることはあまり好きではない」と言っていた長岡秀樹選手ですが、「食べることもトレーニング」と自覚し、その成果が表れています。

食べるということは、体重を増やすことだけではなく、体力の増加にもつながります。

初めてフルシーズン試合に出場した2022年は、途中「バテたところもあった」と言っています。

年間通して数字を残すために、シーズンを戦い抜く体力も必要となります。

中村晃選手らとともに行った自主トレは長岡秀樹選手にとっては得るものが多かったことでしょう。



髙津監督からも「空に向かって打て」のアドバイスでスイングの精度アップに


守備に関しては定評のある長岡秀樹選手ですが、バッティングに関してはまだまだ成長途中です。

長岡秀樹選手のバッティングを見ると、細身の体でありながらも思い切りの良いスイングを心がけているように見えます。

これには、高津臣吾監督の「空に向かって打て」というアドバイスがあったようです。

小さくまとまらないこと、中途半端なバッティングにならないことを意識し、スイングの精度を高めることが、長岡秀樹選手のバッティングの課題となります。

試合に多く出場し、多くの打席に立って一流投手の球を打つことで経験を積み重ね、徐々にバッティング技術も向上してきました。

さらに筋肉を増強しパワーをつけていくと、今後ホームランの数も増えていくことでしょう。

その伸び代に期待が高まります。



正しいトレーニングによる筋肉つくりが大切。宮本慎也さんも期待する選手に


ヤクルトスワローズの遊撃手と言えば、守備の名手であったOBの宮本慎也さんですね。

その宮本慎也さんは、遊撃手の後継者である長岡秀樹選手について、

「大きな怪我もなく、体が大きくなっている。これは良い選手になる大事な要素」

と評しています。

また、

「正しいトレーニングをして良い筋肉をつけていけば、スピードが落ちることなくパワーも増す。そういう意味で、これから楽しみな選手。」

とコメントしています。

シーズンオフの福岡ソフトバンクホークスの中村晃選手らとの自主トレは、理になかったものとなっているようですね。



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長岡秀樹選手の筋肉【まとめ】

長岡秀樹選手は、2023年シーズンから背番号を福岡ソフトバンクホークス中村晃選手と同じ7番に変更しています。

チームの期待の表れとともに、本人にとっても自主トレをともに行う憧れの中村晃選手と同じ背番号を背負うことにその意欲の強さがうかがえます。

レギュラーとなってから2年目の2023年、さすがに他チームに覚えられたこともあり、成績は2022年よりも下降気味です。

それでも、5月5日の横浜DeNAベイスターズ戦では起死回生のサヨナラ本塁打を放つなど、その意外性のあるバッティングはとても魅力的です。

さらに体力を向上し、筋肉をつけることで、より安定した成績を残すことができるでしょう。

若干21歳の若武者は、将来の新しいヤクルトスワローズを背負って立つ期待にあふれています。

これからの長岡秀樹選手のさらなる成長を楽しみにしていきましょう。